介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

火に油ですか?

2013-08-04 18:52:31 | 日記
ニュ―スによると、消火訓練の準備中に炎が弱い入れ物に油を継ぎ足し、消防団員と子供が重体とのこと。
事故は痛ましい事ですし、火傷した方々の回復を願う次第です。

ところで、詳細はわからない状態ですので決め付けるのは早急ですが、炎が弱い状態であろうと、燃焼している物に油を継ぎ足しする事は、消防に携わる者や危険物の資格者であれば行ってはいけないと言う事は基本知識です。

私も一時期消防団に属しておりましたが、入団すると直ぐに団長から「消防署の講習を受けに入ってくれませんか」と電話が入り、よくよく聞いてみると『乙種 防火管理者』。当時は今以上に日中の休みが取り難い状況だったのと、既に『甲種』の講習を同一管内の消防署本部で受講していたのでうやむやになってしまいましたが・・・他の地域でも防火管理者の講習を版強制しているのであれば、消防団員にとって「火に油を注いではダメ」は基礎中の基礎。
多分、使っていた「油」とはガソリンでは無いと思いますが、ガソリンだったら下手すると爆発(「エアゾロ爆弾」の原理)しますよ!


[追記 2013/8/5 8:25]
今朝、スマホでその後のニュースを追ったところ、消防団員が「低温なので火が消えている」というミスを犯した可能性があるとの事。
それが事実だとすると・・・
油は危険物第4類「可燃性液体」に属し、その中の第2石油類[灯油、軽油]は引火点が21℃以上(70度未満)、第1石油類[ガソリン]に至っては21℃未満(ガソリンの引火点はマイナス40℃)。このくそ暑い時期の外気温が既に引火点なのだから、手をかざしたり、容器に触れた程度ではダメです。
一番安全なのは、その容器に対して泡消火器で消火行為を行い、且つ、その容器は使用しない事です。

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