歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

出てこないのなら、来なくていい。ただ邪魔する連中はいらない

2018-04-26 11:46:41 | 産経新聞の記事から抜粋

 

        

  

   常軌を逸していた野党議員に今まで考えられないような処置を許す機運が世論の中に生まれたという事は画期的なことです。これを初めて聞いたのは虎ノ門ニュースで百田尚樹氏が、麻生財務相の辞任を認めなければ国会審議には出ないと言い出したことについての百田氏の持論です。

      

   何かにつけて与党を困らせようとあの手この手で国会を道具に使って主導権を握っている、国会対策委員長、野党側は辻本清美です。クレーマーをやらせたらこの人に叶う人がいないのではないかと思わせる、嫌がらせの名人です。それが国会を玩具にしていたのです。

      

   最大の嫌がらせ安倍首相の盟友麻生財務相の首を差し出さなければ国会の審議には応じられないと、さあどうするどうやって妥協するとばかりに拳を振り上げました。さてここで百田氏の提案です。出てこないで好い。出席しても審議の邪魔をするだけの却って邪魔な役立たずですと。

   くだらない邪魔がないうちに粛々とたまっていた法案を審議し成立させるべきだと言う、野党議員の出てこなくても歳費は出ますがそんなことは小さいことで今の日本は大切なことが山ほどある。そういう事もわからない奴は永遠に出てくるなと言う感情的な怒りでした。

   しかし、これは私たちも常日頃思っていたことですがあの温厚な産経新聞のエース、阿比留瑠比までがこの意見に近い事を言っています。

 

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  産経ニュース・平成30年4月26日 付

  

     【阿比留瑠比の極言御免】  

「寝てばかり」の野党議員はいらない

 

   永田町用語で、野党が審議拒否して国会に出てこない状態を「寝る」という。与党はこれまで、野党に起きて審議に参加してほしいと呼びかけてきたが、いっそ、このまま寝ていてもらってもいいのではないか。

   職場を放棄し、無理筋の麻生太郎財務相辞任を求めてふて寝を決め込んでいる野党は、起きてきても真面目に政策を審議する気などないのだろうから。

    

 「法案を人質にして」

   「法案審議を深めたいと、さまざまな大阪市役所の業務がある中で大阪市から来ている。なぜ国会議員の皆さんがいないのか。おかしいじゃないですか」

   大阪市の吉村洋文市長は24日の衆院厚生労働委員会で、怒りをあらわにした。

    

   同委ではこの日、立憲民主党など野党6会派が共同提出した生活保護法改正案も審議された。だが、全国最多の生活保護受給者を抱える立場から参考人として招かれた吉村氏の前に、自らの提出法案の審議すら拒否した野党議員らは、姿を現さなかった。

   「問題点は追及すればいいが、その手段として法案を人質にとるのは、国民を人質にとっているのと同じことでは。野党に呼ばれてももう二度と来ない」

   吉村氏は同委終了後、テレビカメラの前でも怒り心頭だったが、無理もない。筆者には、財務事務次官のセクハラ問題や森友・加計両学園問題が国家の一大事とは思えないが、百歩譲ってそれが重要だとしても、関係のない法案審議を妨げていい理由にはならない。

   では、国会をさぼってやっていることはといえば、委員会審議中に財務省に押しかけたり、ヒアリングと称して官僚を呼びつけて集団でつるし上げたりで、何ら生産性は感じられない。

   一方、審議拒否の野党側の言い分はどうか。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員(予算委員会筆頭理事)は、自身のツイッターでこう主張している。

   「事実上、審議拒否をしているのは、様(さま)々(ざま)な問題の真実を明らかにしたくない政府と与党だ」(22日)

   「形式的に委員会を開催しても真の審議にはならない。結局は、実質の審議を拒否しているのは政府与党だ」(25日)

   あるときは「真実を明らかにするために委員会を開け」「証人喚問だ」と叫び、またあるときは「委員会を開いても意味がない」と訴える。支離滅裂とはこのことだろう。国会議員が国会審議をしないのであれば、自らの存在価値を否定しているようなものだ。

  「簡単なお仕事です」

   国民もあきれていることは、これだけテレビ映りを意識したパフォーマンスを繰り返しても、一向に上昇しない野党の政党支持率からも明らかだろう。

   日本財団の笹川陽平理事長が25日付のブログで次のように記していたが、全く同感である。

    

   「あきれることに、自ら提出した法案の審議も拒否している。唖(あ)然(ぜん)、呆(ぼう)然(ぜん)-。今日の諸兄の議員としての資質は幼稚園以下と言わざるを得ない」「『反対』『反対』で満足しているのなら諸兄が存在する意味はない。政治システムの崩壊に導いているのみである」

   インターネット上では、野党議員は「簡単なお仕事」だと揶(や)揄(ゆ)されている。いろいろなバージョンがあるが、例えばこんなふうだ。

   「首相らの答弁や主張にヤジを飛ばしたり、反対したりするだけの簡単なお仕事です」「報道されたものを国会で読むだけの簡単なお仕事です」「『疑惑は深まった』と繰り返すだけの簡単なお仕事です」…。

   高給をはみながら寝てばかりいる議員など、国会に必要ない。

(論説委員兼政治部編集委員)

 

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  、野党六党は麻生財務大臣の辞任などと言う極めてハードルの高い難問を突き付けては見ましたが、相手は飲みません。さてどうするのでしょう。

   与党はもう野党を相手にせず、どんどん議案を進めると言い出し、議会を開催するつもりです。しかし振り上げたこぶしを如何治めるのか、国会に出ないで員外で活動するのでしょうか、それでは国会議員ではなく単なる市民運動家と同じです。はじめて自民党が強気に転じました。

   恫喝しまくって一年以上を無為に過ごし、国会を空転し、北朝鮮を始めとする国際間の主問題を取り上げず反って目に触れないように、ただ安倍降ろしだけを叫んできた付けがここに来て決着がつきそうです。幹事長に福山哲郎。国会対策に辻本清美と、反日を取りそろえた付けかも知れません。

   この一連を応援するというより、朝日新聞を中心に世論を作り野党の尻を叩いてきたメディアも苦しい展開になってきたのは言うまでもありません。それどころかもう打つ手は無くなって来ているのでは無いでしょうか。野党の空しい言い訳が今テレビで映し出されていますが、実に痛々しい。

   主要野党が欠席する中行われた衆院厚労委。麻生財務相の辞任要求などに与党が応じなかったことに反発し審議を拒否した=20日午後

 


  【民進・希望合流】岡田克也、野田佳彦氏ら週内に民進集団離党表明へ 大型連休明け結成の国民党参加せず

   野党六党の反安倍派は全部合わせても三分の一にも満たない勢力です。偉そうにもっともらしい安倍批判を言い、それをメディアが大きく取り上げ。まるで詐欺みたいな蜜月を繰り返してきた反安倍集団、「安倍の葬儀は家で出す」と豪語してきた朝日新聞の葬儀の方は速そうです。

   何時までこの無法ともいえる駄々っ子のような状況が続くでしょうか。

   希望の党が消えました。元民進党の連中の立憲民主党以外の残りがハッキリしていなかったのですが、一応まとまるようです付けた名前が「国民民主党」、国民と言う名前を入れたことでまるで台湾の「国民党」と「民進党」を思い出してしまいます。ちなみに台湾の国民党は蒋介石創立です。

   国民と付けたことでまるで右翼のような感じになりましたが、当の本人たちは一応名前が決まってホッとしているような状態です。二つ合わせても立憲民主党には及ばず、いったい全員で何人になったのかさえ報じないし分かりません。あまりの少なさに数を出すのが恥ずかしいのかもしれません。

   それにしても、テレビでは不正常国会と言う名前で国会開催の中継をしています。ここでも印象操作をしています。空席が目立つような角度から映しています。メディアは日本の敵です、野党がいなくなって国会議場がスカスカになるほど与党議員は少なくありません。


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