歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

北朝鮮“大物工作員”追跡で発覚した金正恩氏らの日本不法入国 

2018-05-07 12:06:54 | 産経新聞の記事から抜粋

 

        

   

   産経新聞ならではの一面トップ記事ではないでしょうか。今も、此処まで来てもまだ日本のメディアは北朝鮮には一種のタブーなのでしょうか、遠慮した扱いをしているように思えます。決してこれは差別でもなんでもない、スパイ法がないため好き勝手に出入りされています。

   それが拉致につながったとハッキリして居るのですが、それ以上踏み込んだ場合を考えて外務省は仕事をしていないのです。国交省はここしばらくは公明党の指定席ですが、朝鮮半島には甘い公明党では、これから先心配なことが山のようにやってくるでしょう。

          

  日本のメディアは相変わらず安倍降ろしにしか興味がないようで、利用出来るものは何でも使うという方針らしいですが、南牧首脳会談以降、これに対する批判の声は怒っていません。北朝鮮は国と言うより金王朝の好き勝手に国などと言う隠れ蓑で国連などにも潜り込んでいます。

   よほど日本が好きらしく暗殺された金正男などは何遍も偽名パスポートで日本を訪れていたと言います。日本の暴力団の商売道具ヤクノ売買では、北朝鮮物は大変上等だと聞きます。その集金も兼ねて何回か日本に来たとも言われていますが、よく日本の検問をたやすく潜ったものだと感心します。

          

   この前の騒ぎでよくわかります。あの小泉首相でさえ、口では偉そうな大口叩く田中真紀子外相も、慌てて特別飛行機を仕立ておかえりいただく丁重さです。ブログ『私的憂国の書』から一部取り上げました最初の部分です。

  激動する東アジア情勢のなか、現在の主役は、狡猾な金正恩だ。金は、北朝鮮が建国以来取ってきた方針を、180度転換するような動きに出ているが、その裏事情は様々な憶測を呼ぶ限りで、金の本当の狙いはまだ不明だ。

     もっとも、今まで国内で残忍な処刑などを含む粛清を繰り返してきた金正恩が、ノーベル平和賞の候補として取り上げられるなど、非常識きわまる目線の逸脱も見られる。

      

 その北朝鮮に対し、日本国内では「対話」を歓迎する報道が多い。ただし、北朝鮮が対話路線に舵を切ったのは、間違いなく圧力の為せるもので、それまでの「日米を中心とした圧力路線の継続と強化」は評価されて然るべきだろう。

    安倍政権を批判すること自体が仕事になっている左派メディアは、こうした成果を報じない。

  安倍総理の対北朝鮮スタンスは、「対話や核放棄への言及自体に報酬はない」というもので、これは米国と完全に一致している。北の核放棄は、国連を軸とした国際社会のコンセンサスであり、北がそれを履行するということ自体に褒美が与えられたり、称賛されたりすること自体、非常識ということだ。

  国内の左派メディアは、大変な勘違いをしていますがそんなこと百も承知で、とにかく安倍降ろしを最重要課題として、その他のニュースに対しては興味がないみたいです。キム三世も日本に来ていたなんて、日本のメディアが味方しているからでしょう。

    日本に頼みごとがあるなら日本に来ればいい。拉致問題は犯罪なのだから直ちに謝罪して返すべきですが、特定アジアの感覚は、謝罪は相手にさせるもの、約束は相手に守らせるものであって、自分たちは何もしないのが常識だと言います。日本はおとなし過ぎました。

 

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  産経新聞・平成30年5月6日 トップ記事

  北朝鮮“大物工作員”追跡で発覚した金正恩氏らの日本不法入国 膨大な金の出入り確認

 

   北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と実兄の正哲(ジョンチョル)氏が幼少時の1990年代前半、日本に不法入国した入管法違反事件は、捜査当局が大物工作員とみて動向を追っていた

     北朝鮮の男の捜査過程で偶然発覚した“副産物”だったことが5日、政府関係者への取材で分かった。北朝鮮の指導者一族は、男の手引きで日本入国を繰り返していた疑いが強まっている。(北朝鮮問題取材班)

       

  「背乗り」と同じ手口

   政府関係者によると、男は北朝鮮の指導者一族の秘密資金などを管理する朝鮮労働党秘書室の朴英武(パク・ヨンム)副部長。

   捜査当局は1996年ごろ、北朝鮮への渡航を頻繁に繰り返していた日本人男性が帰国するたびに、朴氏が同行していることを把握。朴氏の入国状況をさかのぼって調べたところ、ブラジル政府発行の「Richardo(リカルド) Pwag」名義の旅券で入国していたことをつかんだ。

       朴氏はブラジル政府発行の旅券のほかに、「リカルド」名義のポルトガル政府発行の旅券も所持していた。

   各国情報機関などの協力を得て、「リカルド」の個人情報を調べたところ、その人物はポルトガルの首都リスボン近郊で農場を営んでおり、本人の知らないところで旅券が申請されていた。朴氏は拉致した人物に成りすます「背乗(はいの)り」と同じ手口で、日本に何度も不法入国していた。

   91年5月12~22日に入国した際には、男児2人をつれていた。男児らの旅券には「リカルド」の「子」との表記があった。この男児が正恩、正哲兄弟だったことが判明するのは96年以降のことだった。

   兄弟でTDL訪問

   正恩氏は91年5月の入国の際、ブラジル政府発行の「Pwag Josef」名義の旅券を使用。ブラジル人の個人情報に、正恩氏の顔写真を貼付して申請し、取得したものだった。当時8歳。滞在中に正哲氏や朴氏らと東京ディズニーランドを訪れていたことがすでに判明している。

         

   朴氏が92年4月2~12日まで日本に滞在した際も正恩氏は同行。このときはポルトガル政府発行の旅券で名義は「Josef Pwag」となっていた。

   朴氏は正恩氏の滞在中の身の回りの世話や旅費、飲食や買い物などすべての支払いをしていた。日本の捜査当局は朴氏が各地で使用したクレジットカードの利用状況を分析、外国情報機関と協力して、カード決済用の銀行口座が中国銀行マカオ支店にあることを突き止めた。

  指導者一族専用口座

   朴氏は正恩、正哲兄弟のほか、2人の実母で金正日総書記(2014年死去)の4番目の妻、高英姫(コ・ヨンヒ)氏らの名義で約10枚のカードを契約、所持。

      捜査当局は、高英姫氏が病気治療などのためにフランスへ渡航した際にも朴氏が専用機に同乗していたことを把握している。口座には膨大な出入金が頻繁にあったという。

   2001年5月、成田空港から不法入国しようとして入管当局に身柄を拘束された正恩氏の異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏(2017年殺害)も成田の騒動以降もクレジットカードで購入した航空チケットの代金などが決済されていたことから、政府関係者はこの口座が指導者一族専用のもので、朴氏はその資金を管理する立場にあったとみている。

        

   捜査当局は一時、朴氏の逮捕状を取って、入国が確認された際には身柄を拘束する準備を進めていたが、その後、入国の形跡がないため、逮捕状の更新をしていない。日本政府関係者によると、朴氏は14年に死亡したとの情報もある。

 

 

 

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   しかし、オールドメディアとネットの記事はまるで別世界の様です。

   どっちのニュースが日本の為に成っているかは直ぐにネットの世界に入れば、分かります。オールドメディアをマスゴミと呼ぶ過激な人たちもいますが、私に言わせればゴミが可哀そう。ゴミは必用上出てくるもので、日本を危うくする気は元々持っていません。

   しかしのんびりしてはいられない日本にとって、慎重に考えねばならない時期です。今日の11時からの「ひるおび」と言うTBSの地上波を見ていましたが、話題のトップは大谷翔平選手が3勝目を挙げたことに時間を費やし、次はトキオと言うジャニーズのグループ問題を長々とやっていました。

        

   そして、不審火問題と話は映りⅿ最後の方でちょこっと北朝鮮問題を取り上げていました。そういうプログラムを組まれ。セリフもあらかじめ用意されたもの。しゃべるのでしょうが、今日本が抱えた大問題の扱いの、素っ気なさ、アリバイつくりとしか考えられません。

         

   私が見る地上波テレビのニュース関係は。最も最悪と言われているTBSですが、御贔屓の立川志らくが出ているので付き合って見ています。これ以外のニュース関係番組は見ません。見なくてもこの程度の噂はどこからか聞こえてくるような世の中に成っています。

 


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