みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

本も家電もAmazonか

2011年10月31日 22時49分06秒 | IT・デジタル
ICレコーダーを買ったお店はAmazonです。価格を調べたところ、Amazonがほぼ最安値でした。周辺パーツはAmazonが最安というわけではなさそうですが、家電の本体を買うときに、ささっと簡単に買いたい場合は、Amazonで買えばほぼ間違いなさそうです。そのうち、日本の家電通販がAmazonに支配されてしまうのではないかと思うほど、Amazonの価格攻勢は猛烈です。中小の家電小売店は、実店舗では大型家電量販店と競合し、ネットでは激安通販と競合します。恐ろしい時代です。

Amazonで買った理由は、価格だけではありません。実際、Amazonより安い値段で販売していた業者もありました。しかし、私はAmazonを選びました。

Amazonには、過去に本を買ったときにユーザー登録してあります。Amazonで買えば、新たに別の業者にユーザー登録して個人情報をばらまく必要がなくなります。ユーザー登録をすると、IDとパスワードを管理しなければなりませんし、情報漏えいのリスクもそれだけ増大します。ハッキングによる情報漏えいどころか、従業員や業務委託先による意図的な情報の持ち出しもよくあることです。既にユーザー登録済みの店舗で買えれば、それに越したことはありません。Amazonでの買い物には、こんなメリットもあります。Amazonを利用すると的外れな おすすめ商品がいちいち表示されて不快ですが、新規にユーザー登録する場合のリスクを考えれば、受忍限度の範囲内です。

ここでふと思うことが。

値段が安いから、あるいはユーザー登録先を少なくしたいからという理由で業者を選ぶと、たいていの場合、巨大な資本を持つ大企業を選ぶことになります。特定の業者ばかり使っていると、寡占 (かせん) が進みはしないでしょうか。あまり寡占 (かせん) が進むと、特定の業者の発言力が強くなりすぎます。消費者としてもメーカーとしても、選択肢は多ければ多いほうがいいに決まっています。

同じ商品なら安く買いたい。
ユーザー登録する業者は、できるだけ少なくしたい。
でも、できるだけ多くの業者を利用したい。
小規模ながら頑張っている業者も応援したい。

ひとつの答えがネットモール (ネットワーク上に構築した仮想商店街) でしょうが、あれはあれで使いにくいです。目的とする商品を探そうと、いくつかキーワードを入力して検索しても、関係ない商品が大量にピックアップされてくることがあります。加盟店が商品と関係の薄いキーワードまで幅広く書き連ねていたり、長ったらしいアオリ文句に検索が引っかかってしまったりすることが原因です。かと言って、下手に除外キーワードを指定すると、今度は取りこぼされるお店や商品が出てきます。

難しいなぁ。

ICレコーダーが届いた

2011年10月30日 22時56分06秒 | IT・デジタル
ネットで注文したICレコーダーが届きました。安い上に注文の翌日に届くなんて、こんなに便利でいいのでしょうか。服やバッグなどの通販だと、届くまで数日待つのが当たり前なのですが。

まずは、いろいろ設定して充電。

レッスンの録音にはモノラル標準 (MP3 48kHz) モードを使うことにしました。録音される音域は14kHzまでです。特別に配慮した録音環境を用意するわけではないので、これで十分でしょう。ライン入力から音楽を取り込む場合は、さらに高音質のモードを使うことにします。

仕様によれば、モノラル標準モードだと178時間録音できるそうです。7年前に買ったICレコーダーは高音質モードで2時間半しか録音できず (それでも音域は300~4300Hzに過ぎません)、レッスン中の重要箇所をいつでも復習できるようにICレコーダーに残しておくには限界がありました。今回買ったICレコーダーなら、重要なポイントを集めてICレコーダーに入れておき、いつでもどこでも、たとえ寝る前の布団の中であっても、思い立ったときにすぐに復習することができます。

ただし、高機能な分だけメニュー項目も多くなっています。7年前に買ったICレコーダーは機能も限られていて、録音品質やマイク感度の設定にも専用のボタンが用意されていました。通常の操作はメニューをたどらなくても実行でき、メニューをたどる必要があるのは、操作音のオン・オフや内蔵時計の日時設定など、めったに使わない機能を設定するときだけでした。ところが、今回買ったICレコーダーは、録音内容を操作するためにも2階層のメニューをたどって操作を選択しなければならず、かなり使いにくいです。

例えば、トラックマーク (頭出しの目印にするマーク) を設定するときはボタンを1回押すだけで設定できますが、トラックマークを消去するときは、かなり面倒なメニュー操作が必要です。トラックマークを消去するには、消去しようとするトラックマークの後の位置で再生を停止し、メニューの [編集] タブから [トラックマーク消去] を選択する必要があります。メニューを上から順にたどって [編集] タブから [トラックマーク消去] を選択することもできますが、その方法よりも、メニューを逆順にたどって [表示] タブから回るほうがボタン操作が少なくなります。それでも、かなりのボタン操作が必要です。

  1. [停止] ボタンを押して、再生を停止させる。

  2. [メニュー] ボタンを押して、メニューを表示させる。

  3. [<<] ボタンを押して、カーソルをタブに移動する。

  4. [↑] ボタンを2回押して、[表示] タブに移動する。

  5. [>>] ボタンを押して、[表示] タブのメニューに移動する。[表示] タブの中の最初のメニュー項目にカーソルが移動する。

  6. [↑] ボタンを4回押して (自動的に [表示] タブから [編集] タブに切り替わる)、カーソルを [トラックマーク消去] メニューに移動する。

  7. [決定] ボタンを押す。

  8. 確認ダイアログが表示されるので、[↑] ボタンを押してカーソルを [実行] に合わせ、[決定] ボタンを押す。

ボタンを押すこと、なんと13回。メニューが複雑すぎます。再生を停止させた後に [トラックマーク] ボタンの長押しでトラックマーク操作用のメニューが表示されれば、かなり操作が楽になります。あるいは、[トラックマーク] ボタンを押しながら [消去] ボタンを押すか、消去の確認ダイアログで [トラックマーク] ボタンを押すことでトラックマーク消去メニューが表示される仕組みでも使いやすいでしょう。

残念ながら、メニュー操作が面倒なほかに、各種の設定内容を一覧することもできません。設定内容を確認したいときは、いちいち各メニューをたどって1項目ずつ確認して回る必要があります。見通しが悪いことこの上なし。高機能化すれば操作は煩雑になると割り切って我慢しなければならないようです。

携帯電話はユーザーインターフェースがかなり研究されていますが、ICレコーダーはそこまで進化してないのかなぁ。

ICレコーダー買い替え

2011年10月29日 23時15分38秒 | IT・デジタル
ICレコーダーをネットで買いました。

各社の製品を比較検討して、ソニーのICD-UX523に決めました。

ネットで取扱説明書を読んで実際の機能や操作も確認したので、選択に間違いはないはずです。気がかりなのは、10月21日に発売されたばかりの新製品だということ。近年の家電製品は何かと不具合が多いです (ソフトウェアが複雑化したせいでしょうか)。発売から日が経った製品は、多くのユーザーに使用される中で見つかった不具合も修正されていますが、新製品はその“実地テスト”がされていません。そこが少しだけ不安ですが、深刻な不具合は発生しないでしょう。

商品が届くのが楽しみです。

ICレコーダー機能比較

2011年10月27日 23時14分50秒 | IT・デジタル
ICレコーダーの買い替えを検討しています。ICレコーダーに求める機能が明確になったので、各社から発売されているICレコーダーの機能を比較しました。検討の対象とした製品は、ネットで8000円前後て販売されていた以下の製品です。

  • ソニーICD-UX523

  • ソニーICD-UX512

  • オリンパスV-75

  • パナソニックRR-XS410

  • 三洋電機ICR-PS401RM

比較のポイントは、先日の記事で整理した以下の点です。

  • モノラル録音の場合の音域。

  • 再生中に、数秒前に戻って再生し直す機能があるか。

  • パソコンを使用しなくてもICレコーダー本体だけで録音ファイルを分割できるか。

  • 音声ファイルをパソコンで編集するソフトが付属しているか。

  • 内蔵スピーカーが前面に開口しているか。

  • 録音インジケーターがどの方向から見えるか。

  • 録音レベルをマニュアル設定できるか。

  • 録音中の音声をモニターできるか。



録音形式は、各機種ともリニアPCMとMP3をはじめ、主要な形式をサポートしています。







































項目ソニーICD-UX523ソニーICD-UX512 オリンパスV-75パナソニックRR-XS410三洋電機ICR-PS401RM
モノラル録音の音域 ~20kHz (MP3)~14kHz (MP3) ~13kHz (WMAのみ)~6.5kHz (MP3)~6.5kHz (MP3)
数秒前に戻っての再生 3, 5, 10秒等可変3秒戻り固定 1~5, 10秒等可変1~5秒可変1~5秒可変
本体での音声ファイル分割 不可
音声ファイル編集ソフト 付属付属 なしなしなし
内蔵スピーカー 背面背面 前面背面背面
録音インジケーター 正面・上面正面 正面正面正面
録音レベルの手動設定 不可不可 不可
録音中音声のモニター
その他     旧三洋ICR-PS401RM 


音声ファイルの分割位置を仮に設定した後に必要に応じて分割位置を変更できるかどうかですが、各機種とも、頭出しのための目印 (インデックスマークやトラックマークという名称が付いています) を使えば、いったんマークを付けた後に聞き直して、その分割位置でよいかどうか確認できるようです。このとき、ソニーの2機種は、ファイルに設定した各マークの位置でファイルを分割する機能が備わっているため、マークを付けながら再生していき (マークは1ファイルにつき最大98件)、聞き終わったら一挙に分割するという使い方ができます。

最近は、インターネットで取扱説明書まで読むことができるので、自分が求める機能が備わっているかどうか、実際の操作はどのように行うか、購入前に詳しく知ることができます。いい時代です。

こうやって見てくると、ソニーICD-UX523の圧勝だなぁ。