みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

但馬旅行写真集・15 (波と松)

2006年09月30日 22時02分17秒 | 気ままにお出かけ
sea0000.jpg: 余部湾に打ち寄せる波のしぶき
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=7.1, SS=1/200s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

空が雲に覆われ、だんだん暗くなってきました。石に砕ける波しぶきも大きくなっています。

bridg009.jpg: 松と餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/100s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

海岸の松の向こうにも餘部鉄橋。松が日本的な情緒を醸し出しています。松と朱塗りの橋は日本庭園でもなじみ深い組み合わせですが、奥に見える鉄橋は西洋で発達した技術で建てられています。何とも不思議な取り合わせ。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年9月30日の記事は → 「彼岸花

【みぃのつぶやき】 今年も彼岸花が咲きました。道路沿いの植え込みにも真っ赤な彼岸花が咲いていました。彼岸花って、途中に葉っぱを出さずに茎がまっすぐ伸びて花を付けるところが変わってる。

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

但馬旅行写真集・14 (餘部、夏の終わり)

2006年09月29日 19時15分33秒 | 草木をめでる
bridg006.jpg: 枯れたひまわりの花と餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=16, SS=1/40s), +0.3EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=55mm (35mm-equivalent: 82mm)

もう夏も終わりです。盛夏を謳歌 (おうか) したヒマワリの花も力なくうなだれていました。夏から秋へ、世代から世代へ。

bridg007.jpg: アカツメクサの花と餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=20, SS=1/13s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

川沿いの草むらでは、アカツメクサの花が風に揺れていました。

草むらにしゃがみ込んで、小さな虫になった気分。人間の世界とは別次元の時間の流れ。大きなアカツメクサの花の向こうには餘部鉄橋。さっきまで私がいた世界。

自動車が走り抜けざまに風を巻き起こすと、草むらにたゆたう時間もかき乱されました。

bridg008.jpg: 長谷川の水面に映る餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/160s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

川面にも餘部鉄橋が映り込んでいました。この川は、北に向かって日本海に流れ込んでいます。コンクリート護岸の川ですが、都会と違って川の水はさらさらと流れ、ヘドロの腐敗臭もしません。



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2005年9月29日の記事は → 「朝顔って秋にも咲くの?

【みぃのつぶやき】 まだ大きな花を咲かせている朝顔もあります。先日も、見事な朝顔のカーテンに大輪の花がいくつも咲いているのを目にしました。品種によってこの時期にも咲くのかな?

※ 過去の記事へのコメントも歓迎します。恐れ入りますが、コメントは該当する記事に書いてくださるようお願いします。過去の記事に関するコメントが今日の記事に書かれていると、他の読者が脈絡を理解できず、混乱してしまいますから。

但馬旅行写真集・13 (餘部の実り)

2006年09月28日 19時33分10秒 | 草木をめでる
rice000.jpg: 餘部の稲穂
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=4.2, SS=1/250s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-3), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)

あちこちの田んぼで稲が重そうに頭を垂れています。刈り取りが終わった田んぼもあちこちに見られます。但馬は、今がちょうど刈り入れ時です。

餘部の地でも、米がたわわに実っていました。脳裏によみがえったのは、去年鳴門を訪ねたときに突如眼前に広がった田園風景。金色と茶色の田んぼが描き出すモザイクを思い出して、ひとり懐かしい気分。

rice001.jpg: 稲穂と餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=16, SS=1/25s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

黄金色の田んぼの向こうには、もちろん餘部鉄橋。高い建物がないので開放感は抜群。どこにいても鉄橋が見えます。

空が広いっていいな。



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2005年9月28日の記事は → 「道端の朝顔に再会

【みぃのつぶやき】 去年この場所で見つけた朝顔は今年も咲いていました。その後また咲くかと思って通りがかるたびに花を探すのですが、今年の秋は咲かないようです。

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但馬旅行写真集・12 (地上高41mとは?)

2006年09月27日 17時48分22秒 | 気ままにお出かけ
bridg004.jpg: 餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Manual exposure (F=6.3, SS=1/100s), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=34mm (35mm-equivalent: 51mm)

山から集落に下りてきました。下から見上げると鉄橋は本当に高い。右下に小さく写っている人の身長が1.6mくらい、電柱の高さが10mくらいでしょうか。比べると、地上41mという高さがどの程度かよく分かります。

bridg005.jpg: 餘部鉄橋
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.0, SS=1/125s), -0.3EV (Spot metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=70mm (35mm-equivalent: 105mm)

同じ姿で規則的に並ぶ橋脚が工学的な旋律を奏でます。

現代であれば長いスパンの橋も一気に架けてしまうのでしょうが、この鉄橋が架けられたのは明治45 (1912) 年。ひとつひとつ地道に建てられた橋脚の姿が、現代ではかえって新鮮に映ります。



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2005年9月27日の記事は → 「甘~い一日

【みぃのつぶやき】 ときどき甘いものが食べたくなります。スーパーの甘味コーナーで値下げされている商品なんか発見した日にはもう大変。数ある中から1個を選ぶのがまた楽しいのです。

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但馬旅行写真集・11 (特急はまかぜ、餘部を通過)

2006年09月26日 18時30分52秒 | 気ままにお出かけ
train008.jpg: 餘部鉄橋を渡る特急はまかぜ
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/3200s), 0.0EV (Spot metering), ISO200, WB=Sunny (+0), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)

餘部鉄橋を特急はまかぜがゆっくりと渡ります。

一斉に響き渡るシャッター音。連写の音がせわしない。

特急はまかぜが通過してしまうと、ものの10分も経たずに人が消えてしまいました。

tabi0200.jpg: 餘部鉄橋の撮影ポイント (通称「お立ち台」)
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/80s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Shade (+0), f=17mm (35mm-equivalent: 25mm)

ぽつんと残された通称「お立ち台」。ちゃんと木の床が設けられていて、三脚を安定して立てられるようになっています。

左奥に見える白い板には、餘部鉄橋を列車が通過する時刻が書かれています。みんなこの表を見て撮影してるのね。ある人は、特急はまかぜを撮影した後、次の列車通過時刻と腕時計を確認すると、カメラと三脚を抱えて小走りで山を降りていきました。相当な慌てっぷり。仕事で撮影しているのでしょうか。

私もぼちぼち山を降りましょう。今日は日が暮れるまでこの餘部で過ごすつもりです。

餘部駅は山の上にあるので、下の集落へは急な山肌にへばりつくような細い道を下りていかなければなりません。転げ落ちそうなほど急な坂道の途中には、土がむき出しになった道もあります。山陰線が遅れるほどの雨が降った翌日ということもあり、土の表面が濡れて滑りやすくなっています。一歩一歩踏みしめるように慎重に下りていきます。

bridg001.jpg: 餘部鉄橋を見下ろす
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/320s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=38mm (35mm-equivalent: 57mm)

高さ41.45m、長さ310.59mにわたる橋桁を11基の橋脚が支えています。着工が明治42 (1909) 年、開通が明治45 (1912) 年というから驚きです。現代のように強力な重機もなかった時代に、よくこれだけの鉄橋を組み上げたものです。

さらに驚くのは、この鉄橋が毎日潮風を浴び、ときに台風にもさらされながら94年以上も使用され続けていること。

bridg002.jpg: 餘部鉄橋の橋脚
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/200s), 0.0EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=50mm (35mm-equivalent: 75mm)

規則正しく並ぶ赤い橋脚。遠くから見ると細い鉄骨が頼りなく感じましたが、間近で見ると「これでもか」とばかりに筋交い (すじかい) が入れられており、かなり頑丈な構造をしていることが分かります。ゴジラにとってもなかなか壊しがいのある建造物です。

bridg003.jpg: 餘部鉄橋を中ほどの高さから見渡す
D70s with SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC Macro thru Kenko Pro1D Protector (W), Aperture priority AE (F=5.6, SS=1/250s), +0.7EV (Matrix metering), ISO200, WB=Cloudy (-2), f=29mm (35mm-equivalent: 43mm)

鉄橋のすぐ下には民家が建ち並んでいます。こんな大きな建造物のすぐ下で寝起きするのは不安ですが、地元の人はもう慣れっこなのでしょう。

橋脚にははしごが設けられています。保守点検が欠かせないとはいえ、こんな高い所まではしごだけを頼りに登るなんて、考えただけで足がすくんでしまいます。



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蔵出し企画: おもちゃ箱の奥

2005年9月26日の記事は → 「英語モドキ

【みぃのつぶやき】 英語モドキは相変わらず多いです。日本人は昔から欧米に対する劣等感が強くて、英字 (英語ではなくて、あくまで「英字」) のほうが見栄えがいいという意識が根強く残っているのでしょう。最近では小学生に対する英語教育も取り沙汰されています。

一方、日本語教育はそっちのけ。現状では、新聞の記事や作家のエッセイでさえ、語順や読点 (、) の打ち方が不適切な文章や書き手の思考が混乱したままの文章が多く見られるほど日本語が荒れているんです。文章の書き方についてそれなりに勉強を積んでいるはずの新聞記者や作家でさえこの有様ですから、教師に日本語教育をさせるのは無理な話かもしれません。

よく巷 (ちまた) で話題になる「日本語の乱れ」なんかどうでもいい。「相手に伝えるためにどう書くか」を勉強しよう、と声を大にして訴えたい。

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