みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

畳帆

2006年10月31日 18時16分46秒 | 気ままにお出かけ
ship027.jpg: 帆船「海王丸」。マストに登る実習生
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=8.0, SS=1/60s), +0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=60mm (35mm-equivalent: 90mm)

海王丸は、30分ほど展帆した後に畳帆 (帆をたたむ) 作業に入りました。ロープを引いて帆をたたんだ後は、マストに登って帆をヤード (帆桁) に縛り付けていきます。

マストに登るときに使う網目状のはしごはシュラウド。マストにはこのシュラウドが左右に取り付けられており、登るときには風上側のシュラウドを選びます。シュラウドは上に行くほど角度が急になりますが、登る間は命綱を使いません。

ship028.jpg: 帆船「海王丸」。帆をヤードに縛る
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=8.0, SS=1/200s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

高所での作業が続きます。実習生が手際よく帆をヤードに固定していきます。

展帆中には何とか持ちこたえていた空にも、残念ながら灰色の雲が広がってしまいました。

ship029.jpg: 帆船「海王丸」。帆をヤードに縛る
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/60s), +0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

太いヤードは直径50cmもあります。そんなに太いと両手で抱えることもできません。二人がかりでロープを手渡しながら、帆をヤードに縛り付けていきます。

ship030.jpg: 帆をたたみ終えた帆船「海王丸」
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1/100s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

畳帆も無事に完了。1時間以上かかりました。それだけ船が巨大ということなのでしょう。

ship031.jpg: 帆船「海王丸」。整列する実習生
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.5, SS=1/60s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

一通りの作業が終わり、整列して待機中の実習生。ブリッジの上では最後の片付けでしょうか。

撮影後記


船に近寄れるギリギリまで近寄ってマストを見上げ続けること1時間以上。く、首が……。



帆船「海王丸」関連記事の目次は → こちら


蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年10月31日の記事は → 「鳴門・高松旅行記・15 (渦の道へ)

【みぃのつぶやき】 渦の道はしっかりした通路が作られていましたが、それでもこわごわ歩いていました。私は帆船乗りにはなれないな。

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