首相 東北道の無料化を検討 NHKニュース
国会は、大型連休が始まった29日、衆議院予算委員会で、東日本大震災の復旧に向けた今年度の第1次補正予算案の審議を行っており、菅総理大臣は、復旧・復興を加速させるためにも、東北自動車道の料金の無料化を前向きに検討する考えを示しました。
この中で菅総理大臣は、大震災からの復旧・復興を加速させるためにも、東北地方の高速道路を無料化すべきだと提案されたのに対し、「復旧・復興に向けて歩み出すときに、東北自動車道の料金の無料化は大変効果的だと感じている。極めて有力な選択肢として検討したい」と述べ、前向きに検討する考えを示しました。また菅総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応について、「一義的には東京電力の責任だが、原発を推進する立場で取り組んできた国の責任も免れるものではない。いろいろな形の被害への補償に、国も責任を持たないといけない。最後の最後まで面倒をみるという姿勢で臨みたい」と述べました。一方、菅総理大臣は、震災発生後の先月19日に自民党の谷垣総裁と電話で会談し、副総理兼震災復興担当大臣として入閣を要請したことについて、「そうした話を電話でしたのは適切ではなく、やや思慮に欠けたと反省している。谷垣総裁から『用件があれば電話で』と言われ、言うべきでないことまで言ってしまった。私の頭には、谷垣総裁が大きい方向として連立を含めて考えていただけるなら、政策協議を行うこともありうると思っていた」と述べました。
国会は、大型連休が始まった29日、衆議院予算委員会で、東日本大震災の復旧に向けた今年度の第1次補正予算案の審議を行っており、菅総理大臣は、復旧・復興を加速させるためにも、東北自動車道の料金の無料化を前向きに検討する考えを示しました。
この中で菅総理大臣は、大震災からの復旧・復興を加速させるためにも、東北地方の高速道路を無料化すべきだと提案されたのに対し、「復旧・復興に向けて歩み出すときに、東北自動車道の料金の無料化は大変効果的だと感じている。極めて有力な選択肢として検討したい」と述べ、前向きに検討する考えを示しました。また菅総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応について、「一義的には東京電力の責任だが、原発を推進する立場で取り組んできた国の責任も免れるものではない。いろいろな形の被害への補償に、国も責任を持たないといけない。最後の最後まで面倒をみるという姿勢で臨みたい」と述べました。一方、菅総理大臣は、震災発生後の先月19日に自民党の谷垣総裁と電話で会談し、副総理兼震災復興担当大臣として入閣を要請したことについて、「そうした話を電話でしたのは適切ではなく、やや思慮に欠けたと反省している。谷垣総裁から『用件があれば電話で』と言われ、言うべきでないことまで言ってしまった。私の頭には、谷垣総裁が大きい方向として連立を含めて考えていただけるなら、政策協議を行うこともありうると思っていた」と述べました。