介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

16日の出来事-その2(再度の呼び出し)

2012-10-25 07:59:26 | 日記
思い込みによる状況説明を一通り終わらせ、早目の夕食と入浴を済ませて寛いでいると・・・

午後8時35分~
 電話が鳴るので出てみると、父が入院している病院の事務局(?)。
 「日中に病院に来られたご家族の方ですか?」と聞いてきたので、『はい、そうです。』と返答すると、「病棟に替わります。暫らくそのままお待ちください」とのアナウンス。この時点では、『もしや危篤?』と言う気持ちが9割で、『逝ってしまった?』が1割だったと思います。
 さほど待たされず病棟につながると、電話口から聞こえたのは「ただいまお父様の呼吸が止まった状態です」との事務的な通知。こちらも『はい、判りました。これから向かいます』と事務的に受け答えして電話を切る。
 振り返って、居間で足の傷口に薬を塗っている母に『お父さん、死んだよ。息していないって』と告げると、母も覚悟が出来ていたのか取り乱すことが無かった。
 二人で服を着替え、私は近所に住む従兄宅へ一応報告へ。その間、家に残っていた母は自分の妹へ電話を入れて、父が死亡した事と数日の内に葬儀を行うのである程度都合をつけて欲しい旨を他の親戚へ通知してくれる様に依頼。
 従兄宅を訪ねると、夕方に父の様子を話した嫁さんの方が出てきたくれたので、父が死んだことを告げる。当然ビックリした嫁は「お父さん、大変だから直ぐこっちに来て」と旦那(従兄)を呼び出す。改めて病院から電話が入ったことを伝えると、従兄は薬(腰痛持ちなので)を飲んでしまって車を運転できないので、嫁さんの運転で4人で病院へ行く事に。

午後8時50分頃
 従兄が出かける支度が整ったと言って来たので、病院へ向かうことに。
 車が走り出して1~2分後に、母が「葬儀社だけど・・・以前、そちらが使った***に頼もうと思うの」と従兄に話しかけたら、従兄の方が「今は運転に集中させたいから、その話は後でもいいでしょう」と言って、話を打ち切らせる。
 病院の名前と住所を言っていなかったのではないかと思い、私が告げたら、何故だか既に知っていた[今になって考えてみたら・・・知っていたから何も言う前から車を走らせていたんですね]。
 車の中の空気が重たいので、私が『これで、昼間のように、私達が着いたら息を吹き返し居たら、それはそれでお笑いなんだけどね』と言ってみたけれど、誰も反応なし。

多分、午後9時15分頃~
 病院入り口に到着し、私と母が先に病院の中へ入る。
 車を置きに行った従兄と嫁さんが戻ってきたので、私が「夜間出入口」から入るように指差したのに、二人して通常の出入り口を無理やり開けようとしている。私の指差している方に出入り口があることに気付きやっと合流。
 エレベーターでD病棟へ上がりナースセンターに声を掛けると、当直の看護師が病室へ案内してくれた。
 父は両目と口がかすかに開いていたので、まどろんでいるかのようだった。苦しんだ様子は無かった感じがした。従兄の嫁だけが泣き崩れてしまう。
 病院でのやり取りはとても事務的。
 当直医が看護師に連れて来られて、死亡時間の告知。
 看護師から「ご遺体に着替えさせる服は?」と聞かれたので、持ってきていない旨を言うと、病院の寝巻きを貸してくれた。
 遺体の引取業者を聞いてきたので、従兄が「この病院で契約している***と言う葬儀社に頼みたいから、病院から連絡を取って欲しい」と要求すると、看護師は一旦ナースセンターへ戻って調べてくれたが、「該当する葬儀社は無い」と言って葬儀社のパンフを綴っているファイルを見せてくれる。確かに、そのファイルの中には従兄が言った「***」と言う葬儀社のパンフは無く、「***ニ-センター」と言う葬儀社があるだけなので・・・院内では携帯電話がつかえないから・・・前回、病院で確認した携帯電話利用可能とされている1階へ降りて公衆電話エリアへ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿