沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

鰻むすび

2006-04-14 | 浜松のくらし
今日のお昼は新幹線浜松駅の売店で調達です。
先日のうなぎパンは人気がなかったのか、もう有りませんでした。
代わりに登場したのが、品名うなぎおむすび。使用米飯量110g、価格 170円。美味です。
ご飯に染み込んだタレのような感覚が、おむすびでありながらうな重を連想させます。
もちろん浜松製造です。

みんなのために

2006-04-14 | 浜松の海
遠州灘海岸は、静岡県御前崎から愛知県渥美半島まで続く延長117kmの広大な砂浜海岸だ。天竜川が長年月をかけて造った。

愛知県側の豊橋市では、ウミガメの産卵地保護のため、砂浜に置いた消波ブロックを試験的に撤去する方針らしい。消波ブロック異例の撤去へ ウミガメ保護で豊橋市 (共同通信) - goo ニュース
夏の夜、産卵のために上陸したウミガメがブロックに何度もぶつかって産卵できずに海に帰った。表浜のアカウミガメ上陸阻止の現状 砂浜の足跡が行政を動かした。

愛知では遠州灘海岸ではなく「表浜海岸」と呼んでいるけど、この広大な海岸は、天竜川の河口から反時計回りに沿岸を砂が漂流し、浜名湖の今切を越えて表浜海岸が形成されている。

一方、静岡県は遠州灘海岸の侵食対策として、養浜工を基本としつつ、大量の砂の安定供給が困難なので構造物による対策を提言した。遠州灘沿岸侵食対策検討委員会

流れの上手側では砂の流出を防ごう(下流側には砂を流さない)という方針なのに、砂が来なくなる下手側では消波ブロックを撤去するという。方針がバラバラだ。せっかくブロックを撤去しても中田島海岸と同様に侵食されてしまうのではないか。

海岸はみんなのもの。上流の人も下流の人も訪れる人にも大切な海岸だ。広大な太平洋を回遊して20年振りに生まれた故郷の砂浜に戻り、涙を流しながら産卵する生物もいる。
みんなのために、砂が足りないなら、陸に埋まっている砂を海へ運ぶべきではないか。