嫌われ松子の一生

2006年06月10日 00時58分01秒 | その他
 ホント何年かに一度ぐらい「感動した~。」一本でしたよ~。
(たぶんに、己が病んでいるから、かもしれないが。)

 ①まず、ギトギトなCG演出。
しつこい、という意見もあるようだけど、あれはゼッタイに必要!!
あの仕掛けがないと、「松子は泣きっ面に蜂でかわいそうなのよ。」
で終わってしまう。
あのギトギトCDで松子の心象を描くことで
松子に対する悲惨感が(オイラは)ほとんど皆無になり、
喜劇の中でのメッセージとして、素直に受け止められた。
(よって感動するのだ!)

 ②映画のオマージュ(?)
 この映画って、原作物なんだけど、
「ダンサーインザダーク」と「フォレストガンプ」の手法を使って、
しかもテーマは同じだけど、
別なメッセージをこめているところが面白かった。

 「ダンサーインザダーク」は、
DVでの(意図的に)不味い撮り方をして現実を映し出し、
セルマ(ビョーク)の妄想に入ると、
ミュージカルになるは、人間は人工的な動きになるは、画面が明るくなるはで、
明るい場面を作り出していた。
「松子」の場合、現実世界は、ま、ただの暗い絵なんだけど、
妄想に入ると、蝶は飛ぶは、歯は光るは、月になるは、
ギトギトCGのオンパレード。
 そんでもって、ホンちゃんの役者さんが凹むほど、
主人公が不幸であり、演技指導がキツイところも同じ。

 でも、「ダンサー」は「意味のある死」を肯定しているのに対し、
「松子」は「無意味でも生」というメッセージがあり、
この2つのアンビバレンスな回答の2つに心動かされる、
わからんちんな私なのでした・・・。

 ③「フォレストガンプ」
 この映画は、フォレストガンプの手法にも手を出している。
過去の映像を組合わせることで、時の流れを表現する。
「フォレストガンプ」だと、「なるようになるさ。」という話で、
トントン拍子で幸せになっていくのだけど、
「松子」は其の逆。
「うまくいかんモノは、うまくイカン。」
でも、「生きることが大切なんだよ。」う~ん、なるほど~。

 とにかく、「生きることだけでも、十分幸せ」
でも、「家族や愛に恵まれて生きることは、もっと幸せ。」という、
メッセージが、ストレートにビンビン伝わってきた映画。

 ちょっと、家族関連にトラウマのある僕にとっては、
勇気付けられていると同時に、氷の刃を持たされた気分でもあり、
映画館では、涙を湛えて拝見していました。。。

長い映画だけど、特に疲れている人にぜひ見てほしい1本です!!

村上ファンドと日枝会長

2006年06月06日 07時42分36秒 | 真面目風
 フジテレビの日枝会長が、
「資本主義は、ルールを守ってうんぬん。」という発言をして、
株式至上主義であったホリエ氏、村上氏にたいして、
勝利宣言的な発言をしていた。

 個人的に思うに、

①小泉政権が終わりに近づき、
 与謝野金融庁大臣らの自由競争主義の修正という動きがなければ
 今頃、そのような発言ができたのだろうか?
 ホリエ氏と村上氏は、シンボルとして、見せしめとして、
 逮捕されたのではないか?
 (ほこりを探せば、誰だって出てくるし。)

②結局のところ、世界では、
 1980年代より、M&Aなどが活発に行われており、
 また、90年代では、ヘッジファンドの動きが活発になっていた。
 市場主義・自由主義という世界の流れは、
 すでにあったにもかかわらず、
 両氏に、株主構成の甘さを突かれたということは、
 会社防衛に問題があったという点は認めるべきであり、
 フジテレビだけでなく、株式会社全体に危機意識を持たせた
 という点に関しては、彼らを評価すべきではないか?
 (東京スタイルの事例などは、経営陣に対する対抗策として、
  リーディングケースであったと評価すべきである。)

③フジテレビ自体、現状違法性がないと言い切れるのか?
 元フジテレビ株主(大爆笑、今までで一番損した株!)としては、
 あなた方はルールを守っているとなっているが、
 消費者金融に関して広告を条件を緩和した。
 アイフルのような事件を起こした場合も、
 消費者金融が悪くて、媒体者には責任がないと言う立場のようだが、
 果たして、そのように言い切れるのか?
 消費者金融からの広告収入が大きな割合を占める現状は、 
 変革させる必要があるのではないか?

と、愚痴をこぼしてみたくなった。
 

 株に関する意識の変化

2006年06月03日 10時24分59秒 | 日記風
 今週は、いやに株でもうけさせていただきました。
いやはや、珍しいこともあるもので。

 でも、最近、殊に儲けようという気分が薄くなっている。
今まで、「儲けよう」⇒「株の購入に焦燥感」⇒「高値で購入」
となっていたため、あまり株式市場が好調でも、
あんまり儲かっていなかった。
 でも、フジテレビで大損かましたあたりから、
「株買っても、そんなに儲かんないし。」
⇒「だめもとで安値注文」⇒「意外に買えちゃう。」
⇒「売るときもあんまり高くなくても満足。」
⇒「株を持つリスクをヘッジ(?)」

ということで、株が下がった局面でも、
結構いい感じで儲かっている。
ま、株で儲かった金は、あぶく銭としか思っていないので、
大切に浪費する予定です・・・。

村上ファンドのこと

2006年06月03日 10時17分11秒 | 日記風
 最近、ぼーっとしているのだが・・・。

しかしながら、村上さんが大変な事になった。
(株が上がったのは、すでに見込済で、
 不安定要素がひとつ消えたということか?)

よく分からんのが、
ホリエ氏が株を大量に持つことを知っていたから、
買ったことが、何で、インサイダーなの?
バカなのか?よく分からん?

 ホリエって人は、ニッポン放送に関して言えば、外の人なんだよね。
何で、外の人の行動を知っていたら、犯罪行為になるのかね?

 投資家としては、情報を仕入れる⇒売り買いを行うという行動は当然であり、
ただし、内部情報を知りえるもの、
若しくは、そのものから情報を仕入れたものについては、
確実に株価が分かるし、その会社の実務に多大な影響を与えるから、
規制対象になっているということじゃないのかな~。

 ま、村上氏の投資行動のすべてに違法性がないかといわれると、
あまりそうとも思わないけど、殊にこの件についての違法性について、
疑問を感じてしまう。

(検察の時代の流れを変えようという動きもよく分からんし。)

最近のお気に入りサイト

2006年06月01日 23時19分24秒 | 日記風
シカゴ 日経先物

英語は、分かりません。だから、あんまり、意味分かってません。

 でも、シカゴの先物市場に引っ張られる形で、
東京のマーケットが動いているようなので、
最近シカゴ日経先物は、毎日チェックすることにしています。

おかげさまで、この日経平均16,000円切りの状況においてでも、
オイラの株式運用益は今までで最高のパフォーマンスです。

酔っ払いの戯言が。

2006年06月01日 23時09分43秒 | 日記風
 ラジオになりました!

 前の月曜日、会社の飲み会後に、
お友達と朝まで飲んだのですが、
その模様が、ICレコーダーで記録&ウェブ放送となってました(笑)。

 その友人とあったときは、オイラはかなりほろ酔い気分だったのですが、
そやつが、ICレコーダーを手に取り、
「ウエブで流す。」といっていた記憶があるような、、、ある!あ~~。

なにしゃっべていたか、ほぼ記憶がない。
調子こいて、変なことをべらべらしゃべっていたら、
まずいことになりそうだな~。

ま、面白ければそれでいいのだが。

ダイちゃん、不評でも、また誘ってね。