お待たせいたしました。『キッチンガーデンシリーズ 第二弾』
今回は、No.8 ハーブベットについてご紹介いたします。
ハーブには、薬用・アロマテラピー・ハーブティー・料理のスパイスなど様々な利用方法がありますが、ここでは、食卓で活躍するハーブを選んでいます。
アーティチョークやサラダバーネットが、個人的に気になっているのですが、
アーティチョーク サラダバーネット
コリアンダー スイートフェンネル
その他にも、■イタリアンパセリ■フレンチタラゴン■ラベンダー■オレガノ■コモンセージなど、ハーブとして馴染み深いものが多く植栽されています。
気になったままでは、眠れないので、アーティチョークとサラダバーネットについて調べてみました。
□■アーティチョーク Cynara Scolymus□■
キク科のチョウセンアザミ属。草丈1m以上に育つこともある宿根草です。
地中海沿岸が原産のようですが、現在はフランスでの栽培が盛んです。
日本では、三浦半島や房総半島などで生産されているようですが、
生産量は少なく一般家庭の食卓にはなかなか出てこない野菜ですね。
花が開く直前の蕾を茹でて、総包葉片をはがしながら、根元のほうの
肉厚の部分を歯でしごいて食べるそうです。他には、スープやサラダに利用します。
■□サラダバーネット Sanguisorba minor■□
バラ科のワレモコウ属。草丈は30~90cm。宿根草です。
葉にはタンニンが含まれているので、止血などの効果が期待され、
切り傷や皮膚の薬草として知られてきたようです。
また、葉はキュウリに似た清涼感ある香りを持ち、飲み物にそえられたり、
サラダやバター、チーズに刻んで入れたり。
ビタミンCを豊富に含んでいるので、夏にオススメのハーブです。
サラダバーネットのキュウリの香りが気になる方。
ぜひ、ガーデンへ確かめに来てくださいね。
雨が続き、今年の夏は天候に恵まれず、全体的に成長がのんびりしている感じです。
自然の中で植物達も生きているんだということを実感します。
できるだけ環境を整えてやることも、ガーデナーの仕事だと思っていますが、
厳しい自然環境の中でもたくましく成長する植物に元気をもらう毎日です。