みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

夏の夕方

2008年08月31日 19時08分55秒 | 気ままにお出かけ
夏は夕方が待ち遠しくて仕方ありません。

昼間の日差しは、私には強すぎます。夏の日差しの下ではあらゆるものが原色のようにどぎつくて、目に突き刺さるように痛いのです。夏の景色は、夕方に日が傾いてから。

その夏も過ぎようとしています。

※ 過去にこの建物の天井を撮っています (2006年7月14日の記事)。

去年のアルバム (8月)

2008年08月30日 23時14分39秒 | 日常のあれこれ
festa023.jpg: 万灯祭の明かりと露店の人形
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.2, SS=1/6s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)

毎月1回の蔵出し企画として、1年前に撮った写真を振り返っています。1年前に撮った写真を見返して、撮影スタイルや趣向の変化をたどるのが目的です。今回は、2007年8月に掲載した写真から5枚を選びました。

去年の8月は、初めて三脚を持ち出して遠出しました。

三脚を使うと、シャッタースピードの自由度が劇的に高くなります。しかし、三脚を持ち歩いていると行動の自由度が落ち、観光の意欲がうせてしまいます。このときは万灯祭 (まんとうさい) を撮りたかったので三脚が必要でしたが。

万灯祭は2回目でした。その前の年は三脚持参の人が多かったのですが、この年は一脚持参の人をたくさん見かけました。万灯祭は明るいので、特に焦点距離が長くない限り、一脚でも十分に撮れます。

2回目なので、提灯 (ちょうちん) よりも周囲の情景を取り込むことに重点を置きました。撮影後に写真を見返していると、初めて訪れたときは全体の雰囲気に飲まれ、提灯にばかり気を取られてしまって、視点のバリエーションに乏しいと感じます。写真は、訪問2回目から面白くなってくるのかも知れません。

festa027.jpg: 多賀大社の拝殿
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=7.1, SS=1/2s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

前の年に、人が多すぎて狙えなかったアングルに再挑戦……するつもりでしたが、どうもあのときの感覚がよみがえりません。こんなアングルだったっけ、違うな、こういう風だっけ……と現場をウロウロ。

結局、似たようなアングルで、そのときに しっくりきた構図に落ち着きました。一瞬のシャッターチャンスをとらえる場合でなくても、写真は一期一会だと痛感。

festa044.jpg: 足助にて。たんころりんと酒屋の店内
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=2.8, SS=1.6s), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

足助 (あすけ) のたんころりん。小さな町が町ぐるみで作っているお祭りです。その素朴な感じを出したくて、酒屋さんの店内を入れて撮りました。

このときは、たんころりんを初めて見ました。やはり、初めてのときは行灯 (あんどん) にばかり気を取られています。次に訪ねるときは、素朴なお祭りの感じを出せたらいいな。

festa051.jpg: 足助の玉田屋にて。片付けられたたんころりん
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=4.5, SS=1.6s), ISO200, WB=Sunny (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm), Tone curve corrected

華やかなお祭りが終わった後の雰囲気も好き。

road009.jpg: 足助の商店街
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=7.1, SS=1/30s), ISO200, WB=Shade (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

細い道の雰囲気を撮るにはどうしたらいいか探ろうと撮ってみた1枚。細い道に小さな建物が並ぶこちゃこちゃ感はそれなりに出たでしょうか。うーん、こういう町並みはどう料理したものか。



関連記事:
去年のアルバム (7月)
去年のアルバム (9月)

かしこまりました、大奥様

2008年08月29日 19時40分59秒 | 日常のあれこれ
母から頼まれました。
「扇風機のスイッチを入れて」
「かしこまりました、大奥様」

「新聞を取って」
「かしこまりました、大奥様」

「窓を閉めて」
「かしこまりました、大奥様」

たいした頼みごとでもないのですが、
「かしこまりました、大奥様」

別にメイド服を着ているわけではありませんが、
「かしこまりました、大奥様」

母にとっては ちょっとくすぐったいようで、照れ笑い。
「いかがなさいました、大奥様」

忘れた!

2008年08月28日 23時10分05秒 | 性同一性障害 (GID)
電車に乗って30分ほどしたところで気づきました。

忘れた!

前日の夜遅くまでメールで打ち合わせをしたり、その結論を議事録にまとめたりしていました。終わったら、すぐに布団を敷いて倒れ込み。布団を敷く手間さえ惜しくて、ベッドだったらどれだけ楽かと思いました。

4~5時間寝た後、早起きして、いまひとつ調子のさえないお腹に食べ物を押し込んでいきます。

食べたのは養々麺。温かい素麺は、食欲がないときにも食べやすいです。

そうこうしているうちに、昨夜の打ち合わせへの返信メールが。パソコン開いてる時間はないよー。メールは携帯で読みます。

身支度を整えて家を飛び出し、電車に乗って「間に合った」と一安心。行き先は税理士事務所。30分ほど揺られたところで、ハッと気づきました。

忘れてた!

食後に薬を飲むのを忘れていました。大事な薬。女性ホルモン剤。

うわわーっ! どうしよう。

ホルモン剤はずいぶん前から処方してもらっていますが、飲み忘れは初めてです。

ガーン……

今さら家に戻るわけにもいかず、そのまま税理士事務所へ。

必要な書類を作成した後、税理士先生に、ここ1ヶ月の近況をご報告。急に忙しくなって、ホルモン剤を飲むのを忘れたことも白状しました。

「飲まないといけないの?」
「飲むと体が女性的になるんです」
「あなた、飲まなくてもいいじゃん」(飲まなくても女性に見えるという意味?)
「イヤですよー! 私、男じゃないもーん」

その税理士センセは、私が性同一性障害 (GID) であることを知っています。GIDにも理解があり、いろいろなことを気軽に話せます。

「ニューハーフのお店に行ったこともあるよ」
「そうなんですか。私は、客としてもホステスとしても入ったことがありません」
「お店のママが、すごいキレイだったよ」

とても残念なことですが、GIDの人が望みの性別で仕事に就こうとすると、ほとんどの場合、夜のお店で働く以外に選択肢がないのが実情です。法的には人を差別してはいけないことになっていますが、現実は違います。ほとんどの人は、普通の企業に就職することができません。

私はたまたま恵まれていたのでカタギな昼の仕事をしていますが、その運がなければ、夜の仕事以外に選択肢はなかったでしょう。こうして税理士事務所に出入りできるのも、幸せのひとつです。

わいわいとGIDの話をして解散。また来ますね。

銀行の新サービス

2008年08月27日 22時33分10秒 | 日常のあれこれ
戸籍上の名前を変更して以来、各機関で名義変更の手続きを進めています。今回は、銀行口座の名義を変更してきました。

最寄りの店舗で名義を変更しようとしたら、口座を開設した店舗でないと変更を受け付けないと言われてしまいました。銀行というのは、ややこしい場所のようです。

何年も前に預けて以来、放置プレイの預金ですが、名義を変更しないわけにはいきません。日焼け止めをしっかり塗って、口座開設店まで行ってきました。

その窓口カウンターの片隅には……

bank000.jpg: 銀行の窓口カウンター これは……

bank001.jpg: 耳かきが3本 耳かき!?

しかも3本もあります。

耳のサイズに応じてS、M、Lと使い分けるとか!?

1億円以上の定期預金をした人に限り、待ち時間に、ひざ枕で耳かきしてくれるとか!?