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Progressive Cafe

プログレ好きなギタリストのブログ
週末にはパンやお菓子を作ります

Asia

2006-07-16 23:31:43 | プログレバンド紹介

~ プログレバンドしりとり合戦 #285 ~

・投稿コメント (こうたさん)
これってまだ出ていないですよね?A→Aで体勢に影響ないので出しときます。
デビュー当時はプログレ魂のないキャッチーな音作りに非常にがっかりした覚えがあります。(後期Genesisも同じ。)
でも月日のたった今聞き返すとこれが結構良いんですよねー。

・補足
80年代プログレ界のスーパーグループ、良くも悪くも最も話題となったバンドである、King Crimson、Yes、ELPの元メンバーによるニューバンドと言うことで特に往年のプログレファンはその実態、サウンドをそれぞれが期待と想像を膨らませて待ち望んだ。そして実際の音は、、、

いまだにまだごく最近のことのように感じるが既にあれから25年近く経っているのだ。今やロックのクラシックとなった初期の作品だが、なんとそのオリジナルメンバーが今年20年ぶりに再集結、来月(2006年8月)からアメリカとイギリスでツアーを開始する。
ツアー日程

画像は1982年発表の1作目「Asia」。多くのプログレファンの期待を見事に裏切った世紀の名作である。シングルカットされた「Heat Of The Moment」はチャートを駆け上がり、アルバムは900万枚を超える大ヒットとなった。サウンドの要はJohn Wettonの曲とヴォーカルであり、UKの延長線上にあるポップでキャッチーなメロディ重視の楽曲であるが、これらの素材をさらにコマーシャライズさせ大成功にもたらしたのがGeffenのプロダクションワークであろう。およそプログレとは言い難い4~5分の曲が9曲、次々に出るシングルヒット等、往年のプログレファンは面食らったが、産業ロックという名の下に確実に実績を残した。

大物ばかりのオリジナルメンバーはいろんな意味で長続きはせず、次作「Alpha」はJohn Wetton とGeoffrey Downes の二人三脚で曲が作られSteve Howeとの確執が表面化、この後まずSteve Howeが脱退。その後要のJonh Wettonが脱退したり出戻ったりまた脱退したりとバンドは安定せず、90年代以降の作品は初期の作品のような成功を収めることは出来なかった。

今年のオリジナルメンバー再結成は新たなAsiaの幕開けなのか、それとも真夏の夜の夢なのか。
来春には来日公演も計画されているそうであるが、、、

「Asia」(1982)、「Alpha」(1985)、「Astra」(1985)、
「Aqua」(1992)、「Aria」(1994)、「Arena」(1996)、
「Aura」(2001)、「Silent Nation」(2004)

・Personnel on 「Asia」
Geoffrey Downes : Keyboard, Vocal
Steve Howe : Guitar, Vocal
Carl Palmer : Drums, Percussion
John Wetton : Vocal, Bass

詠時感~時へのロマン
エイジア
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Asia (Mao.K)
2006-07-21 21:47:04
まさにこの1枚目は時代の仇花といった印象がありますが、これはあくまでもメンバー云々を含んだ上での印象というのもあると思いますし、このメンバーだから売れたというのもあるかもしれません。音だけを純粋に聴けば産業ロックとしては良い出来の部類に入るのではないでしょうか?「Heat Of The Moment」にしろ、この曲が全くの無名の新人のデビュー曲だったとしたら、あれほど注目されなかったような気がします。
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そうですね、、、 (francofrehley)
2006-07-22 08:04:32
>このメンバーだから売れたというのもあるかもしれません。

少なからずあるでしょう。

元来プログレ者はほとんどが買ったでしょうし、元々知らない人もレコード会社側からの煽りで買った人が多いと思います。
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