~ クレーム・オ・ショコラ ~
富澤商店へ材料を買いに行ったらバレンタイン・キャンペーンということでベルギー産のクーベルチュールが量り売りでお買い得とのこと、試食したら美味しかったのでお一人様上限の300gをゲットしてきた。家族へのバレンタイン・プレゼントということで、早速チョコレートの風味を生かしたクレーム・オ・ショコラを作った。
簡単に説明するとチョコレート味のプリンである。チョコレートの風味を引き立たせ滑らかな食感を出すため、卵は卵黄のみ、生クリームとミルクを入れたが生クリーム多目の配合にした。プリンと同様できるだけ滑らかに仕上げるためにアパレイユの合わせは泡立て器のワイヤー部分を握って泡立たないようにすり混ぜる。細めのシノアで漉し表面の泡はバーナーで飛ばし静かにカップに注ぎ、すが入らないよう湯煎をして150℃程度の低温で蒸し焼きにする。
チョコレートの風味を損なわないよう冷やさず室温で頂く。注意して仕込んだ甲斐あって、すは全く無くとても滑らかに仕上がった。中心部は柔らかめで少し流れる感じ、好みの問題もあるがもう少し焼き固めた方が良かったかもしれない。
チョコレートのブランドは不明だが、口に広がる風味は絶妙で思わずニンマリしてしまう美味しさであった。そのまま食べる以上にチョコレートを味わえるお菓子なので、美味しいチョコレートが手に入ったときはお奨め。
ちなみに家内が自分達用に選んでくれたバレンタイン・チョコは南青山のパティスリー「Chocolate Chic」の塩チョコクッキーであった。キューブのビターチョコ地にゲランドの塩粒が入っていて、時折舌に触れる塩味がチョコレートの風味を引き立てるちょっと不思議な味わい。こちらもかなりお奨め。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます