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フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

今年最後のお出かけに大失敗

2011-12-28 20:39:53 | 日記
12月28日 水曜日 快晴

友人のお誘いで浅草の「布文化と浮世絵の美術館」へ行ってきました。浅草は本当に久しぶりでした。
今回の展示は民俗学者・田中忠三郎氏が半世紀かけて集めた古い衣類の展示でした。

美術館は浅草寺のすぐ隣でしたので、仲見世通りをきょろきょろしながら向かいました。
わたしの右足がまだ痛みがあることを友人に伝えて居ましたので安心でした。

「針と糸が織りなす世界」と言うテーマの展示でした。
つぎはぎだらけの凄い衣類です。現在の子供たちには想像できないぼろぼろの衣類の展示です。
「ぼろ」と言っても穴があいているわけではなく、しっかり繕ってあるのです。

元々の布がどれなのか分からないほどツギがしてあります。ツギの上にツギがしてあります。
ツギに使う小さな布が無いことで、とても困ったことがあったと老女のコメントが書いてありました。
今でも大事に大事に小さな布を持って居るのだそうです。それを息子も孫も捨てろ、と言うのだそうです。

現在はツギを当てた洋服を着て居る人など居ませんし、穴が開くまで洋服を着ることは無いでしょう。
わたしもあまり捨てられない人間ですので、娘たちにいい加減に処理したら?と言われることがあります。
でもまだ破れていないから、と言って着続けています。娘たちがあきれています。

でも今日の展示の衣類はすさまじかったです。この展示を見たら娘たちはどんなに驚くか・・・。
自由に触っても良いし、写真を撮っても良いと掲示してありますし珍しい展示会でしたね。
着物で普段着のくつろぎ着を作りたいと思っていますので、ツギツギの衣類の写真を写してきました。

友人ともんじゃとお好み焼きを食べ、帰り際にお汁粉も食べました。
下町の景色や雰囲気を存分に楽しみましたし、浅草寺界隈の写真も撮ってきました。



浅草寺からスカイツリーが見えていました。



布文化と浮世絵の美術館の屋上から、浅草寺境内の景色です。



お天気も良く風もなく、とても良い散策日よりでした。
もう少し散策したかったのですが、わたしの足のこともありますので3時過ぎには帰途に。
今年最後のお出かけと言うのに、最後の最後にまた大失敗を。居眠りして乗り過ごしてしまいました。

黒沢監督の「夢」という映画の衣装に田中忠三郎氏は携わったと書かれていました。
DVDを探して見てみたいです。乗り越しの失敗はしましたが今日も良い日になりました。
コメント (2)
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