東電株価 上場以来最安値を更新 NHKニュース
東京株式市場の5日の取り引きで、東京電力の株価は、福島第一原子力発電所の事故の影響など経営の先行きに対する不透明感からストップ安の362円で取り引きを終え、昭和26年の上場以来の最安値を更新しました。
東京電力の5日の株式は、東日本大震災や福島第一原発の事故の影響で、経営の先行きが不透明となっているとして、取り引き開始直後から大量の売り注文が出る展開となりました。この結果、5日の株価の終値は一日の値下がり幅いっぱいの80円まで下落するストップ安の362円で取り引きを終え、昭和26年の上場以来、およそ59年ぶりに最安値を更新しました。東京電力の株価は大震災の発生前の6分の1にまで下落し、3兆4000億円余りあった時価総額も5800億円余りにまで落ち込んでいます。株価が最安値を更新したことについて、東京電力の藤本孝副社長は記者会見で、「今の経営状況からすると株価で市場から大変厳しい評価を受けていることを厳粛に受け止めたい」と述べました。
東京株式市場の5日の取り引きで、東京電力の株価は、福島第一原子力発電所の事故の影響など経営の先行きに対する不透明感からストップ安の362円で取り引きを終え、昭和26年の上場以来の最安値を更新しました。
東京電力の5日の株式は、東日本大震災や福島第一原発の事故の影響で、経営の先行きが不透明となっているとして、取り引き開始直後から大量の売り注文が出る展開となりました。この結果、5日の株価の終値は一日の値下がり幅いっぱいの80円まで下落するストップ安の362円で取り引きを終え、昭和26年の上場以来、およそ59年ぶりに最安値を更新しました。東京電力の株価は大震災の発生前の6分の1にまで下落し、3兆4000億円余りあった時価総額も5800億円余りにまで落ち込んでいます。株価が最安値を更新したことについて、東京電力の藤本孝副社長は記者会見で、「今の経営状況からすると株価で市場から大変厳しい評価を受けていることを厳粛に受け止めたい」と述べました。