みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

雪降る夜のイタリア村・5

2005年12月31日 18時39分29秒 | 光と空間
灰色の空から舞い降りてくる、いつ降りやむともしれない無数の雪の粒で視界が霞みます。店先から漏れる光が地面に降り積もった雪を黄色く照らし出し、黄色い雪がまた店の壁をオレンジ色に染め上げます。

villagio_italia27.jpg: 雪夜のイタリア村。街路と鐘楼

奥にイルミネーションで飾られた塔が見えます。雪景色を撮影した当日はまだクリスマス前で、この塔を何人ものサンタさんがよじ登っていました。

この塔はサンマルコ広場の鐘楼を模して造られたようです。鐘楼というくらいですから鐘が鳴るのかな。まだ鐘の音を聞いたことはありません。

villagio_italia28.jpg: 雪をかぶった花馬車

花馬車の幌 (ほろ) も雪をかぶって、屋根がふかふかのロールケーキみたい。

villagio_italia29.jpg: 雪夜のイタリア村。静まり返る街路

振り返ると、しんと静まり返った街路がのびていました。

villagio_italia30.jpg: 雪をかぶったイタリア村の看板

名残惜しいけど、そろそろ行こうかな。ぼうっと光る電灯の温かなオレンジ色と、雪で凍りついた空気の中でもぬくもりで包み込むような町並みが印象的なイタリア村でした。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2004年12月31日の記事は → 「お鏡さんストーリー

【みぃのつぶやき】 去年は12月31日24:00が仕事納めで1月1日0:00が仕事始めでした。今年はのんびり冬休みを取ってます。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

雪降る夜のイタリア村・4

2005年12月30日 23時02分17秒 | 光と空間
舞い降りてきた雪の結晶は、電灯が投げかける丸い光の中に差し込むとオレンジ色に染まり、そのまま夜の黒い運河の中に吸い込まれていきます。

villagio_italia22.jpg: 雪夜のイタリア村。運河に架かる橋

運河に架かる橋の手すりが雪に覆われて、ケーキの上に載った細工菓子みたい。

villagio_italia23.jpg: 雪夜のイタリア村。オープンレストランのテーブルにも雪

ちょっと路地を曲がってみようかな。

villagio_italia24.jpg: 雪夜のイタリア村。ガラス工芸品店

店先のプランターにも厚く雪が積もっています。ショーウィンドウにマスクが飾られているこのお店はガラス工芸品屋さん。夏にガラスの箸置きを買ったお店です。

villagio_italia25.jpg: 雪夜のイタリア村。静まり返る街路

街路は静まり返っています。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2004年12月30日の記事は → 「バナナ豆乳

【みぃのつぶやき】 この豆乳、甘くて大好き。安売りしないかなぁ。

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雪降る夜のイタリア村・3

2005年12月29日 19時00分52秒 | 光と空間
雪が降り続く屋外で、ともすれば風景も寒々しく凍りついてしまいがちなのですが、電球が投げかけるオレンジ色の光が、手のひらのように温かく町を包んでくれます。

降り続く雪で外の空気が凍りついても、いつか来るかもしれない客を迎えようと柔らかい光を投げかけるお店が立ち並びます。

villagio_italia17.jpg: 雪夜のイタリア村。オープンレストランのテーブルにも雪

オープンレストランのテーブルにも厚く雪が積もっています。厚さは15cmくらいあるでしょうか。

villagio_italia18.jpg: 雪夜のイタリア村。テーブルに積もった雪

丸いテーブルに積もった真っ白の雪は、ふかふかの特大カップケーキ。

villagio_italia19.jpg: 雪夜のイタリア村

人影はまばらです。たまに見かけても店員やスタッフばかりで、お客さんの姿はほとんど見えません。う~ん、普段雪が降らない地域に住んでる人は、雪の日には出てこないのかなぁ。

奥にダビデ像が見えます。

villagio_italia20.jpg: 雪夜のイタリア村。雪が積もったダビデ像

ダビデ君、雪をかぶって寒そう。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2004年12月29日の記事は → 「黒豆豆乳飲料

【みぃのつぶやき】 あ~、最近豆乳コレクションを紹介してないなぁ。豆乳はちょっと保留して、今しか出せない季節ネタを優先して書いていきます。

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雪降る夜のイタリア村・2

2005年12月28日 18時22分23秒 | 光と空間
街灯も雪の帽子をかぶっています。白い雪の帽子と緑色のランプシェードの対比が鮮やかです。

villagio_italia13.jpg: 雪夜のイタリア村。運河沿いのオープンレストラン

普段はオープンレストランとしてにぎわう運河沿いもひっそりと静まり返っています。

villagio_italia14.jpg: 雪夜のイタリア村。運河沿い

風はほとんどなく、運河の水面が穏やかに橋の照明を映し出しています。

villagio_italia15.jpg: イタリア村。雪が積もったゴンドラ

普段はお客さんを乗せてゆったりと運河を行き交うゴンドラも、船着き場につながれたまま厚い雪に覆われています。この日ばかりはお休みね。

改めて写真を見返してみると、私自身も気づかなかったサンタさんがあちこちにいますね。この日は雪が降っていて傘を差していましたし、カメラが雪をかぶったら大変なので、建物の上のほうはよく見ていなかったんです。先日の記事にも今日の記事にもサンタさんがちらほら見えます。ちょっと姿が小さいけど、赤い服を目印に探してみてね。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2004年12月28日の記事は → 「ゴルゴンゾーラときのこのパン

【みぃのつぶやき】 最近では店頭に珍しいチーズがたくさん並ぶようになりました。一昔前はプロセスチーズが数種類置かれてるだけだったのに。どんどん日本の食卓が豊かになっていきます。

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ピッツァ職人の空中技

2005年12月27日 18時16分03秒 | デイリーお気楽グルメ
イタリア村には厨房がガラス張りになったピザ屋さんがあり、ピザ生地を延ばして具をトッピングし、石窯で焼くまでの過程を外から見ることができます。

後ろに見えるのは石窯です。ピザは、注文を受けてからこの石窯で焼いてくれます。この窯は薪 (まき) をたいて加熱する本格派。こんな窯で焼いてくれるピザ屋さんも少ないよね。

職人さんは、ある程度丸く延ばされたピザ生地を手に取ると、両方の手のひらに代わる代わる乗せて軽く延ばします。数回お手玉した後、生地をフリスビーのように空中に投げ上げて、くるくる回しながらさらに薄く延ばしていきます。

職人さんの得意気な笑顔が何とも言えません。「見ててくれよ~」なんて声が聞こえてきそう。

これがピザじゃなくて中華まんだったら……突然大勢の男が飛び掛かってきてアチョー!……カンフー満載の香港映画ができそうです。横浜中華街にアクション系の中華まん屋さんってないかなぁ。


お店データ: デュエ・レオーニ (Due Leoni)

場所はイタリア村の正門を入ってすぐ。門をくぐるときに見えるテラス席の建物なので簡単に見つかるでしょう。もちろん、テラス席のほかに屋内の席もあるので、雨の日や寒い日でも大丈夫。

お店の前には運河が通っています。夏の暑い日には、運河を行き交うゴンドラを眺めながら夕涼みを兼ねてお食事なんていかが? 夏でも蚊は見かけなかったので安心してお食事できましたよ。

villagio_italia10.jpg: デュエ・レオーニ (Due Leoni) お店の外観




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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2004年12月27日の記事は → 「スマトラ沖地震でプーケットも津波被害」、「プーケット続報

【みぃのつぶやき】 スマトラ沖地震が発生してから1年が経ちますが、いまだに身元不明の遺体が多いそうです。昨日はJR羽越線で特急列車が脱線・横転するという事故が起こりました。確率は低くとも、人生は一瞬で命を落とす危険と隣り合わせです。今この時を大切に。

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