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フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

和服談義に滅入って…

2015-10-19 21:11:41 | 日記
10月19日 月曜日 晴れ

今日も何となくフラフラ感が出て居て気分が良くない。
明日出かけなくてはならないので、今日はなるべく静かにしていようと思って居た。

わたしが1階の掃除機をかけている最中に,長女がやって来た。
マンションの水道タンクの工事だとか。お水が使えないので、避難しに来たという。
長女が掃除機をかけてくれるというので、わたしは2階の掃除機をかけることに。

明日の外出は和服にするつもりなので、何時もその前にはお掃除をしている。
掃除機をかけてから、床の水拭きをする。それから着る着物を選んでハンガーに掛け、準備完了。
腰紐などの小物一式は、袋に入れてある。

長女に和箪笥を開けて、多分もう着ることがない着物を見せた。
小紋や付下げなどの着物は、あるじの急逝後一度も手を通していない。
夫婦で伺っていたお年賀にも、独りになってからは伺わないようになった。

独りで伺う事で、新年早々あるじの話題になるので控え、そのまま今でも伺えないでいる。
出かけるときは、どうしても大島紬など、紬の着物ばかりを選んでしまう。
小紋は何となく、よそ行き気分になってしまうのは、わたしだけ…。

シミがついたとき、雨に降られたときなど、紬の方が手入れが楽なような気がするし、
大島紬は軽くて足裁きが良いので、9割方大島紬を着てしまう。
小紋などの”よそ行き”用の着物はタンスには入れたまま…。勿体ないけど疲れる着物は避けたい…。

でも、明日は趣向を変えて大島紬風に見える小紋を着てみようと思って居る。
色彩も柄も何となく大島風。いろいろな色が使っていないし柄も幾何学的な感じ。
母が着ていた時から好きだった着物。コートも薄手の黒色のものを選んだ。
コートは母が独身時代に着ていたという羽織を黒に染めた物。茶道具の漆柄が気に入っている。

何となくタンスの前で長女と一緒に良い時間を過ごせたような気がするが、問題にも気がつく。
亡くなった母が着ていた物、わたしのために作ってくれた物やその他の方から戴いた物もある。
わたしが着ないだろう着物の行方を考え手しまった…。気持ちが暗くなってしまった。
娘達が着てくれれば良いのだが…。
コメント
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