レベル7“政府対応は変わらず” NHKニュース
福島第一原子力発電所の事故に対し、各国で懸念が高まるなか、枝野官房長官は12日夜、海外メディアを対象にした記者会見を行い、事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことについて、新たな事態が生じたわけでなく、日本政府として対応を変える必要はないとして理解を求めました。
東日本大震災から1か月たったことを受けて、枝野官房長官は12日夜、外国のメディアを対象にした記者会見に初めて行いました。記者団からは、国際的な基準に基づく事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことについて質問が集中し、枝野官房長官は「今回、新たな事態が生じたために『レベル7』にしたわけではない。これまでのデータを分析した結果、国際的な評価基準に当てはめれば『レベル7』であることがわかったものだ。従来から大変深刻な事態だという前提で対応しており、現在の対応を変更する必要はない」と述べ、理解を求めました。また、枝野長官は、各国で日本からの農産物などの輸入を制限する動きが相次いでいることについて「日本製品は厳重な品質管理のもとにあり、市場に流通しているものはすべて安全だ」と説明しました。
福島第一原子力発電所の事故に対し、各国で懸念が高まるなか、枝野官房長官は12日夜、海外メディアを対象にした記者会見を行い、事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことについて、新たな事態が生じたわけでなく、日本政府として対応を変える必要はないとして理解を求めました。
東日本大震災から1か月たったことを受けて、枝野官房長官は12日夜、外国のメディアを対象にした記者会見に初めて行いました。記者団からは、国際的な基準に基づく事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げたことについて質問が集中し、枝野官房長官は「今回、新たな事態が生じたために『レベル7』にしたわけではない。これまでのデータを分析した結果、国際的な評価基準に当てはめれば『レベル7』であることがわかったものだ。従来から大変深刻な事態だという前提で対応しており、現在の対応を変更する必要はない」と述べ、理解を求めました。また、枝野長官は、各国で日本からの農産物などの輸入を制限する動きが相次いでいることについて「日本製品は厳重な品質管理のもとにあり、市場に流通しているものはすべて安全だ」と説明しました。