相台万朗Sodaiブログ

和歌山からきて今は千葉県人に、東京銀座でウエスタンバンジョーの店を36年間やらせていただき、もっかしたずみしてます。

インドはなぜ 仏教じゃないの(連載―374)

2022年03月06日 | 経験・体験
お祝い事は神社で、お葬式はお寺で、初詣で明治神宮か成田山新勝寺に行ってみるかと何も考えたことがない。あなたの宗教はと問われてもわからない。

 兄がお坊さんに聞いたら葬式は仏教の何宗派だと聞いて初めて知った。
 神様仏様と区別なく幼いころから拝んできた。

 仏教はインドから伝来したのにインドはなんで仏教の信者が少ないんじゃ。と疑問だった。

 インドはヒンドウ教だそうだ。昔からカースト制度で生れながらにして国民はその身分によってどの職業に就くのか決まっているらしい。こうして国を治めてきたのだろう。

 基本的には4つのカーストがある。
1,ブラフミン(バラモン)
神聖な職業についたり、儀式を行うことが出来る人。
2,クシャトリア
  王や貴族など武力や政治力を持つ人。
 
3,ヴァイシャ
  商業、農業、牧畜、工業及び製造業など   
  の職業に就くことが出来る人。
4,シュードラ
  農牧業や手工業など生産に従事する「労働者」

以上の4つのカーストに属さない人はネズミ捕り、死体の処理、糞尿の処理などみんなが好まない仕事に従事した。

   インドがITが盛んなのはITの仕事がどのカーストにも属さないからのようだ。

   インドに仏教が広まらなかったのは、ヒンドウ教が大半に広まった後だったようだ。
仏教は大衆には難しく、ヒンドウ教 は拝めばいいだけのわかりやすかった。

   12世紀になると、インドにイスラム教がはいってきて偶像崇拝を認めていなかったので仏教は排除の対象となり徹底的に排除された。

   日本では神前でけがれを祓うために白いものを振り回して清めるが
インドではガンジス川の水に浸かり けがれを清めている映像をみる。

ガンジスの水は女神ガンガーの「母 なる川ガンジス」として崇拝されている。

   牛は、ヒンドウー教の崇拝の対象で神聖性の輪廻と結びついている。牛には3億3千万の神々が宿るとし、牛に仕え、牛に祈り、牛を崇拝することだ。

 仏教はインドから伝来して、お釈迦様の話を聞かされた。
インドの釈迦国の王子が出家して開いた宗教だそうだ。

 生あるものが誰もが死を迎える。形あるものはいつかは崩れる。
空海が中国から学んだ密教なのだが、和歌山の高野山が知られているが空海が奥の院で今だに念仏を唱えている。お坊さんがお食事も毎日届けている。
宿坊にも泊まった。少しは見習いたいものだ。

「般若心経」は死んだおばあちゃんの傍で木魚(もくぎょう)を叩いていたから耳から覚えている。これが私の宝物のようだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知って幸せか。 知らんで幸せ... | トップ | 情報戦(連載―379) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

経験・体験」カテゴリの最新記事