予選リーグ
中志津SC 4-1
アルテSC 1-0
決勝リーグ
志津FC 1-5
千代田FC 0-2
結果、3位。
この結果に満足な選手はいないと思う。
ただ、現状の『ウイングス』では、これ以上の結果は望めなかったかな?
テッペンを獲るのは、まだまだ早いってことだとコーチは感じました。
今大会に向けて、『課題』がありました。
コーチからの一方的な課題で、得意・不得意はあったでしょうが、全員がクリアできる範囲での課題です。
期間も十分ありましたし、市長杯優勝という目標を掲げているチームなら、できなきゃいけないレベルの課題です。
ですが、結果、クリア率100%とはなりませんでした。
コーチは、この課題をクリアできるかどうかよりも、この課題にどう取り組むかを見ていました。
もともと得意な選手はすぐにクリアでき、不得意な選手は目標の半分にも届かない状況。
この状況を、各選手がどう感じるか。どう行動するか。
最初の1~2週間は、
『自分はできたから、もういい』
『もう少しでできそうだから、頑張る』
『自分には無理そうだな…』
もうちょっとだった選手がクリアし始めた頃、
ある選手に言いました。
『クリアできてない選手と一緒に練習したら?』
教えるとかじゃなく、離れてしまっている気持ちを戻して欲しかった。
コーチからじゃなく、仲間から。
結果、クリアできなかった選手も練習会に参加していたし、参加できない選手は個人練習をいつも以上にやっていた。
こういう環境は、すごく大事だと思う。
身体的・技術的に成長期真っ只中の小学生だから、この期間で、この課題をクリアできなかった事は、そんなに重大じゃないと思う。
一つの目標に、どれだけ必死に取り組めたかどうかが重要。
不得意なら、他人の何倍でも練習すればいい。
上手くできないなら、試行錯誤すればいい。
自分が簡単にできることは、他人も簡単にできる。
クリアできた選手だって最初っから、できたワケじゃないよ?
簡単にできないから、得るものも大きい。
『一つのかべ』を越えることが自分を成長させてくれる。その過程で、さまざまな収穫を得ることもあるだろう。
途中で諦めるより、最後の1秒まで『必ずできる』と自分を信じて進む。
みんな、プライドがある。特に六年生なんて、多感な時期。
だから、照れて(?)必死になれないのかな?
けど、できないことより、やらなかった方が他人からの評価は下がるんだよね。
プライドがあるなら、むしろ、やりきることに尽力すべきだね。
その点、本気でやり始めた時期は違うにしても、最後はみんな本気だったと思う。
数値化されてしまう課題だったのでクリアはできなくても…
その課題に費やした時間は、無駄にはならない。
ホントは、クリアした人数よりも、課題に費やした時間が大事だったんだよ。
あと、途中で『頑張ってるのにできない』と口にしてしまった選手。
頑張ってる最中には出ない言葉なんだよね、多分。
自分で自分の限界を決めて、それを越えて、満足。
少しずつでも上手くできるようになったら、限界はどんどん上がっていく。
だから、この程度の課題では、『成長していく自分』を感じて欲しかった。
『かべ』を感じた選手もいただろうけど、『かべ』は成長できるチャンス。
避けるでもなく、楽して登るでもなく、自分の力で越えていくことが大事。
時間がかかることもあるだろうし、あと少しのところで越えていけない時期もあると思う。
ここで、周りの評価で、『頑張ってるよね』の言葉に甘えてはダメなんだと思う。
周りに、『よくやりきったねぇ』と言わせるまで。
越えた先に見せられるであろう、『今までと違う自分』に期待して、信じて、進むしかないんだと思う。
『かべ』を上手く避ける技術なんて、今の君たちにはいらない技術だよ、絶対。
まだ、クリアできてない選手は、努力し続けてることを信じてます。
市長杯が終わったから、課題への取り組みもやめているなんて、カッコ悪いことがないことを信じてます。
他人にわかる努力はできるけど、他人にはわからない努力はしない。
それじゃ、誰のために努力してるかわからなくなるよね…
それと、『クリアできた選手』に。
この課題は大変だった?
多分、課題が出たときには、もともとクリアしたことがある選手やあと少しの選手がいたと思う。
今までの努力や練習で、身につけた技術だろうから、クリアできたことは素晴らしい。
ただ、その先は?
自分で自分にさらなる課題は出せない?
追いつかれるのを待ってるの?
それぞれの得意・不得意があるなかで、『できた自分』に満足して、『できない自分』を忘れてない?
この課題をクリアできた選手にも足りてないところはまだまだあるし、他の課題なら違う結果になってたかもよ?
小さい目標と大きい目標を作ることで、常に自分を成長させることはできるからね。
これは、かなりガッカリしたことなんだけど…
数字として出てしまう課題を出したのはコーチなんで、少し難しい話だけど…
なぜ、チーム内で『格付け』しちゃったのかなぁ?
(悲しい発言が何個か聞こえてしまったので…)
自分がチーム内でイイ順位でいることだけが心地よいポイントなのかな?
で、順位が低い選手は必要ない?
だとしたら、かなり『小さい』ね…
その順位だって、単純に、この課題だけの話だし…
たしかに、チーム内での競争は必要。
ただ、自分はできて他人はできないことを作ることだけじゃないハズ。
お互いの質を上げていく競争も必要なんだよね。
仲間のレベルが上がることで、チーム力が上がるし、自分もイイところを出せると思う。
全員がクリアできることが、自分にプラスになるんだよ。
次々と人がクリアすることを、良しと思えないのは違うと思う。
目標にギリギリ達成の人がいて、自分の価値を高めるなら、『できる自分』は倍やればいいんじゃない?
仲間と切磋琢磨することが自分を磨く。
アドバイスして、他人が上手くなることを恐がってたら、むしろ自分の成長を止めることになるんだよね。
抜かれたら、抜き返せばいい。
そういう中から、『中心選手』生まれるワケで、数字だけでは、中心選手にはなれないよ。
最後に。
みんなの言う『上手い』選手が、『下手』な選手に対する言動について。
多分、彼らがいろいろと言ってるのは、言われてる選手が上手いか下手じゃないと思うよ。
(コーチから見れば、ウイングスの選手はもれなくまだまだな選手、の集団。全員、伸びしろたっぷりで、たいして差は無いのですが…)
上手くできないことを責めてるんじゃなくて、上手くやるための努力をしてないことを見抜いているんだと思う。
『上手い』選手は、努力してるからね。
言われている選手も『努力してるよ』って言うかもしれないけど、まだまだ足りてないんだよ。
もちろん、言い方が悪いことは多々あります。
小学生のボキャブラリーじゃ、上手く伝えられないこともあります。
でも、本気で言ってるのは確か。
だって、勝ちたいから。
まぁ、でも、仲間を馬鹿にするような言い方・表情・態度・行動はいただけないね。
1人じゃ勝てないから、仲間に求めることは、当たり前。
ただ、信頼関係を壊すような言い方じゃなく、フォローしながら求めてもイイんじゃないかな?
根底には、『仲間』なんだ、という意識を忘れないでほしい。
20人で戦い、全員出場で優勝する。
佐倉市のサッカーレベルを見て、それがかなり難しいことかはわかっていたし、サッカー(スポーツ)って、そんなアマイもんじゃないのもわかってはいました。
ただ、課題についてもそうですが、簡単に実現できることには努力できるけど、難しいことにはチャレンジすらできないのは、寂しすぎる。
このメンバーで、ウイングスとして、戦っていくことができないことが悲しい。
優勝できれば、楽しい。
できなければ、つまらない。
負けたら、誰かのせい。
違うでしょ?
一つ一つの大会、練習に必死に取り組んで、準備してきたら、
『ここは良かった。ここが足りなかった。
次の機会までに、どうすればもっと良くなる?
次はこうしてみたい!!これができたらどうなるだろう?』
個人として、ウイングスとして、考えて行動して。
これのくりかえしなんじゃないかな?
卒団のとき、
ウイングスで良かった。このメンバーで楽しかった。
って、言える。
そんな、時間をウイングスで共有してほしい。
なんか、いつもに増しての長文…
上手く伝えられないから、乱文…
『20人全員が
サッカーに、ウイングスに、
本気になればきっともっと楽しいハズ』
これが言いたかったんだけどね…
まだまだ、大会はたくさんあるし、練習時間はたっぷりある。
テッペンを目指して、サッカーを、ウイングスを楽しんでいこう!!!
今大会の企画・運営に携わったみなさま。
2日間、ありがとうございました。
六年生担当コーチ 祐作 記
中志津SC 4-1
アルテSC 1-0
決勝リーグ
志津FC 1-5
千代田FC 0-2
結果、3位。
この結果に満足な選手はいないと思う。
ただ、現状の『ウイングス』では、これ以上の結果は望めなかったかな?
テッペンを獲るのは、まだまだ早いってことだとコーチは感じました。
今大会に向けて、『課題』がありました。
コーチからの一方的な課題で、得意・不得意はあったでしょうが、全員がクリアできる範囲での課題です。
期間も十分ありましたし、市長杯優勝という目標を掲げているチームなら、できなきゃいけないレベルの課題です。
ですが、結果、クリア率100%とはなりませんでした。
コーチは、この課題をクリアできるかどうかよりも、この課題にどう取り組むかを見ていました。
もともと得意な選手はすぐにクリアでき、不得意な選手は目標の半分にも届かない状況。
この状況を、各選手がどう感じるか。どう行動するか。
最初の1~2週間は、
『自分はできたから、もういい』
『もう少しでできそうだから、頑張る』
『自分には無理そうだな…』
もうちょっとだった選手がクリアし始めた頃、
ある選手に言いました。
『クリアできてない選手と一緒に練習したら?』
教えるとかじゃなく、離れてしまっている気持ちを戻して欲しかった。
コーチからじゃなく、仲間から。
結果、クリアできなかった選手も練習会に参加していたし、参加できない選手は個人練習をいつも以上にやっていた。
こういう環境は、すごく大事だと思う。
身体的・技術的に成長期真っ只中の小学生だから、この期間で、この課題をクリアできなかった事は、そんなに重大じゃないと思う。
一つの目標に、どれだけ必死に取り組めたかどうかが重要。
不得意なら、他人の何倍でも練習すればいい。
上手くできないなら、試行錯誤すればいい。
自分が簡単にできることは、他人も簡単にできる。
クリアできた選手だって最初っから、できたワケじゃないよ?
簡単にできないから、得るものも大きい。
『一つのかべ』を越えることが自分を成長させてくれる。その過程で、さまざまな収穫を得ることもあるだろう。
途中で諦めるより、最後の1秒まで『必ずできる』と自分を信じて進む。
みんな、プライドがある。特に六年生なんて、多感な時期。
だから、照れて(?)必死になれないのかな?
けど、できないことより、やらなかった方が他人からの評価は下がるんだよね。
プライドがあるなら、むしろ、やりきることに尽力すべきだね。
その点、本気でやり始めた時期は違うにしても、最後はみんな本気だったと思う。
数値化されてしまう課題だったのでクリアはできなくても…
その課題に費やした時間は、無駄にはならない。
ホントは、クリアした人数よりも、課題に費やした時間が大事だったんだよ。
あと、途中で『頑張ってるのにできない』と口にしてしまった選手。
頑張ってる最中には出ない言葉なんだよね、多分。
自分で自分の限界を決めて、それを越えて、満足。
少しずつでも上手くできるようになったら、限界はどんどん上がっていく。
だから、この程度の課題では、『成長していく自分』を感じて欲しかった。
『かべ』を感じた選手もいただろうけど、『かべ』は成長できるチャンス。
避けるでもなく、楽して登るでもなく、自分の力で越えていくことが大事。
時間がかかることもあるだろうし、あと少しのところで越えていけない時期もあると思う。
ここで、周りの評価で、『頑張ってるよね』の言葉に甘えてはダメなんだと思う。
周りに、『よくやりきったねぇ』と言わせるまで。
越えた先に見せられるであろう、『今までと違う自分』に期待して、信じて、進むしかないんだと思う。
『かべ』を上手く避ける技術なんて、今の君たちにはいらない技術だよ、絶対。
まだ、クリアできてない選手は、努力し続けてることを信じてます。
市長杯が終わったから、課題への取り組みもやめているなんて、カッコ悪いことがないことを信じてます。
他人にわかる努力はできるけど、他人にはわからない努力はしない。
それじゃ、誰のために努力してるかわからなくなるよね…
それと、『クリアできた選手』に。
この課題は大変だった?
多分、課題が出たときには、もともとクリアしたことがある選手やあと少しの選手がいたと思う。
今までの努力や練習で、身につけた技術だろうから、クリアできたことは素晴らしい。
ただ、その先は?
自分で自分にさらなる課題は出せない?
追いつかれるのを待ってるの?
それぞれの得意・不得意があるなかで、『できた自分』に満足して、『できない自分』を忘れてない?
この課題をクリアできた選手にも足りてないところはまだまだあるし、他の課題なら違う結果になってたかもよ?
小さい目標と大きい目標を作ることで、常に自分を成長させることはできるからね。
これは、かなりガッカリしたことなんだけど…
数字として出てしまう課題を出したのはコーチなんで、少し難しい話だけど…
なぜ、チーム内で『格付け』しちゃったのかなぁ?
(悲しい発言が何個か聞こえてしまったので…)
自分がチーム内でイイ順位でいることだけが心地よいポイントなのかな?
で、順位が低い選手は必要ない?
だとしたら、かなり『小さい』ね…
その順位だって、単純に、この課題だけの話だし…
たしかに、チーム内での競争は必要。
ただ、自分はできて他人はできないことを作ることだけじゃないハズ。
お互いの質を上げていく競争も必要なんだよね。
仲間のレベルが上がることで、チーム力が上がるし、自分もイイところを出せると思う。
全員がクリアできることが、自分にプラスになるんだよ。
次々と人がクリアすることを、良しと思えないのは違うと思う。
目標にギリギリ達成の人がいて、自分の価値を高めるなら、『できる自分』は倍やればいいんじゃない?
仲間と切磋琢磨することが自分を磨く。
アドバイスして、他人が上手くなることを恐がってたら、むしろ自分の成長を止めることになるんだよね。
抜かれたら、抜き返せばいい。
そういう中から、『中心選手』生まれるワケで、数字だけでは、中心選手にはなれないよ。
最後に。
みんなの言う『上手い』選手が、『下手』な選手に対する言動について。
多分、彼らがいろいろと言ってるのは、言われてる選手が上手いか下手じゃないと思うよ。
(コーチから見れば、ウイングスの選手はもれなくまだまだな選手、の集団。全員、伸びしろたっぷりで、たいして差は無いのですが…)
上手くできないことを責めてるんじゃなくて、上手くやるための努力をしてないことを見抜いているんだと思う。
『上手い』選手は、努力してるからね。
言われている選手も『努力してるよ』って言うかもしれないけど、まだまだ足りてないんだよ。
もちろん、言い方が悪いことは多々あります。
小学生のボキャブラリーじゃ、上手く伝えられないこともあります。
でも、本気で言ってるのは確か。
だって、勝ちたいから。
まぁ、でも、仲間を馬鹿にするような言い方・表情・態度・行動はいただけないね。
1人じゃ勝てないから、仲間に求めることは、当たり前。
ただ、信頼関係を壊すような言い方じゃなく、フォローしながら求めてもイイんじゃないかな?
根底には、『仲間』なんだ、という意識を忘れないでほしい。
20人で戦い、全員出場で優勝する。
佐倉市のサッカーレベルを見て、それがかなり難しいことかはわかっていたし、サッカー(スポーツ)って、そんなアマイもんじゃないのもわかってはいました。
ただ、課題についてもそうですが、簡単に実現できることには努力できるけど、難しいことにはチャレンジすらできないのは、寂しすぎる。
このメンバーで、ウイングスとして、戦っていくことができないことが悲しい。
優勝できれば、楽しい。
できなければ、つまらない。
負けたら、誰かのせい。
違うでしょ?
一つ一つの大会、練習に必死に取り組んで、準備してきたら、
『ここは良かった。ここが足りなかった。
次の機会までに、どうすればもっと良くなる?
次はこうしてみたい!!これができたらどうなるだろう?』
個人として、ウイングスとして、考えて行動して。
これのくりかえしなんじゃないかな?
卒団のとき、
ウイングスで良かった。このメンバーで楽しかった。
って、言える。
そんな、時間をウイングスで共有してほしい。
なんか、いつもに増しての長文…
上手く伝えられないから、乱文…
『20人全員が
サッカーに、ウイングスに、
本気になればきっともっと楽しいハズ』
これが言いたかったんだけどね…
まだまだ、大会はたくさんあるし、練習時間はたっぷりある。
テッペンを目指して、サッカーを、ウイングスを楽しんでいこう!!!
今大会の企画・運営に携わったみなさま。
2日間、ありがとうございました。
六年生担当コーチ 祐作 記