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【東京モーターショー2015】スズキブース編 【イグニス/アルトワークス/新型ハスラー/バレーノなど】

2015-10-31 23:53:25 | 東京モーターショー2015
東京モーターショー2015の各メーカーのブース紹介ですが、続いてはスズキブースです。

各メーカーのブースはこちら

トヨタブース編 【プリウス/S-FR/KIKAI/C-HRなど
レクサスブース編 【LF-FC/新型RX/新型GS/GS Fなど】
日産ブース編 【IDS/TEATRO forDAYZ/GRIPZなど】
マツダブース編 【RX-VISION/越/ロードスターなど】


【トミカライフ増刊号】第44回東京モーターショー2015開催記念トミカ
【トミカライフ特別編】東京モーターショー開催記念トミカプレミアム【トヨタS-FR/日産IDS】

ではスズキブースです。

スズキブースのフォトチャンネルはこちら



スズキブースはこんな感じです。



スズキは二輪と四輪車を展示するため、展示スペースは大きくなっていますね。スズキはインドでトップシェア、軽自動車も年度上半期ではトップシェアをとるなど好調ですが、VWとの提携関係のゴタゴタなど落ち着かない面もありますね。スズキはコンセプトカーが4輪車は3台、参考出品車6台の構成です。

まずはコンセプトカーから見ていきましょう。1台目はマイティデッキ







かつてマー坊と呼ばれたマイティボーイの現代版という感じですね。マイティボーイというのは軽自動車のピックアップトラックという感じの車です。今回のマイティデッキは2+2の構成で一応リアシートがついていますが、写真のように倒して使うのが正解でしょう。その場合運転席の方まで空間が荷台とつながります。当時と同じようにピックアップトラック風になっており、野ざらしの荷台がついています。デッキを上げるとふた付きの荷室として使えるようになっています。デザインもオンでもオフでも似合うデザインですし、「クルマが自由を手に入れた。」のコピー通りの様々な使い方ができそうです。ハスラーに続く遊べる軽自動車ですが、これがでてもハスラーに流れるでしょうね。メカニズムは回生エネルギーで発進をモータアシストするS-エネチャージと5速AGSの組み合わせになります。5速のASGというのはマニュアル車のギアシフトを自動化したミッションです伝達効率がマニュアル車と同等で低コストでできるのが特徴。アルトやラパン、キャリィやエブリィなど採用車が増えています。

続いて2台目はこちら





エアトライサーという車です。この車は全長4.2mとスズキの中では大きい車。パワートレインは1.4Lのデュアルジェットエンジン+モータのハイブリッド。S-エネチャージではなく、EV走行も可能なフルハイブリッドです。3列シートのミニバンですが、自由に空間をアレンジ。またスマートフォンと連携して使えるマルチディスプレイを車内に配置。楽しく使える車内を目指すようです。

続いてこちらは市販予定車になります。イグニスというモデルです。国内における初代スイフトの輸出名がイグニスでした。





こちらはオレンジのモデルです。現在のアルトにかなり似ているデザインですが、小型車になります。全長3.7m全幅1.66m全高1.595mとスイフトよりもさらに小さいAセグメントのモデルです。パワートレインはソリオと同じ1.2Lマイルドハイブリッド。S-エネチャージの強化版です。アルトの小型車版かなとも思っていましたが、実際にはクロスオーバー要素も持たせているようです。地上高がやや高く、ハスラーと同じグリップコントロールもついています。クロスオーバーになっているのは国内における初代スイフトと同じですね。





白いイグニスも出品されていました。この車に関しては市販予定車に分類されています。ただ、どこの市場で出すのかまでは書いてありません。スイフトもそろそろモデルチェンジの次期ですし、これが次期スイフトになるのか、それとももう1台の市販予定車がスイフトになるのかいろいろと気になるところです。

続いてコンセプトカーがこちら



上で紹介したイグニスのオフロード性能をさらに高めたモデルです。イグニストレイルコンセプトです。ノーマルのイグニスでもすでにクロスオーバーになっていますが、より本格的に使えるようにしたモデルですね。ジムニーで名を馳せるスズキらしい1台です。





続いての市販予定車がバレーノというモデル。全長は4mを僅かに切るサイズで全幅は1745mmと日本では3ナンバーに分類されます。この車は流れるようなデザインでロー&ワイドな印象。来年からヨーロッパ市場に投入されるようです。スイフトと比べるとボディサイズは大きいものの100kgの軽量化を達成しているようです。ここのところのスズキの軽量化技術には目を張るものがあります。搭載されるのは1.2Lのデュアルジェットエンジンとそれにマイルドハイブリッド機構をつけたもの、さらには1.0lの直噴3気筒ターボエンジンが搭載されます。ミッションは6ATです。インド市場の覇権をとるスズキですが、この車はどちらかと言うと先進国向けの印象ですが全量インドで生産されるようです。こちらのほうがイグニスよりも現行スイフトに近い印象です。

続いては8月にモデルチェンジしたこのクルマ。





ソリオです。先代のソリオは1.2Lの日本で極めて扱いやすいサイズのミニバン車として登場。スペーシアの前身のパレットをベースに拡幅したような車です。そのソリオがさらに室内空間を拡大したり、スペーシアで採用されたステレオカメラの自動ブレーキの採用。そして軽自動車でS-エネチャージとして販売していた技術を強化し、マイルドハイブリッドであることを前面に押し出した広告を展開しています。TOKIOのCMでおなじみですね。マイルドハイブリッドはフルハイブリッド車と違いモータだけで走行することは出来ません。しかし、広告上セレナのようにハイブリッドと言い切ってもいいはずです。それなのにマイルドをつけて宣伝しているかというと、モータだけで走行が可能なフルハイブリッド車がでるからです。そのハイブリッド車がこちら



スズキ初のEV走行が可能なソリオハイブリッドです。通常のモデルはCVTがつくのですが、スズキのHVはコストを抑えるためか5AGSがつきます。燃費はマイルドハイブリッドで27.8km/lですから30km/lを超えてくるものと思われます。広い室内空間はほとんどそのままのようです。登場は年末の予定です。

続いてはこちら



アルトのスポーツモデルです。すついに2001年以来14年ぶりにアルトワークスが返ってきます。1987年に軽自動車で初めて64psを達成し、現在まで続く軽自動車の自主規制64psをつくったモデルです。



すでに売られているアルトターボRSは5AGSを搭載しています。アルトは5AGSモデルもCVT同様インパネシフトですが、これはフロアシフトになっています。つまりMTになっています。そのほかレカロシートが奢られたり、足回りやエンジンのチューニングを施し、どこまでもアクティブな走りを追求しているようです。こちらも年末の登場が噂されています。

そしてキャリィにも参考出品車があります。





軽トラ市仕様車です。野菜などを積んだ軽トラをあつめて直接販売する軽トラ市というのが全国で結構あるようです。その軽トラ市に向けて実際に使われている装備をつけたのがこの軽トラ市仕樣車です。実際に見てみるとわかりますが、このように軽トラの荷台は商売するのに適した高さになっています。なかなかおもしろいですね。

スズキ最後の参考出品車はこちらです。



どうみてもハスラーじゃないかと思いますが、このモデルは今までにない緑のボディカラーです。ルーフも黒く塗られています。ただの新色の追加かとおもいきや



フロントガラスを見るとデュアルカメラがついています。スペーシアにつづいてハスラーにもデュアルカメラブレーキシステムがつくようです。S-エネチャージを搭載する改良の時にはスペーシアからときまっていたのかが付きませんでしたが今回ついたモデルが出品されていました。





昨年の初売り用の特別仕様車JスタイルもJスタイルⅡとして復活。内装も黒で統一されるなど変更されています。JスタイルⅡにもこのデュアルカメラがついていましたから年末にデュアルカメラ付きが追加されると思います。これに合わせて新色の投入もありそうです。最近のスズキはこまめに改良してきますからすぐあとにもっとよくなっていたということが頻繁に起こりますね。電子部品はクルマの進歩よりも速く進歩しますから仕方ないですが。いまハスラーを考えている人は待ちでしょう。

ここまでがスズキの参考出品車でした。その他には



10月に出たばかりの新型エスクードが展示。今度の新型は本格クロカン車だった先代までから一変。クロスオーバーSUVのような感じになっています。走破性はさがりましたが、快適性などは上がっていると思います。全量ハンガリー生産の輸入車になりました。



最近トミカになったアルトも展示。



バックドアの色をグレーに変えられるというのが売りですがそのバックドアにデカールをつけようという提案がされていました。
スズキブースは以上です。次はホンダブースの予定です。

【東京モーターショー2015】レクサスブース編 【LF-FC/新型RX/新型GS/GS Fなど】

2015-10-31 21:59:12 | 東京モーターショー2015
というわけで東京モーターショー2015の各ブース紹介。続いてはトヨタの高級ブランドレクサスブランドブースです。レクサスは今年で日本導入10週年を迎えました。新車の投入も進んでおり、高級ブランドとしての認知度は国内では高くなってきていると思います。

レクサスブースのフォトチャンネルはこちら



ではレクサスブースです。レクサスブースはトヨタのとなりではなく、ダイハツ、スバルを挟んでいます。BMWのすぐとなりという位置にあります。





レクサスブースの目玉はモーターショー直前10月22日にデビューしたRX。RXはかつては日本ではハリアーとして販売されていたモデルです。ハリアーのブランドが高級ブランドとして認知されすぎていたため、トヨタは別に国内専用のハリアーを用意したくらい人気のある車でした。海外ではもともとレクサスRXでしたからこちらの方が正当なハリアーなのかもしれません。ちなみに国内RXとしては2代目、ハリアーから数えると4代目です。新型は2.0L直4ターボ、3.5V6、3.5V6+HVの3種のパワートレインを用意しています。今回の特徴は120mmも全長とホイールベースが伸ばされ、居住性が向上。またより絞りこまれたルーフラインになっていますね。レクサスの特徴であるスピンドルグリルと相性もよくってきました。レクサスの最量販モデルとしてまたよく売れると思います。

そしてレクサスのコンセプトカーは1台。LF-FCです。





この車はレクサスの最上級モデルLSのスタディモデルです。次期LSは2017年頃に登場予定と言われています。LSはセンチュリーと並ぶ日本の最高級車ですから東京オリンピックのVIP送迎車として使われることをにらみモデルチェンジされる見込みです。スポーツカーのように低く長いボンネットになっていますが、この新型LSからプリウスで採用されるTNGAのFR版が登場する見込み。これに合わせてセンチュリーやクラウンも前後してモデルチェンジになるでしょうね。実際にはもう少し車高は高くなるでしょうがそのことを示唆しているコンセプトモデルだと思います。
さてレクサスのコンセプトカーにはLF(レクサスフューチャー)から始まりますが、FCというのはおそらく、Fuel Cell の略でしょうね。つまり燃料電池のことです。次期LSにはHVの他にトヨタがMIRAIで量産化した燃料電池が用意される見込みです。それを示すように



LF-FCの動力源として燃料電池の技術モデルが用意されています。間違いなく2020年の東京オリンピックでは新型LSの燃料電池車が使われますね。

その他のレクサスの展示車はこんな感じです。





9月に発売されたレクサスのSUVモデルLX570も展示。待望の日本導入でした。月に50台の目標に対し人気が高く1年以上待つそうです。この車は見ての通りのランドクルーザー200系のレクサスモデル。石油王などが砂漠を移動する際にこの車を使うそうです。圧倒的な走破性のほか、4席各それぞれに空調の温度を変えられるなど様々な快適装備がおごられます。SUV界のトップに君臨するモデルですね。

つづいてはもうまもなく日本で販売開始になるモデルです。





GS450hです。GSはもうまもなくマイナーチェンジを受け新型になります。2011年の東京モーターショーで登場したGSですね。マイナーチェンジモデルの特徴はフロントマスクを中心にモデルチェンジ。横にラインが入りました。バイLEDヘッドランプも採用されています。内装の質感向上のほか、ボディ剛性にも手が入り後席の乗り心地がよくなるようです。またLEXUS Safety system+の自動ブレーキも採用されます。また新エンジンの2.0Lターボも採用されます。ISなどにも搭載されているエンジンです。そしてマイナーチェンジで新グレードが登場





GS Fが登場します。直噴機構D-4Sを採用したV型8気筒5.0ℓエンジンを搭載し高い出力を発生するエンジンです。足回りも専用設計サスペンションの採用によって、スポーツドライビングに求められる路面に吸い付くような高い操縦安定性と、一般道での快適な乗り心地を両立しています。また、新型アクティブサウンドコントロールは、リヤスピーカーを追加することによってクルマの加速や減速時に生じるエンジン音を整えることで、より迫力を増したエンジンサウンドを実現しているようです。また駆動力制御システムTVDを採用。走行状態に応じた後輪左右の駆動力を最適に電子制御し、コーナリング時に理想的な車両挙動を実現しています。数は出ないですが、レクサスのイメージアップには効果的ですね。





また同じFの名前をもつRC Fも展示。GS Fと同じ、5.0lV8エンジンを搭載。レクサスの唯一のクーペですからこういったスポーツモデルも必要でしょう。そしてこの車をベースにした車がこちら





RC F GT3です。こちらはRC FをベースにGT3というレースの規格に合わせた車に仕上げています。こちらはまだコンセプトモデルということですが、2014年からモーターショーには出品されていますからそろそろ実戦デビューすることになりそうです。来年にはレースに出ると思います。これでいい結果が出れば、市販車の名声が高まることになるでしょう。レクサスにはストーリーが足りないと言われて久しいですが、そろそろ出来て欲しいところですね。

レクサスブースはこんな感じです。続いてはスズキブースです。

【東京モーターショー2015】トヨタブース編 【プリウス/S-FR/KIKAI/C-HRなど】

2015-10-31 20:02:17 | 東京モーターショー2015
東京モーターショー2015、続いては日本最大のメーカートヨタブースの紹介です。トヨタの本体の他、トヨタ車体、トヨタ自動車東日本ブースも紹介します。

トヨタのフォトチャンネルはこちら



トヨタのコンセプトカーは4台、そして市販予定のプリウスが加わります。



トヨタブースは激混みですから根気よくいることがトヨタブース攻略の鍵です。前回はダイハツブースの2Fがトヨタブースを一望できるポイントでしたが、今回はその作戦は使えません。

まずはトヨタの目玉新型プリウスから





プリウスは力が入っているだけあって4台トヨタブースに展示してありました。ラスベガスでの最初の発表と同じ赤のプリウスはステージの真ん中に展示してありました。プリウスといえばトヨタを代表する車種になりました。世界ではじめてHVシステムを搭載した乗用車です。2代目以降急速に販売台数を伸ばし、現在ではトヨタではカローラ、カムリに続く量販車種に成長しました。4代目となる、新型はTNGAと呼ばれる新しいプラットフォームを採用。車体構造を一から見直すことで基本性能のアップなどが図られています。





白とシルバーのプリウスはFF車。最高で40km/lを達成する低燃費を実現しています。展示しているのはFFの上級車種Aになっているようでこちらは37km/Lになっています。



TNGAの採用で現行型よりも少し低めのヒップポイントになりますが、リアシートの足元は広く快適です。



インパネはこんな感じ。明るい展示場ということもあり、白い内装がより明るく見えます。



荷室はかなり広くなった感じ。500lを越えるトランクを実現しています。



そして新型プリウスの特徴の一つは後輪をモータで駆動する4WDが登場する点。黄色のプリウスは4WDになっています。荷室の下にモータとインバータが入っているようです。ちなみにプリウスに黄色は初設定になります。実は新型プリウスの塗装は熱を効率よく反射するようになっており、夏の暑い時に車内の温度が上がりにくいようになっています。

つづいてS-FR







トヨタスポーツ800から続くライトウェイトスポーツカー。このサイズながらFRレイアウトを採用し、日常でも走りが楽しめるようになっています。ロードスターのようにオープンにはなりませんが、それでも日常にこんな車があったら楽しくなりそうですね。とても小さく愛らしいデザインになっています。いかつい顔のスポーツカーも多いですが、この方が親しみやすいと思います。開発中止のウワサも流れていますが、是非市販して欲しい一台です。

つづいて3台目。こちらも来年には市販される1台です。





C-HRCONCEPTです。このクルマはプリウスをベースにしたクロスオーバーSUVです。プリウスで登場するTNGAを使い車高を上げたデザインになっています。プリウスと同様個性的なデザインです。クーペのように強く絞りこまれたデザインです。ちなみにこのクルマパッと見3ドアに見えますが、FJクルーザーなどと同様観音開きの5ドアです。パワートレインもプリウスと同じ。HVが基本になると思います。来年の登場が楽しみです。







続いてのコンセプトカーがKIKAIです。この車は”機械本来の魅力で人とクルマの関係を再構築する”というのがテーマ。ここまで機械丸出しのクルマも珍しいですね。サスペンションのバネの部分やエンジンなどがまる見えですね。このようにわざとメカメカしい感じにして、クルマを機械としてたのしめるようにしようというのがコンセプトです。市販は難しいでしょうが、こういうクルマが出てくると面白くなりそうです。





そしてFCV PLUS。トヨタは他車に先駆けて水素を使った燃料電池車を市販化しています。さらに燃料電池車が普及する将来に向けたコンセプトカー。燃料電池車は水素をつかってその場で発電することができます。単に移動するためだけにエネルギーを使うのではなく、社会に分散する電源ともなるような新たな役割を担いうる存在になろうというのがコンセプトです。このようにショーカーチックなみためですが、水素社会になった時にどのような社会構造になるかという提案でもあります。

ここまでがトヨタ本体のコンセプトカーです。続いてトヨタブースの展示車両の紹介です。





まず1台目がその水素自動車の市販化第一号になったMIRAI。今から買おうとしても納車は3年後になるそうです。トヨタはプリウスにせよ、出したことに意味があるような車でも大人が4人乗れるように作ってきます。水素自動車はまだまだタンクが大きいため、かなり大型な車になっており、クラウン並の大きさになってしまっています。

続いては30年間作り続けられているこちらの車。





ランドクルーザー70系です。04年に生産中になってからも多くのファンが乗り続け、昨年10年ぶり復活した車です。相変わらずランドクルーザーの中でも走破性はトップでしょうね。今回の展示車両は土がついていますが、この方がむしろかっこいいです。なんで土がついているのかというとこの車はオーストラリア20,000kmの道を走破した車だからです。トヨタはもっといい車作りを目指しています。その中でのひとづくりという点で普通のテスコースでは得られない経験をということで昨年オーストラリアを走破しました。オーストラリアの道の中でもランクルでしか走れないような悪路もかなりの距離を走りました。それでこんなに汚れています。オーストラリア仕様ということで



ボンネットから黒いダクトが見えますが、これはシュノーケルです。オーストラリアでは川を渡ることがあり、車両が水没しても、エンジンに空気を取り入れ、走行を続けるために欠かせないアイテムです。こういう装備もランクルらしいですね。





つづいてヤリスのWRCテストカー。ヤリスというのはヴィッツの輸出名です。トヨタはWRCに再参戦することを決めていますがそのベースカーはこのヤリスになるようです。参戦に向けたテストカーが展示されています。日本のヴィッツに設定のない、3ドアボディになっていますね。
この他のトヨタブースにある車はすべてG'sと呼ばれるカスタマイズ仕様になっています。足回りの変更のほか、ボディ剛性にも手が入っています。



まずはハリアーのG'sバージョン。フロントグリルがかなりイカツイ感じになっています。



まだまだ日本でも人気のあるプリウスαのG'sバージョン。今年プリウスが新型になるので次回のモーターショーでは新型プリウスαが出てきそうです。価格帯も新型プリウスと被りますから広い室内が欲しい人にまだまだ売れそうです。



つづいてまだまだ日本一の販売台数を続けるアクアのG'sバージョン。プリウスに燃費では抜かれますが、まだまだ量販が期待できるモデルです。



そしてマークXのG'sバージョン。そろそろモデルチェンジが期待されるマークXですが、モデルチェンジの内容がなかなか定まらないようですね。2017年ころと言われています。

ここまでがトヨタブースです。続いてトヨタ自動車東日本ブースの内容です。
トヨタ自動車東日本はアクアやカローラ、シエンタなどを生産するトヨタのグループ会社。小型車が多いですが、トヨタの最上級車種センチュリーもトヨタ自動車東日本が製造しています。ちなみにブースも離れておりトヨタが東4ホールなのに対し、トヨタ自動車東日本は東1ホールです。



やはり今年出たばかりのシエンタがメイン。こちらは福祉車両ですが、



コンセプトカーとして今流行のクロスオーバー車も展示。もともとのデザインも見慣れてくるとよく出来ていることに気付かされ、なかなか様になっていますね。アクアにもX-URBANが設定されていますから是非市販して欲しいです。



そしてそのアクアにもクロスⅡが参考出品。前回モーターショーでクロスが出ていましたからその続編です。室内もオレンジでコーディネートされています。





そしてカローラ・フィールダーにクロスオーバー仕様が展示されています。なんだかスゴイ顔立ちですね。アクティブかつ上品と行っていますが、ちょっと下品なデザイン。これは売らないで欲しいですね。

続いてトヨタ車体。こちらはアルファード/ヴェルファイアや、ヴォクシー/ノア/エスクァイアなどのミニバンのほか、ランドクルーザーやコースター、そしてセブン-イレブンの配達用のコムスなどを生産しています。こちらにもコンセプトカーが登場していました。

まずはアルファード エルキュールコンセプト。





クルーザーを意識したようなデザインです。説明文には「南欧のヨットハーバーへ向かう途中心地よい潮風を感じながら仲間とシャンパングラスを傾ける。そんな休日の過ごし方が似合う開放感に満ちた上質な室内空間を備えたオープンクルーザー」だそうです。金持ちの考えることはわかりませんね。シャンパングラスを傾けるということは運転手が別に必要です。第一ヨットにこれから乗るのに潮風を初めから感じる必要があるのでしょうか?なんだかスゴイ車です。





続いてはノアアクティブクロス。こちらもノアをベースにした今流行のクロスオーバー車。リアシートをたたむと広大なスペースが生まれますね。これならいろいろな荷物を積み込んで遊びにいくのにもいいかもしれません。荷室にはスロープがついており、自転車やおおきな荷物も楽に積めますね。ミニバンはクロスオーバーに向いていると思います。





こちらもまたまたスゴイ車。ハイエースプラチナムラウンジです。ハイエースといえば日本を代表する商用バン。未だにつき4000台売るトヨタのドル箱です。その用途は様々で広い空間を活かし、サーファーにも愛用されていたりもします。本当に使い方はそれぞれという感じです。今回のコンセプトカーは広い室内をつかったVIPカー仕様にしてみましたということのようです。都会のパーティーへの移動が似合うようにと書いてありますが、パーティにはハイエースでは行かないですよね。



最後はコムスコネクトです。コムスの改良版という感じです。後ろの部分を変えることができ、荷物を入れるトランクや、もうひとつシートを加えたり、人に合わせた使い方ができるようになっています。ジョイスティックで簡単に操作できるようになっているようです。この形になるかはわかりませんが、コムスのようなミニカーは都内ではもっと増えていいように思います。都市整備の段階からいろいろ考えないと難しいでしょうが。

トヨタ、トヨタ自動車東日本、トヨタ車体のトヨタブランドのブースについては以上です。つづいてはトヨタの高級ブランドレクサスです。

【東京モーターショー2015】日産ブース編 【IDS/TEATRO forDAYZ/GRIPZなど】

2015-10-31 17:16:13 | 東京モーターショー2015
東京モーターショー2015、続いては日産ブースの紹介です。

フォトチャンネルを日産ブースのフォトチャンネルはこちら



私は今日も東京モーターショーに行っていますが、日産ブースの撮影はプレビューデーの撮影になります。今回の日産のコンセプトカーは4台。

1台目はトミカプレミアムにもなったIDSコンセプトです。





日産IDSコンセプトは日産が考える自動運転のコンセプトカーです。意のままのドライビングを味わい、自由で創造的なゆとりの空間を楽しむのが日産の考える自動運転のコンセプトだそうです。今まで通りドライバーが操作することもできますが、多くのセンサーでモニタリングし、ドライバーの思いのまま走れるようにしているそう。また、自動運転モードではインパネに大きなモニターが登場し、映画やテレビを楽しめるようになっているそうです。クルマの自動運転もドライバー席に座っている人の好みに合うように走るそうです。2020年頃に自動運転技術ができるとも言われていますからその頃に登場するかもしれません。ちなみにこの車は電気自動車です。

2台目がGRIPZ CONCEPT





見ての通りの比較的コンパクトなクロスオーバーSUV。本当にこの形式流行っていますね。スポーツカーとSUVのクロスオーバー車でSUVにしては低めのルーフラインでクーペのような感じになっています。このクルマの特徴は「PureDrive e-POWER」を搭載している点。このパワートレインはシリーズ式のHV。モータのみでタイヤを駆動し、エンジンは発電のみをおこなうタイプです。すでに日産にはリーフがありますが、このシステムに発電機をのせたような感じです。実際リーフと同じモータを搭載しているようです。日産のCMでおなじみですが、モータの方が加速は鋭いですから、このようなクーペとのクロスオーバー車には向いているかもしれません。次期ジュークあたりにこのデザインコンセプトが使われると思います。

3台目はTEATRO for DAYZ





現在日産の軽自動車はモコとデイズシリーズがあります。モコはスズキからの供給を受けていますが、デイズシリーズは日産と三菱の共同開発。日産と三菱の共通点といえばやはり電気自動車がラインナップされている点ですね。当然この両車の協業ならば電気自動車もラインナップされるだろうということでこの車です。軽自動車のEVのコンセプトは、”Share Natives”室内は白いシートに白いインパネになっています。自由にカスタマイズすることが前提になっているそうです。クルマの新しい楽しみ方を提案するモデルです。ここまででなくとも実際に出そうな感じですね。

そして4台目はスポーツカー。NISSANCONCEPT2020 VISION GRAN TURISMOです。







人気ゲームソフト「グランツーリスモ」誕生15周年を記念した「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトにより生まれたバーチャルスポーツカーです。グランツーリスモはゲームの中でコンセプトカーを用意していますが、ついにその中から実車になったのが、このクルマです。ヨーロッパの若手デザイナー達が自由に夢のスポーツカーをデザインしながら、緻密な空力性能に裏打ちされたエモーショナルなボディラインを実現。未来のスポーツカーのひとつの方向性を示す一台とのことです。V6ツインターボのAWDHVを想定しているそうです。市販化されることは無いでしょうが、ゲームでは楽しめそうです。

ここからは日産の展示車両を紹介。





まずは11月発表、12月発売の新型リーフから。新型リーフのポイントは主に2点。一つは航続距離を伸ばすために大容量バッテリー車の登場。従来24kWhのバッテリーで228km走ることができましたが、新型リーフは30kWhの大容量版が登場。これにより280kmまで連続で走れるようになります。そしてもう一つがようやく自動ブレーキが搭載されることですね。





もう一台電気自動車ではe-NV200商用EVの先駆けですね。企業のイメージアップにはいいでしょうね。



ちなみにこのNV200はニューヨークなどでタクシーに使われています。生産を担当している日産車体のブース(東ホール)にはそのクルマも展示してあります。





そして日産が最近発売したハイブリッド車エクストレイルHVが展示。現行型は3代目ですが今回からコンセプトを変えて、遊べる感じのSUVから上級の方向になってしまいました。HVのシステムはフーガなどと同じく一つのモータで発電と駆動をおこなうシステム。トヨタのように2つ積まないためシステムとしては軽量化できます。燃費はFFが20.6km/lの低燃費。後に次期型セレナなどに同じシステムが使われる見込みです。

そして日産を代表するスカイラインも展示。





前回のモーターショーで発表されましたV63.5LHVとベンツから買ってきた直42.0Lターボを搭載しています。すっかり高級車です。。
そしてここからはNISMOシリーズ。





まずは日産の象徴GT-RNISMO。毎回大人気の車です。2015年モデルのGT-Rはサスペンション、ブレーキ、タイヤ、トランスミッションを見直し、より良い走りになるように改良されています。NISMOモデルは標準車に対してボディ剛性をあげるなどより走りに徹したモデルです。





続いてフェアレディZNISMO。フェアレディZをベースにボディ剛性のアップやサスペンションを改良。走りが楽しめる車になっています。外観はエアロパーツのデザインが印象的ですね。





最後はノートNISMO。ノートをベースにZと同じくボディ剛性のアップや専用チューンのサスペンションになっています。エンジンも換装されており通常の1.5Lに対して1.6Lになっています。今では殆ど無いホットハッチに入れられる車ですね。

日産ブースは以上です。続いてはトヨタブースです。

【トミカライフ特別編】東京モーターショー開催記念トミカプレミアム【東京モーターショー2015】

2015-10-31 15:55:34 | 東京モーターショー2015
というわけでトミカライフ東京モーターショー特別編です。前回のトミカライフ特別編記事では東京モーターショー開催記念トミカの通常モデル12種を紹介しました。今回は無事にトミカプレミアムの2種が購入できたので日産ブースよりも先に紹介します。



今日の東京モーターショーは10時開場。2時間前についたのに200人ぐらいすでに待っていました。



10時ちょっと前の時点でかなりの大渋滞。入場するだけで1時間近く待ちそうでした。
ではトミカプレミアムの紹介です。



さすがはプレミアム。箱が普通のトミカよりも立派です。



フタ付きで箱の状態で飾りやすいようになっています。
ではトヨタFR-Sから紹介します。





トヨタFR-Sは今回のモーターショーで世界発公開されたモデル。トヨタにはスバルと共同開発した86というスポーツカーがありますが、FR-Sはさらに小さいながらその名の通りFRレイアウトをとり、走りを楽しめるようにしたモデルです。エンジンは1.5L程度が想定されています。86を作ってみたら思ったより大きく、高くなってしまった反省もあるようですね。平成のヨタハチと呼ばれていたりします。黄色のカラーが眩しいですね。





アクションはドアが開くようになっています。

続いて日産IDSです。





日産IDSは最近日産のCMで「やっちゃえ日産」のキャッチコピーのCMをよく見ると思います。CMの内容は自動運転の技術を日産が先取りして市販化するというようなものです。その自動運転技術を活かした車を作るコンセプトカーになっています。マニュアルモードと呼ばれる今までと同じように運転できるモードやパイロットドライブモードと呼ばれる自動運転モードが存在しています。



トミカを見ると屋根がこのようにガラスルーフになっています。実車もそうなっているのですが、これは開放的な空間を得るための工夫でしょうね。

これらのコンセプトカーの実車はこのあと日産ブース編、トヨタブース編で紹介します。そちらをお楽しみに。今回は以上で続いての東京モーターショー記事はその日産ブース編です。