春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

30年後も原発の管理運営を完璧に こなし続ける事ができるだろうか?

2009年12月04日 10時16分34秒 | 原発・エネルギー問題

敦賀原発2号機 監視装置の電源「切」に 福井
12月4日7時56分配信 産経新聞

 日本原子力発電は3日、運転中の敦賀原発2号機(福井県敦賀市明神町)で、1次冷却水ポンプを監視し異常があった場合に原子炉を自動停止する監視装置の電源が切ってあったと発表した。原子炉の運転や周辺環境への放射能の影響はないという。

 来年2月から始める定期検査の準備のため、直流分電盤を開けて確認したところ、スイッチが「切」の状態になっていた。監視装置に電源を入れたところ作動した。昨年8月の起動前の検査で、確認作業が行われていなかったという。原因を調べている。


驚くべき話である。
原子力発電所を強引に造る時は、
監視装置も充分に作り絶対に事故の無いように、細心の注意をして作りますから・・・・
と言って莫大な税金をかけた予算で、造っていたはずなのに、
その監視装置を働かないように「切り」にしているなんて・・・・・

原発も30年も運転していると、気のゆるみが出て来ると言うのは、どうしようもない事で、それが人間と言うものなのかもしれない。
そういう人間の性質も考慮に入れて、絶対安心などと言うことは無いと言うことに、
行政はいい加減に気が付いて、いったん事故が起きたら、周辺住民に壊滅的な影響を与える代物(原発)を、運転し続けるのみならず、
新たに造るなど、もっての外の事として、
新しい原発の建設一切はやめにしてもらいたいものである。

特に上関に原発を造って、もし事故が起きたらどうなるか考えたら、
とても造る気にはなれないはずなのに、
平気で建設を推進している人達は、未来の日本人に対して、どう申し訳が立つと思っておられるのだろう?
30年 無理をして使い続けても60年後には必ず、原子力発電所は使えなくなる。
しかも原子力発電の施設は、発電できなくなっても、放射能が消えるまで管理し続けなくてはならないのである。
もし、原発の管理をする者が居なかったら、原発周辺の環境はどんどん放射能汚染して行って、
生物は生きていけない環境になるかもしれないのである。

今朝のスーパーモーニングで、北海道の南端松前市で、鳥の観測をしている人の報告を紹介していた。松前は北海道に渡ってくる鳥と、北海道から本州に渡る鳥の通過点にあたる所に有る。
そこで長年観測し続けてきた人の話では、
以前は成鳥の足に腫瘍が見つかり、農薬のまかれた上を歩いたから、腫瘍ができたのであろうと思われていたが、
近年は農薬を使った野菜が嫌われ農薬使用が減ったお陰で、そういう腫瘍の有る鳥は殆ど見られなくなったそうである。
ところが21世紀に入ってから、嘴に異常がある雛鳥が、度々見つかるようになった。
嘴がいびつに長かったり短かったり、上下の嘴が交差してちゃんとか噛み合わせが出来なくなっていたりと、様々な畸形であるが、毎年数羽見つかっているそうである。

嘴が畸形であったら、餌を採りにくいから成鳥になる迄、生きておられないからか、
成鳥で嘴に畸形の有る鳥は、全然見つかっていないそうである。
幼鳥であっても大部分は、親鳥の運んでくれる餌も兄弟との取り合いになるから、
充分食べられないまま、死んでしまっている事が考えられるから、
畸形で生まれた雛は、観測所で見つけられる雛の何倍になるかわからないが、
相当数居る事が考えられる。

同様の嘴の畸形は、アラスカとか中南米でも観測されている。
原因はまだ分っていないけれど、環境ホルモンが考えられているらしい。
環境ホルモンと言えば、アメリカの有名な企業モンサントが思い出されるけれど・・・・・

これから農業もどんどん変えられて行って、自然の状態の食物が作られなくなったりしたら、
事は鳥だけの問題ではなくなるかもしれない。
その上にそこらじゅうが、原発の放置で放射能汚染されてしまったら、
飲み水からも、魚からも、野菜からも、穀物からも放射能汚染の無いものは、食べられなくなったりしたら、
人の子も畸形で生まれる子だらけになってしまうかもしれない。

事はCO2の被害どころの騒ぎではなくなってしまうだろう。
環境省は本気で、未来の日本人の為の、環境対策を講じようと真剣に考えているのだろうか?

だったら原発推進など言っておられる時ではないと思うのだけれど・・・・・