猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

キムタクが顔面蹴撃事件の長州と被る

2016年01月20日 21時54分02秒 | その他
今回のSMAP公開ジャニーさんへの謝罪事件を観て何かデジャヴだと思ったら、長州力顔面蹴撃事件でした。

猪木坂口ら老害レスラーに引導を渡すべくそれまでの遺恨をひとまず置いてニューリーダー世代で結束し世代闘争を仕掛けたら武藤(年寄りの中で一番若い。前田よりも若い)をボコボコにしたくらいしか成果をあげていないのに長州が勝手に終息宣言をしてそれに怒った前田日明がタッグマッチのカットプレーで長州の顔面を蹴ったら間抜けな長州が上手く受けられずに思いっきり目を腫らし(でも藤田にやられた澤田のように後遺症が残るレベルでは全くない)それを見た猪木坂口がこれ幸いとプロレス道にもとる行為だとただのカットプレーを事件としてはやし立てプロレスマスコミまで使って前田の人格をこれでもかと貶めた揚げ句無期限出場停止処分にしたあの事件です。

世代闘争を勝手に終息宣言した時点で権力者側(WWEみたい!)に抱き込まれていたのでしょうが、このときの長州は唯一前田を救える立場だったのにも関わらず「お前は何も言うな」の猪木の言葉に従いだんまりを通しました。
その後、長州は新日の中で現場監督のポジションに収まります。
勝手に団体を出て行って勝手に帰って来た契約破りの前科者を管理職に取り立てる異常な人事は、このときのご褒美だったのでしょう。

今回のキムタクはこのときの長州と丸被りで、家庭の事情とか色々あるのでしょうがちょっとアレです。
ダサいです。
のこのこ戻ってきた4人もダサいけど一番ダサいのはキムタクです。
ダサいってもう死語なのでしょうか。
でもそんなダサい言葉が本当にしっくり来るダサさです。

前田はこの長州力顔面蹴撃事件の後、新日を辞め第二次UWFを立ち上げこれが一大ブームになります。
残念ながら他の4人は今のところ前田と被りません。
第二次UWFがブームになった背景には猪木と新日の所業を見抜いていたファンの前田への同情心と、今度こそプロレスを変えてくれるかもしれないという期待感の大きさがありました。
そしてあれだけ前田を貶めたマスコミは手のひらを返し第二次UWFを持ち上げました。
プロレスのような怪しい興業と○ャニーズはヤ○ザの影がちらちらするという共通点はあれどビジネスの基盤の盤石さを考えると一緒にしてはいけないのでしょうが、他の4人には今回の公開謝罪ショーが実は前振りだったという大逆転劇を見せて欲しいです。
できればキムタクの裏切りも、味方だと思わせて敵で、でも本当は味方だったというパターンだったら嬉しいです。
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年末年始音が良かったです

2016年01月05日 20時06分09秒 | オーディオ
あけましておめでとうございます。

例年どおり、この年末年始も音が良かったです。

N響の第九は前年のクソみたいな演奏とはうってかわって非常に素晴らしい演奏でした。
2楽章3楽章の時間は裏の格闘技を観る予定でしたが、演奏に引き込まれてしまいチャンネルを変えることができませんでした。
録音も素晴らしく、各楽器がピンポイントで定位して表現が良く伝わってきました。
格闘技を録画していたせいでこちらを録画できなかったのが悔やまれます。
再放送するでしょうか。

そしてその後の東急ジルベスターコンサートも良い音でした。
細かい表現が良く分かり、奏者の力量がはっきりと分かりました。
シルヴィ・ギエムのラストステージに食われてしまいましたが、特に歌手の方々が素晴らしかったです。

音が良くて何かCDを聴きたいと思っていたところに、東急ジルベスターコンサートの新年1曲目ペールギュント「朝の気分」を聴いた妻がもっと朝っぽい曲があると言ってきたのでその曲「ダフニスとクロエ第2組曲」を聴きました。
確かに妻の言うとおりこっちの方がより朝っぽいです。
「朝の気分」は分かりやすいですがアマチュア、「ダフニスとクロエ」はプロの朝といった感じです。
プロの朝って何だ。
それにしても凄い音です。
この音を年に10日も楽しむことができないと思うと泣けてきました。
一年中正月だったらいいのに。
このCDはマゼール指揮ウィーンフィルのもので、このCDには「ボレロ」も入っています。
ギエムも踊ったし、勢いでうっかり聴いてしまいました。
これが物凄い地雷です。
終盤、電池が切れたかのように突然テンポが遅くなり、聴いていてどうしていいのか分からなくなります。
前後不覚にさせる気持ち悪さです。
ギエムの感動が台無しです。
マゼールは時々こういう思いきった解釈をすることがあるみたいですが、この演奏に関しては何をどう解釈したらこの演奏になるのかさっぱり分かりません。
妻と相談して、速く演奏し過ぎてカウントダウンに時間が余ってしまったのだということにしました。

話を音楽番組に戻すと、
紅白は今年は割と音が良かったです。
ようやく音楽番組としての自覚が出てきたようです。
ウィーンフィルニューイヤーコンサートもこの休みに聴きたかったですが今年は放送が1/11と遅く残念でした。


先日交換したパワーアンプの電源ケーブルですが、エージングも期待どおり進み、このとおり演奏の表現を良く描き出せるようになっています。
凄い堅さですが取り回すことができればフジクラCV-S5.5は良いケーブルだと思います。
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