猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

DV-800AVの改造 3

2008年10月31日 23時25分30秒 | オーディオ
貧乏なのでオーディオ基板専用電源の新設はまだ先になります。
そのかわり2ch出力直前の抵抗を交換しました。
音声が直接通る抵抗なので、この部品のクオリティはストレートに音に反映されます。



この図の220Ωです。
ついでに負荷抵抗22kΩも交換します。



オリジナルはチップ抵抗です。

これまでで一番苦労した改造でした。
部品点数は少ないですが交換する部品は100倍くらいの大きさなので、部品の置き場所を決めたり細かい曲げたり切ったりが必要だったりと
頭や手先を細かく使ったからです。


汚く見えますが、まあまあうまくできたと思います。
220ΩはDaleのRS2B、22kΩはRN60です。
どちらも外皮に導電性がないので特に下に絶縁物は敷いていません。

トラブル発生です。
オーディオ基板を取付けたところ若干浮いてしまいます。


この底板を留めるネジがRS2Bに少しだけ当っているようです。
ぎりぎり当らない気がしたのですが当っちゃいました。
やり直すのは嫌なので、このネジはなかったことにしました。

それにしても筐体の下に更に底板を取付けるなど、変にコストが掛かっています。
パイオニアの中ではどういう位置付けの機種なのでしょうか?

さて交換後の音ですが、
交換直後は、情報量は多いのですが音像が全て大きく、交換前までは目の前にいた演奏者がモヤの向こうに行ってしまいました。
情報量の整理ができておらず野放図に音が出ている感じです。
ただ、これまで気付かなかった音に気付かされたり、オケが混濁していたCDを濁らずに再生したりと、実力はかなり高い抵抗だと思います。

CDをずっとかけっぱなしにしてエージングを進めると、3時間後あたりからようやく音像がまとまってきました。
このまま音像が絞られていくことを願うばかりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DV-800AVのオートパワーオフ機能

2008年10月26日 14時47分57秒 | オーディオ
30分間操作がないと勝手に電源を切ってくれるオートパワーオフ機能ですが、おかげで改造後のエージングがなかなか進みません。
何日も電源を入れっぱなしにしておくことができないからです。

なぜ設定画面でオートパワーオフのON/OFFを選べないのか不思議でしょうがないのですが、どうやらこれはパイオニアの伝統のようです。

DVDを入れてメニュー画面にしておけば、電源が切れることもなく音声も出るのでエージングも早く進むのでしょうが、
ドライブへの負担が怖くてできません。

オーディオ基板専用の電源部の新設を計画しているので、それを少し急ぐことにします。
筐体内にスペースを確保できるか微妙なんですけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫戦車

2008年10月25日 00時02分38秒 | 
どこまでも進みます。 あてもなく。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶望猫

2008年10月24日 01時11分54秒 | 
どこにもいないと思ったら、ロフトの絶望箱の中にいました。


(写真撮影のため開封しました)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DV-800AVの改造 2

2008年10月24日 00時52分43秒 | オーディオ
-前回までのあらすじ-
オーディオ基板の改造(パーツ交換)を思い立つが先立つものがないため、とりあえず手持ちの部品で2チャンネル部分のみを改造することに。
オペアンプ3個全てを虎の子のAD8620に、デカップリングのコンデンサをこれまた虎の子のMuse-KZに交換したが、
肝心の出力のカップリングコンデンサは同容量の手持ちがなく交換せず。
また、中途半端な容量のデカップリングのコンデンサも不気味だったため交換せず。
これだけでも音は全く別物に変わったが一番肝心のものを交換していないため、
むずがゆい気分。


というわけで、手持ちの部品でカップリングコンデンサを間に合わせられないかやってみました。
現在付いているのはエルナーの両極性電解47uF/50Vです。
フィルムコンに置き換えたいけどこんな大容量のものは手持ちが無いし、もし持ってたとしても筐体に収まらない大きさです。
手元にある、容量が大き目の小型のフィルムコンは4.7uF、1uF、0.82uFですが、4.7uF及び1uFは小型とは言っても既に十分大きく、
まず普通には取付きません。
なのでまずはダメ元で0.82uFを付けてみました。
ついでに前回交換しなかった120uFのデカップリングも交換しました。


今回交換した部品です。計3個。


0.82uFはEROの1826(63V)です。220uFはKZです。

ダメ元と書いたのは、出力のカップリングコンデンサをあまり小さくすると、次に繋ぐ機器のインピーダンスによっては
低音が全く出なくなってしまうからです。
特に元々の47uFを0.82uFに置き換える(約1/50)のですから、その可能性は非常に高いです。
そこで、このプレーヤを繋ぐプリアンプの出力にオシロを繋ぎ、20~20kHzのスイープ信号が入ったCDをこのプレーヤで再生し、
どの周波数から低音が落ち始めるか確認することにしました。
仮に200Hzから落ち始めるとすると、0.82uFを4個パラにすればそれを50Hzまで下げられるので、
あと1つ2つパラれば低音の出ないうちのスピーカー(Axiom80)では十分です。

そして確認した結果は、

なんと、20~20kHzの範囲では出力レベルは全く一定でした。
ということは0.82uFでもOKということです。
ひどい結果を予想していたので拍子抜けです。
なのでとりあえずこのまま使ってみることにします。

このカップリングコンデンサと出力端子の間は次のようになっています。


音声信号はカップリングコンデンサのあと、2つの抵抗を通り出力されます。
負荷抵抗を22KΩで計算すると、カットオフ周波数は8.8Hzです。
0.82uFというのは下限より少し高めの、いい感じの値だったようです。
うちのスピーカーにはあまり関係ありませんが。



これらの抵抗は基板の裏にあります。チップ抵抗です。


とりあえずコンデンサ交換は終わりました。

もはや右側のサラウンド部分の改造をする気は失せています。収まりそうにないし。サラウンド環境ないし。


今回外されたかわいそうな部品達です。


さて、音質ですが、
びっくりです。
これまでも良い音でしたが、次元が変わりました。
目の前の音楽に、人の気配があります。
録音の良いソースでは、開けた口の形と大きさ、運指、ボウイングの様が目に見えるようです。
ロックアンサンブルでは、レコーディングブースで演奏されている音をモニタールームで聴いているようです。
極端な録音のボーカルでは、本当に目の前で歌っているようで、妻は気味が悪いと言いました。

まだ電源等やれることは残っているのにこの音ですから、やはり飛び抜けて素性が良いのでしょう。
本当に29,800円でいいの?ちょこっといじって140万円くらい付けたら?と思ってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする