歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

「北より安倍首相が悪い」の愚かなメディアの対応

2017-09-08 13:46:06 | 産経新聞の記事から抜粋

 

     

  

  何とか政府が誤魔化してきた、特定アジアとの見せかけの友好状態は、今回の北朝鮮の水爆実験を機に、日本人の目を覚醒させた、違った意味で戦後初めての、戦後体制の見直しをせざるを得ない状況になりましたが、それが気に入らない連中もかなりいます。

  その気に入らない連中というのは、ほとんど安倍降ろしに加担する、反日運動家が、懲りずにまだ続けている困った連中ですが、一度身に付けた価値観というものはなかなか変えられないものです。

  その連中が日本のメディアを捻じ曲げている張本人たちですが、日本の世論は、彼らの思う反対の方にどんどん進んでいくのは、現実的な東アジア情勢によるものです。北朝鮮のド外れた挑戦的な、暴力的行為に、とうとう言い訳が効かない事態に至っています。

     

  日本に巣くう、リベラルな平和主義者でも。もうこれを庇う事は難しいでしょうが未だに、バカなことを言っていい子ぶっている人がいます。ブログ『厳選!韓国情報』からの抜粋です。・・・・・・


  ■ 平和ボケとはこのことか。北朝鮮からすればいいカモではないか。

◆森永卓郎  「もう戦力は持たない。日本が世界中に経済援助して日本っていい国だなっていうふうにすれば攻めてくる国はほとんどなくなると思いますよ」

    
◆田母神俊雄  「それは青臭いと思いますよ!」

   
◆室井佑月  「私は森永さんよりもっと強烈だもん。やられてもやられても、やめて下さいって言ってるほうが良いんじゃないかって(笑)」

   
◆森永卓郎  「偉い!(拍手)」
◆田母神俊雄  「いやそれは…」
◆室井佑月  「私は日本人としてそういうことを誇りにしたい。クリスマスもお正月も何でもやって、ゆるい感じで。やられてもやられても『もうやらないでください~』っていうのがいい

  もっと呆れたのがTBSのサンデージャパンでのこの発言!

  テリー伊藤

  テリー伊藤「日本は北朝鮮を煽るな。北の核は国防!他国を攻めないし領土を取らない!侍の刀と一緒」 
  「北朝鮮の挑発」という言葉を使っているが、北朝鮮にしてみれば挑発しているのは米韓だ!

  北朝鮮が「米韓合同演習はするな」と言ったにもかかわらず、トランプが無視してやったので北朝鮮側は凄く怒っている。
日本は、アメリカに対して「米韓合同演習をするな」というべき!

  北朝鮮は、自分の国を無くすという恐怖心を世界で一番持っている。
日韓併合された恐怖心の中で、また統一されてしまう恐怖心があるので、日本は煽る立場じゃない!

  北朝鮮の核武装は、国防なんです。北朝鮮にとっての核は、別に攻める訳じゃない!
ナチスと違って、他国の領土を取ろうとしてる訳じゃない!

  起死回生でひっくり返すには核しかない。北が核を外すことは、侍が刀を取られるのと一緒なので、絶対にしません!

 

  こんな連中がテレビの平均的コメントなのです。・・・・・・・

  テリー伊藤と言ったらテレビ人間の典型的人物です。しかしこの発言は完全に北朝鮮側の一方的な言い分です。朝鮮半島が日本統治時代に恐怖などあるわけがありません。インフラを整えられて、半島歴史上、最も平安な時代だと歴史を学べば分かります。

 

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  産経ニュース・平成29年9月7日 付

   

    【阿比留瑠比の極言御免】

「北より安倍首相が悪い」の愚 戦争したい?  戦時放送流す?…日本政府性悪説


  北朝鮮の核・ミサイルという今そこにある危機からは目をそらし、現実離れした感情論や臆測で、気に入らない相手を批判するだけの言説が横行している。観察すると、おおむね2つのパターンがあるようだ。

 一つは、「北朝鮮がどうあれ、とにかく悪いのは原因を作った日本側」という見方で、もう一つは「徹頭徹尾、とにかく安倍晋三首相が悪い」という意見である。両者とも根拠は見当たらないが、当人たちは深刻な顔でそう訴えている。

   

  さらに前者と後者が混合した意見や、「対話」について、唱えれば問題が解決する魔法の言葉だと信仰するかのような声も加わり、もはや訳が分からない。

  脅しに従う日本

  「無条件の直接対話が米国、北朝鮮間に必要だ。無条件の直接対話に踏み出すように求めていくことが必要だ」

  共産党の井上哲士参院議員は5日の参院外交防衛委員会の閉会中審査で、こう説いていた。だが、北朝鮮に核・ミサイルを自ら放棄する考えが全くないのは、すでに国際常識だろう。

    

  だとすると井上氏は、日本は米国に、北朝鮮が「核保有国クラブ」の一員となることを認めるよう働きかけろと言っているのか。核保有国たる北朝鮮の脅しと要求に、唯々諾々と従う日本こそが、好ましい将来像だと思っているのか。

  「北朝鮮(に対し)、性善説のような質問ですが、何をしでかすか分からない国じゃないですか」

  菅義偉官房長官が1日の記者会見で、北朝鮮側ではなく日本政府の対応ばかり疑問視して対話を促す東京新聞の記者を、こうたしなめる場面もあった。

  国民の生命・財産に直結し、世界平和を脅かす危機を引き起こしている北朝鮮よりも、日本政府に対して「性悪説」をとって攻撃する人たちも少なくない。

  5日付東京新聞朝刊によると、安倍政権による憲法9条改正に反対する市民団体の呼びかけ人の一人である評論家、佐高信氏は4日に記者会見し、こう訴えたのだという。

    

 「再び戦争をしたい人たちを阻止していきたい」

  だが、筆者は安倍政権内でも自身の周囲でも、再び戦争をしたい人などただの一人も知らない。少なくとも日本では、護憲派と改憲派などそれぞれの立場や考え方によって、平和を維持・確保するための方法論が異なるだけで、誰も戦争など求めてはいない。

  8月29日朝に、北朝鮮が日本上空を飛び越える弾道ミサイルを発射し、政府が12道県で全国瞬時警報システム(Jアラート)を配信した際には、金子勝慶大教授がツイッターでこんな投稿をしている。

    

  「まるで戦時中の『空襲警報』を一斉に流す。北朝鮮も怖いが、『戦時放送』を流す安倍政権も怖い」

  また、9月3日の北朝鮮の核実験を受け、コラムニストの小田嶋隆氏は一応、北朝鮮を批判しつつも4日付朝日新聞朝刊にこんなコメントを寄せていた。

  「安倍政権は、求心力を高めるために国防意識を強い口調であおっているようにも映る」

   

  政府が北朝鮮のミサイル情報を国民にただちに伝えたことや、安倍首相ら政権中枢が北朝鮮の無法への憤りを口にしたことが、まるで問題のような言い草である。

「安倍嫌い」をこじらせて、どんな事態、状況も安倍政権批判に結びつけなくては気が済まなくなってしまったのか。

  平和ボケ超え犯罪

  評論家の石平氏は6日、自身のツイッターでこうはっきりと断じていた。

   

  「『北を追い詰めたのは日米だ』と金正恩の立場を弁護したり、北朝鮮の脅威に対処するための自国防衛強化に難癖をつけたりする人はいる。そんなのはもはや平和ボケ程度のものではない。日本国民に対する犯罪だ!」

  言葉はきついが、おおむね同感である。自国は信用できないが、他国は信頼しようと説く人たちの道連れにはされたくない。(論説委員兼政治部編集委員)

 

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  北朝鮮の核実験も、安倍首相の日本を再び戦える国にすることに比べたら、許せることで当然の処置だと、まるで北朝鮮の立場に立って、テリー伊藤などは言っています。日本のごく少数の連中ですが、テレビ界においては多数派を占めています。

  これらの問題に関しては、「モリ・カケ問題」を通して、メディアの信頼は失墜しているのですが、テレビ業界は外部との交流があまりないのか、まったく反省するそぶりがありません、こうなると単なる怠慢か、世間に対する無知だと言えるでしょう。

  テレビ界で生きていくためには、テレビ界特有の流れに逆らったりは出来ません。特定アジアに対しては特にナーバスです。テレビ界そのものが彼らの手によって浸食されているとも言われています。

    

  しかし日本に仇名す、チャイナや北朝鮮、そして慰安婦問題などを通して日本に敵対する特定アジアより、安倍首相の方が日本にとって障害になる、倒さなければならないという姿勢は、可笑しいどころか日本人として許せる存在ではありません。


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