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Doblog長期障害に考える

2009-02-19 11:19:19 | ブログご案内

突然ですが長年ブログを愛用している者として大変気になる出来事が現在起こっているので、今日はそれについて書きたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃると思いますがDoblog(ドブログ)で2月8日に障害が発生し、長期サービス停止状態になっており今現在もまだ復旧していません。数週間に渡るサービス停止はきわめて異例の事態です。 Doblogのブログ仲間で定期的に更新している方がいらっしゃいますが、現在その障害の影響をもろに受けているわけでとても心配しております。今回の異例の長期停止状態から想像されることは最悪過去データの損失が充分あり得るということです。

ブログで自分が投稿したコンテンツや頂いたコメントはある意味自分の財産なわけです。改めて自分のブログを見返して見ますと投稿数は650件を越え、それらに数え切れないほどのコメントを頂いています。もしこれらの過去データが何らかの事態で消滅したとしたら、その物理的、精神的損失は計り知れないものがあるでしょう。

自分が利用しているgooブログの利用規約を確認してみました。
以下抜粋です。

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3.当社は、以下の事項に該当する場合、ユーザーの承諾なく、gooIDサービスの全体又は一部を一時中止・中断又は終了することができるものとします。
(1)gooIDサービスを提供するためのシステムの保守を定期的に又は緊急に行う場合。
(2)戦争、暴動、騒乱、労働争議、地震、噴火、洪水、津波、火災、停電その他の非常事態により、gooIDサービスの提供が困難と判断した場合。
(3)その他、当社が、不可抗力事由により、gooIDサービスの提供が困難と判断した場合。
4.前項に定めるほか、当社は、事業上の都合により、ユーザーの承諾を得ることなく、ユーザーに対する2ヶ月前の通知によりgooIDサービスを終了することができるものとします。また、当社は、連携ログイン機能の提供については、ユーザーに対する1ヶ月前の通知によりこれを終了することができるものとします。
5.当社は、前項の規定により、gooIDサービスの運営を一時中止・中断又は終了するときは、あらかじめその旨をユーザーに通知するものとします。但し、緊急やむを得ない場合は、この限りではありません。
6.当社がgooIDサービスを変更、gooIDサービスへのアクセス制限、gooIDサービスの一時中止・中断又は終了した場合であっても、当社は、ユーザーに対していかなる責任も負わないものとします。但し、gooID利用規約に明示的に異なる定めがある場合は、この限りではありません。
7.本条第1項乃至第3項、第5項及び第6項の規定は、ID連携ログイン機能の提供において準用します。
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色々書いてありますが、結局「gooIDサービスの一時中止・中断又は終了した場合であっても、当社は、ユーザーに対していかなる責任も負わないものとします。」の一文が規定している通り、サービス側の事情で過去データが消滅または削除されてもユーザー側には何の補償もされないわけです。まあ登録の時に(読んでませんが)それを承諾してるわけで、さらに無料サービスということを考えるとやむを得ない気もしますが、それぞれのユーザーが失うものは計り知れないですよね。gooブログ以外のサービスでも事情は同じではないかと推察します。

gooブログには個人のPCへの過去ログ・バックアップの機能があります。ただコンテンツやコメントのテキストデータはバックアップされますが画像や映像などテキスト以外のデータはバックアップされません。よってこのバックアップから100%復旧することは出来ないわけです。

今回のDoblogの障害がどのように決着するかまだ分かりませんが、昨今のブログやmixi、MySpaceのようなSNSの普及、そしてユーザーのそれらへの依存度を考えると、私そして今これを読んでらっしゃる方はこれが人事ではないと言えると思います。ユーザー側は普段からそのような不測の事態にどう対処するかを考えるべきだし、サービスを提供する側はリスクを最低限に抑える努力をするべきだと思うわけです。


まずはDoblogの1日も早い復旧を祈りたいと思います!!

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