十勝千年の森

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森とアイヌ「コロポックルになる日」

2008-08-25 14:14:52 | イベント
8月24日 十勝千年の森フォーラム(主催:実行委員会、後援:十勝毎日新聞社、清水町教育委員会、NHK帯広放送局)が行われました。

帯広市や近郊から23名の参加者が集まりました。

講師の計良さんは札幌で「ヤイユーカラの森」を主宰し、アイヌの文化や慣習について伝承しています。
http://www13.plala.or.jp/yayyukar/

子どもたちと一緒に、クチャという仮小屋を建てることに。
ヤナギで柱を立て、子どもたちはヨモギを集めて、葺いていきます。
カマを初めて使うのに、子どもたちはおそるおそる、ドキドキです。



2時間後にはこんな立派な小屋ができました。
アイヌの人々は狩りのときなどにこの小屋をササッと建て、
しばらく過ごしたそうです。
その場にあるものでできるなんて素晴らしいなあと思いました。


お昼ごはんは講師の木村マサエさんのアイヌ料理です。
骨を煮込んだ野菜の汁物のポネ・オハウ、オオウバユリのデンプン・トゥレプの入ったおかゆ、ジャガイモとイクラの混ぜ物・チポロイモなど、どれもとっても美味しかったです。

午後からは、ヨモギとヤナギで弓矢作りです。

アイヌの子どもたちは、こうやって自分で道具を作り、遊びを通して、狩りの方法を学んでいったそうです。

出来上がったクチャではおままごとやお化け屋敷遊びが発展し、
最後の自由あそびは大いに盛り上がりました。

どんどん遊びが発展する子どもたちを見て、
もう少し遊ばせてあげたいなあと思いつつ、
時間なので終わりの声をかけなくてはいけない自分に
切なく思った ディレクターのなぎぃでした。