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自民党の旧悪が国会で暴かれて

2010年02月25日 12時24分01秒 | 政治
昨夜のニュース・ステーションで面白いニュースを流していた。
ヤッ場ダムの工事受注で、建設業者から主に自民党の議員が約5000万円の賄賂を受け取ったと言う情報があるがと言う、民主党議員の質問に対して、
前原国土交通大臣が、過去8年に実施された入札の7割が95%以上の高値落札だったことが
「極めて異常で、客観的にみれば談合が行われていたと疑われる状況だと思う」と述べ、今後調査する方針である事を明らかにしたそうである。
というものであった。

インターネットニュース(群馬・八ッ場ダム建設:受注業者献金、自民と民主側に4925万円--衆院国交委
を見ると、賄賂を受け取っていたのは、自民党と民主党と書いてあったけれど、
内訳は自民党が19、民主党が3。

献金額は代表者が国会議員(元職を含む)の団体は
自民が7団体で1370万~60万円、
民主が1団体で24万円。

県議や首長(同)では
自民が12団体で765万~13万円、
民主が2団体で32万円と30万円。
最多は自民の上野公成元参院議員の1370万円だった。

総額4925万円のうち、民主党の国会議員の団体24万円と、地方議員の団体62万円で、合計86万円だから、
自民党の受け取った金額は、合計4839万円と言うことになる。

民主党員も口止め料に、裏金を受け取った事は、いただけないけれど、
政治と金を、大声でわめき散らしている自民党の、実態のほんの一部ても、4839万円の賄賂である。大部分は団体でほんの,おこぼれと言った感じであるが、
自民党のその地方のボス上野公成元参院議員は1370万円も受け取っている。

自民党政権下で日本全国で約140ほどの建設中及び建設計画中のダムが有ったそうであるが、
それぞれのダム工事で、このような事が行われていたと見るほうが、
小沢一郎が賄賂を取っていたかも知れないと言うことよりも、よほど蓋然性が高いような気がする。

この告発が効いたのか、自民党が国会に復帰したそうである。

幾らか過去の自分達の実態を思い出す事ができたのだろう。

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2 コメント

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八ッ場ダムの真実 (隠居老人)
2010-02-25 23:00:42
八ッ場ダムの建設が、なぜダラダラと数十年間も長引いてきたのでしょう?
背景となるのは、中選挙区時代の群馬県第3区(定数4)の
持っている特異性を、充分に理解して考慮しなければなりません。

ご存知のように、八ッ場ダムは別名「福田ダム」と呼ばれています。
ダム建設は、水没する家屋だけに焦点があてられがちですが、
建設現場まで資材を運ぶトラックを通すための取り付け道路など
周辺の「おいしい仕事」もかなりあります。

1986年7月6日 第38回衆議院議員選挙
当選 福田赳夫(81歳) 120500
当選 中曽根康弘(68歳)115381
当選 山口鶴男(60歳)  81954
当選 小渕恵三(49歳)  75289
   酒井悦夫(31歳)  17094

定員が4人の選挙区で、日本社会党の山口鶴男を除いた3人が
全員首相になっています。こんな選挙区は、他にありません。
問題は、首相を引退した福田赳夫に、派閥の親分であり
首相を狙う立場の中曽根康弘が、勝てなかったことです。
ただの国会議員なら、2位で当選すれば充分に満足だったでしょう。
しかし、派閥の親分としては、子分達の手前もあって、ぜひにも
トップで当選したかった。
そこで彼が利用したのが、八ッ場ダム建設反対派の人たちです。
中曽根康弘は、思想信条など、カケラも持ち合わせない男です。
自分の目的を達成するためには、選挙区で仇敵福田に勝つためには、
誰とでも組んだのです。

大新聞の記者たちは、もちろんこんなことは全部承知していますが、
誰も記事にしません。なぜなら、現在も「上州戦争」は続いているからです。
隠居老人様 (和久希世)
2010-02-26 07:48:07
コメント有難うございます。
言われてみると群馬県はすごいところですね。

ヤッ場ダムが造られずに済んだのは、ある意味中曽根康弘の功績と言えるわけですね。
水質も、薬品を入れて中和せねばならない様な水を、上水道の水源にするためにダムを計画するなんて、福田赳夫もトンデモナイ政治家だったということですね。
中曽根康弘が悪名高い「思いやり予算」の発案者で、トンデモナイ政治家だとは聞いていましたけれど・・・・・

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