フリースタイル社員の部屋

フリースタイルのスタッフがリレー形式で綴るブログ。投稿をお楽しみに!

貴い酒

2023年05月28日 | 

こんにちは!社員Tです!

前回に引き続き、今回もお酒でーす!

※本日は素面でお届けです。

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さてタイトルの貴いお酒。

私の好きなお酒には、貴醸酒、と呼ばれるお酒があります。

貴醸酒とは、仕込みをする際に、水以外にお酒を使って醸す日本酒です。

100%日本酒でも作れるようですが、まあ無いんじゃないかな…。

詳細はWikipediaでも読んでください。

で、その貴醸酒が好きなんですね(大事なことなので2回書きました)。

特に好きなのがこれ。

栃木渡邉酒造さんの旭興。

あ、ちなみに貴醸酒じゃない旭興もあります。

個人的な話ですが、かなり以前に買った旭興(否貴醸酒)を開けて飲んだら素敵なひね方をして、燗も冷もめちゃうまなお酒になったことがあります。

その位地力が強いお酒。

そこで作られている貴醸酒がこの【】と【】です。

 

まずは【】。

にごりの好きな私はこのうすにごりが好きで。

比較的手に入れやすい、貴醸酒の中では一番好きです。

次に【】。

見難いですが、こちら十五回仕込み、一昨年のお酒です。

最後も【】。

こちらも見難いですが、十六回仕込み、去年のお酒です。

当然これらはどういった配合で醸されているかはわかりませんが、簡単に言うと、

 百:日本酒で醸した貴醸酒

 千:千で醸した貴醸酒

という感じになっている(筈の)ようで。

当然千で醸したら毎年濃くなっていく。

だって、日本酒で醸した日本酒で醸したにh(中略)日本酒だもの!

さあ、目を凝らして!

左から、百、千(十五)、千(十六)です。

色が濃くなっていくでしょう!

面白いもので、味もどんどん濃くなります。

ただここで注意。

貴醸酒って糖度が高い。

あんまーいの。

世に言う甘口の日本酒じゃなくて、純粋な意味で甘い。

何だろう、デザートワインのイメージに近いのかな。

そういう日本酒も好きな人、もしくは女性に好まれる味なのかもなあ。

日本酒としての完成度も高い(と私は思う)お酒なので、私は大好きです。

気になった方、1度お試しください。

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ちなみに千は年に1度位、限定販売となっているようなので、探してもそうそう出てきません。

お試し、は百からどうぞ。

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おまけ。

甘いこのお酒は好きですが、世に言う甘口の日本酒は苦手です。

東日本のお酒は苦手なの多いなー。

特に新潟で当たりに出会ったことが無いので、おいしいお酒をご存知の方は教えて頂きたいものです。

ちなみに最近の当たりは広島の【竹鶴】、鳥取の【鬼太郎純吟】あたりですね。

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さて、皆様も良い日本酒(に限らずおいしいお酒)ライフを!


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いも

2023年01月28日 | 
こんにちは!ほろ酔い社員Tです。
ほろ酔い、勿論今回のブログに関係があるんですよ。

さて、今回のネタ。
『芋酒』
です。

*****
芋酒というのは……。
皮をむいた山の芋を小さく切って笊に入れ、これを熱湯にひたしておき、しばらくして引きあげ、摺り鉢へとってたんねんに摺り、ここへ酒を入れる。
つまり、ねり酒のようにしたものを、もちいいるときに燗をして出す。
池波正太郎著「鬼平犯科帳5」『兇賊』から
*****

これがね。
これがね。
先日BSでやってたんですよ。
鬼平犯科帳をこよやく愛する自分は、呑んでみたい、となったわけで。
さあ頑張ろー!

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フレーズ1.皮をむいた山の芋を小さく切って笊に入れ、これを熱湯にひたしておき
これを↓↓↓(山の芋 仙台三越\432)


こうして↓↓↓


こう!↓↓↓


実はこの時点で嫌な予感①が発生しています。

フレーズ2.しばらくして引きあげ、摺り鉢へとってたんねんに摺り
こう!…こ、こう??↓↓↓


かった!
かった!!
固すぎて摺れない!!!
擂り鉢じゃ無理。
嫌な予感①はやっぱり当たったかちくしょーい!
折角このためにふるさと納税で買ったのに…まーぢーかー。
なので。

大人は黙って文明の利器を投入である。↓↓↓


しばらくして引きあげ、のしばらくは加熱という意味じゃないと思うんだよなあ。
粘りをとるとかそういう意味だと思うから、しっかり柔らかくなるまで浸すとかそういうのじゃないと思うんだけど…。
単純に買った山の芋が固いだけか。

フレーズ3.ここへ酒を入れる
今回使ったお酒はこれ。↓↓↓


兎角西の日本酒が好きな自分。
好きな酒造の一つ、秋鹿酒造。
そこで出しているワンカップ、これがまた旨い。
冷も燗もいけるんだよ~。
通称バンビカップらしいんだけど、私は勝手にアキシカップと呼んでる。
最終的に燗なのでアキシカップをセレクト。

これをとぽとぽぽ~。
この時点で嫌な予感②が発生しています。

フレーズ4.つまり、ねり酒のようにしたものを、もちいいるときに燗をして出す。
お燗~ん~あかんかも、やっぱり。↓↓↓


酒が足りん。
めちゃくちゃねっぱる。
嫌な予感②です。
やむなく追い日本酒。
燗向けじゃないけど、力のあるお酒だからいけるいける!(この頃、既に半ばヤッツケになっています)。

はいできあがり!どん!!↓↓↓


…うん、芋だ。
おいしい。
おいしいけど、芋。
これ、全部呑むのはこのままじゃ無理だな…。
ということで、だし醤油追加して呑んだらうんまーい。

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ふりだしに戻り、作って呑んでほろ酔いなこの流れでブログを更新。
芋酒おいしいです。
でも次にやるとしたら、ふつうの長芋か自然薯でやろうと思います。

ちなみに。
この話をした友人に言われた言葉があります。
『アル中まっしぐらだな』
いやいや、家で殆どお酒呑まんから大丈夫。
外でもたまにしか飲まんから大丈夫。

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コロナ禍で自宅にいる時間が長くなり、アル中やらキッチンドランカーが増えているとの事。
皆様、お酒はほどほどに、楽しく呑みましょう。。

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