買って残念だったもの 2009

今年残念だったものです。
　
・クリュイタンス・パリ音楽院管64年来日 ラヴェル管弦楽曲集
　　
　　なんとステレオテープが発見されたのですが、なぜかそちらをマスタリングせずに、
　　元々のモノラルバージョンをリマスターしています。
　　そのリマスターも、楽器の輪郭がはっきりしてはいるのですが、
　　エキスパンダーかエキサイターをかけたような音で、空気感が全く殺されてしまっています。
　　このリマスターを手掛けた人は、同公演での幻想交響曲のリマスター盤を聴かなかったのでしょうか？
　　音楽心のない人がリマスターをするとこんな風になるという残念な見本になってしまいました。
　
・HANGRY & ANGRY 「Sadistic Dance」

　　
　　鉄は熱いうちに打って欲しかったです。
　　一年も寝かせたのではインパクトが全くありません。
　　一年前に怒濤の展開をみせるべきでした。
　　あと、おまけの「ザ・ピース」はやらない方がよかったです。
　　着地点は結局オタ商売かよ、と残念な気持ちになりました。
　
以上2点です。　
来年はこのようなものに当らないことを祈ります。
　
　
今年の更新はここまでです。
良いお年をお迎え下さい。