FMEN式雑記

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10日で5キロ?

2021-04-25 19:55:32 | 医療・福祉・救急・健康
秋田県南の看板屋敷。
かなり前に撮影していた。







今もある「雅裳苑」(平安閣衣装部)や「クロサワ」もあるし、廃業したのもある。
さて、3枚目にある看板に注目してほしい。
10日で5キロ やせる法ご指導します!

バスタオル姿の女性が痩せたと歓喜するイラスト、前はあちこちで見たがなかなか見ないと思ったら市内にあって、きちんと撮影していた。


店はちがっていて、
・県南→雄物川「ヤナギ薬局
・秋田→「ドラッグストア クマザワ

どちらも店は健在。
ただ、クマザワはいまは「熊沢蕃山堂薬局」に変わってる。
ちなみに東通。

ただ、この2薬局や10日で5キロで検索しても、ひっかからない。
やめてしまったのか。
まだまだ日本のどっかにこの看板あるのかな。

ちなみにヤナギ薬局の右側看板は「災害避難場所案内板」。
秋田市内でも仁井田や外旭川にあったがもう無い。
どっかに、まだあるのかな?

規制区間関係者

2021-04-24 21:27:35 | 道路・交通
志村けんのコントに次のようなのがある。
ドリフ大爆笑や志村単体かは問わず何回も制作されてるから分かる人もいるかも知れない。

志村「俺の仕事は報道関係なんだよ」
奥さん「報道関係って新聞配達のどこが報道関係だ!」

奥さんは時代により変わり、研ナオコやいしのようこや優香とまちまち。
今回のネタは志村けんの話ではなく、「報道関係」の話。
でもマスコミ論でもない。

城下町秋田市は狭い道が市内は多いため、歩行者しか入られない道に指定して入られないようにしている場合がある。
おもに細い生活道路だが、次のような規制の補助標識をだしていることが中南部の楢山南通牛島の固まったあたり(築山地区)や最都心部に近い高陽地区で多い。

「規制区間内住民の関係車両を除く」

長々と、堅苦しい規制である。
それが、文言の違いで面白い。

これが基本形。
大抵は「指定車・許可車を除く」や「軽車両を除く」とセットである。
主に、緊急車は指定車許可車になるから、郵便、宅配、デイサービス、送迎バス、タクシー、宅食、灯油、牛乳、ダスキン、霊柩車、そして報道関係の新聞配達とかかも。
秋田にはまだないウーバーイーツは軽車両扱い。
駕籠も軽車両で間違いない。
あとは忘れてはいけないこの通りの住人と用事あるお客様。
この基準も標識により変わったり。



区間内住民は規制してない区間でもいいの?
規制区間内関係はかなり幅がひろい。



また広く出てます。
規制区間関係。

そして、面白いのが文言の違い。








手書き時代だから「の」の位置がずれていたり、妙にかたくるしくなっていたり。

なかなか標識見るにしても目ざとくみてしまうんです。
みればわかるように、わざわざあたらしいのを作成までしてるから重大な規制であるのは確か。
ただ、築山近辺や高陽でしか見ないのはなぜ?

参考研究:広く浅く「補助標識コレクション」

秋田ト一屋の思い出。

2021-04-23 22:22:20 | 商売・お店・商工業・買い物
ある袋を発見した。

うまいものならなんでも ト一屋。
そう、これは秋田市民なら誰もがわかる「ト一屋」の日用品袋である。

ト一屋なんてまるでミナミの帝王の金利みたいな名前の店は、1961年に秋田市に開業。
山形の庄内でいまでも展開するト一屋の系列店として楢山裏町から始まった。

ト一屋といえば、この店構え。

楢山本店は1976年に今の姿になったのだが、なんとこの店は昔ボウリング場であった。
秋田ボーリングセンターといい、ボウリングブームがさり改装されて今に至るのだ。

秋田市内の古街にたまーにこんな街区表示板を見る。
名残はこれしかないし、もう減らされる一方だ。

その後、ト一屋は徐々に展開をする。
1988年タウンページにのせていたのはつぎのお店。
・楢山店(南通築地の本店)
・仁井田店(仁井田上新田→仁井田本町4丁目)
・川尻店(川尻上野町)
・野添店(広面野添)
・堂の沢店(寺内堂の沢)
・保戸野店(保戸野桜町)
・飯島店(飯島緑丘町)
・田中店(手形田中)
・御野場店(四ツ小屋中川原→御野場)
・手形山店(手形山南町)
と、五城目店、男鹿店。

仁井田は当然知っていたが、川尻や御野場も記憶にある。飯島や手形山は位置を考えるとかなりアクセスが苦しそうな場所にあったと取れる。

野添店もあった。
なお、1994年になると手形山、野添は閉店。

そして、ト一屋はこのあたりから外食に参入する。
いわゆる「エルバート」である。
焼肉のエルバート、しゃぶしゃぶのしゃぶ亭えるばーと(通称、シャブエル)、寿司のぐるまんである。
ぐるまんを展開するために、新屋店を建てている。
この外食産業は別特集予定。

転機は世紀末。
うりあげが不振となり秋田ト一屋としては経営できなくなり、「ドジャース」傘下にはいる。
メジャーリーグみたいな名前のドジャースは川尻の国道7号(当時)にあるディスカウントストア。
店舗サブタイトルをサニーガーデンから生鮮館に変えたりしていくが、徐々に徐々に店は減っていき、とうとうドジャースに統一。
秋田市民生協川尻店を引き受けたりもしていたが、昭和生え抜きは楢山以外では秋田市内からはみんな消えてしまった。
細々やっていた堂の沢店もつぶれた。(男鹿店は健在)
ぐるまんも気がついたら閉店し、外食産業はなくなった
【訂正】駅東口にドジャース食堂がまだあるのを忘れてました。

やはりじぶんの中では仁井田店であった。
こないだ書いた仁井田五叉路のそばにあり、薬屋以外にも本屋とかイートインがあった。
なべっこの買い出しなど、学校の思い出も。
そういえば3%時代の消費税込みで300円の遠足菓子は一時期(この店かしや開店)までここが定番だったり。
つぶれたあと葬儀屋になったが、もうその面影はなくなっていた。

ト一屋は昭和のスーパーの雰囲気があり、箱から直接安売りを並べる、狭い圧縮店だったのだが、それが悪作用していたのだろうか。

もう、ト一屋は秋田にはない。
でも、自分のなかではドジャースであれど未だにト一屋とよんでしまうのです。

参考研究:1966秋田ボウリングセンターオープン

参考文献:NTT「タウンページ」



美術の時間!

2021-04-22 21:19:32 | 美術・芸術
街の美術・壁画特集。
美術に親しむのも、いいことです。







最後はエロ注意。


これも一種の美術?
電柱直描き。
おくりものなら杉山壽山堂。

これ、秋田市内ならどこでもありますが、



なんと!八郎潟町で発見。
なんで?

また見つけたらやろうかと。

週末は、大ネタをかける予定です。






追分三叉路(後編)

2021-04-21 17:09:35 | 地理・土地・郷土
前編で追分三叉路を紹介したが、一旦おさらい。
金足追分=秋田市金足追分、金足下刈地区
中野追分=秋田市下新城中野、飯島堀川地区
天王追分=潟上市天王追分、追分西、長沼地区

このうち、天王追分だけは街が違うと書いたが、ものすごいカオスポイントである。


この地図で赤塗してるのが潟上市、紫塗りしてるのが秋田市である。
よくみると、国道で自治体が変わっている!
もっと凄いのを見せますと、


お向かいが別の市!

そもそも、この3地域は元から自治体が違っていて1つの街になったことはない。
金足追分=南秋田郡金足村
中野追分=南秋田郡下新城村、飯島村
天王追分=南秋田郡典農村

である。
ちなみにこの国道向かいは別自治体は大清水地区の方まで長々続くが、大清水は同じ村だった。
そのためなかなか見ないことになっている。
だからこんな話になる。

○ゴミ袋や公共料金
秋田市はゴミの収集費用が高いが、潟上市は無料。
つまり、天王追分の人と金足、中野の人ではゴミに関わるお金が違う。
ちなみにこのあたりのお店は2種類のゴミ袋や証紙をだしてある。
もちろん水道や社会保険や税金も変わる。

○選挙
秋田市は秋田1区、潟上市は秋田2区である。
そのため選挙が異なる。
今年4月の知事市長総合選挙のとき、近くに違うポスター板が出ていた。

○文教
最寄りの小学校は追分小学校、中学校は秋田北中学校なのだが、追分小学校は潟上市立、秋田北中学校は秋田市立。

つまり、
金足追分=金足西小学校、秋田北中学校
中野追分=下新城小学校、秋田北中学校
天王追分=追分小学校、天王南中学校

金足西も下新城も天王南もとおすぎてスクールバスが出る距離。
あまりにも不便を感じると救済があるらしいけど。

○許認可
他にも、市役所許認可になるものは場所で秋田市と潟上市で変わる。
食堂や店舗の許認可を出すとき、金足や中野は「秋田市保健所」、天王は「秋田中央保健所」となる。
実際、許可証が異なるから進出するときには注意がいる。
目と鼻の先のコンビニレジの前の許可証が違うから客目線でもわかる。

市が繋がってるのは東北だと山形の村山地区や福島の中通り、宮城の仙台や名取もそうだけど、なかなか大変かも。
ただ、この秋田追分地区は金農の時はみんなで盛り上がっていたし、無いものをうまく共存させて頑張っている気がする。

秋田市北端の街か、潟上市南端の街かはそれぞれだが、頑張ってほしい。
最後に、金足追分で見つけた珍しい写真。







追分駅前通り。
この規模で県道だが、秋田市は拡張の都市計画をしている。

功労者のとか。

赤ら顔のにくいやつ、姿を見せてくれた。
しかしもうすぐ身を隠すのだろう。
既に、警告済みだし。