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3年生~2月10日バレンタインカップ決勝ラウンド~

2013-02-15 08:42:47 | ウイングス

2月10日、バレンタインカップ決勝ラウンドに行ってきました

1月27日に行われた予選ラウンドで勝ち進んだエースチームのみの参加という事で、少しさびしい感じでしたが、決勝ラウンドに来れなかったルフィチームメンバーの分まで頑張ろうという気持ちを持って参加してきました。

この決勝ラウンドは、勝ち進んだ全20チームを、1組5チームのリーグ×4グループに分け、リーグ戦を戦い、各グループ内で1~5位までの順位を決め、1~4位までがそれぞれのグループの1~4位同士とトーナメントを組み、各順位トーナメント内での優勝を目指すという形式でした。

まず、エースチームの決勝リーグの試合結果から。

【エース 決勝リーグ試合結果】
第1試合 VS セレステ成田スパーク   0-0  引き分け
第2試合 VS 三里塚FC ウイングス   4-0  勝利
第3試合 VS FC東 レッド         2-0  勝利
第4試合 VS 成田SSS A         5-1  勝利  リーグ戦3勝1分でした

リーグ戦負け無しの3勝1分で勝ち点10という好成績だったのですが、初戦で引分けたセレステ成田さんも同じ3勝1分の勝ち点10という事で、リーグ1位の座を得失点差で決める事になりましたが、セレステ成田さんが得失点+14、ウイングスが+10という事で、惜しくもリーグ2位という結果になってしまいました
メンバーも少し残念そうで、一番自分が残念がってしまいましたが、リーグ2位も立派な成績ですし、気を取り直しての2位トーナメントとなりました。

2位トーナメント準決勝の相手は、新木やまとSSSピンクさん。
決勝リーグの成績を見ると、リーグ4戦中3試合無失点と、ディフェンスがしっかりしている事を感じさせる成績で2位トーナメントに上がってきたチームでした。
試合の方は、予想通りの相手の堅守ぶりで、なかなか相手ディフェンスを崩す事が出来ず、チャンスらしいチャンスも無いまま、前半0-0。
しかし、こちらもGKキョウヤ、DFユウセイを中心に、しっかりディフェンスする事からチームのリズムを作ってきたので、後半もこのままのスタイルでしっかり守ることを皆に伝え、後半へ。
後半少し相手チームに疲れが見え、動きが鈍くなったところを、マサルが切り込み、2得点。
結果、2-0で勝ち、2位トーナメント決勝進出となりました

ここまで来たら、2位トーナメント優勝したいという思いで臨んだ決勝の相手は、予選ラウンドでルフィチームが勝てなかった芝山JFCさん。
試合の方は、ものすごく内容の濃いとても良い試合でした。
まず前半、芝山ボールで始まったキックオフ直後、ハーフラインあたりからの相手の強烈なミドルシュートが決まってしまい・・・いきなりの先制パンチに皆呆然
気を取り直して、まずは1点取り返していこうというところで、前半3分に得たコーナーキックの場面。ユウセイがコーナーを蹴り、マサルが競り合い、こぼれたところを詰めたケイスケのボレーシュートが決まり、1-1。非常に良い時間帯に追いつく事ができ、そこからお互い一進一退の攻防という感じで、前半終了。
後半、立ち上がりから膠着状態だったのですが、後半4分、相手キックインから見事にゴール前でヘディングで合わされ、1-2。再び追う立場となり、さすがに皆に焦りの色が・・・
しかし、こういう場面でやはり頼りになるのはエースストライカーのマサル。
ユウセイからのパスにすばやく反応し、一人で持ち込むが相手ディフェンスが並走、なおかつ相手GKも前に突っ込んできてダメかと思った瞬間、相手GKの動きを良く見てゴールに軽く流し込むシュートが決まり、2-2の同点に。そのまま、試合が終わり、勝敗はPK戦で決める事となりました。
PK戦のキッカーは、1人目ユウセイ、2人目マサル、3人目キョウヤに決定。
まず相手1人目が冷静に決め、こちら1人目ユウセイが惜しくも止められてしまい、0-1。
次、相手2人目のPKをGKキョウヤがナイスセービングで止め、こちら2人目マサルがしっかり決めて、1-1。
相手3人目はゴール外に外し、こちら3人目キョウヤが決めれば勝利というところで、キョウヤのシュートが止められてしまい、1-1のまま、サドンデス突入。
何とかここは止めておきたい相手4人目のPKをキョウヤがまたもファインセーブで止め、こちら4人目ケイスケが、プレッシャーの掛かる中、最後しっかり蹴り込み、PK戦2-1で勝利
2位トーナメント優勝という成績を残す事が出来ました

本当に皆よく頑張ったし、強かったなーと感じました。
何といっても、この日、6戦負け無しというのが素晴らしいと思います。

この日、一人だけ6戦フル出場となったユウセイは間違いなくこの日のチームMVP日頃から自分で練習しているのが分かるほどにテクニックに磨きが掛かっているし、またチームの柱として非常に頼もしかったし、体を張ったディフェンスで皆を引っ張ってくれました。
キョウヤは、本当はフィールドプレーヤーとしても出たかっただろうけど、我慢してよくGKをやってくれました。試合中もPKでも何度も見せたファインセーブ、ユウセイに並ぶMVP級の働きでした。
マサルは、この決勝ラウンド10得点、予選ラウンドも合わせると9試合で16得点と頑張ってくれましたが、本当はもっと得点できたよね。ゴール前で力任せにシュートをして外す場面が何度もあったので、そこを直せば、真のストライカーになれるかも。
ヤマちゃんは、試合中に足を負傷して、途中から応援のみとなりましたが、出ていた試合の事を言うと、やはり課題はトラップ。ボールを貰っている位置は抜群なんだけど、トラップミスから得点に結び付かないケースが多すぎる。もっともっとトラップ練習しましょう。
ケイスケは、攻守にわたり良く動いていたけど、もう少し攻めっ気を出しても良いかも。前線へパスをつなぐ事を常に考えてプレーする事も大事だけど、ちょっと積極性が足りなかったかな。もっとシュートを打つ事を意識すると、もう少しプレーの幅が広がると思うよ。
イブキは、DFとして守りに戻る足の速さはピカイチだけど、ボールに対してビビリ過ぎ。ビビリ過ぎてるから、ボールを持つ相手に足だけでボールを取りに行ったり、半身の状態でディフェンスしたり。ここ最近見てると、ずっとそういうプレーになりがちになっているので、きちっと直していこう。
シュウゴは、出ていた試合を見た感想としては、緊張していたのか、なんかフワフワしていたね。地に足が着いてないというか・・・あと、他のメンバーとポジションがかぶってしまっている場面が多かったね。それは、やはりボールしか見ていない証拠だよ。もちろん、ボールは見ていないといけないけど、味方や相手の位置もしっかり見ないとね。
ツヨシは、まだまだ試合に慣れていない中、よく1点決めました。もしかしたら、『持ってる』男かもね。でも、まだ蹴り方等基本的な事が出来ていない部分もあるので、しっかり練習していこう。
ジュンは、あまり出場機会を与えられなくてゴメンネ。ただ、出場した試合を見ても、以前よりディフェンスの仕方も良くなっているし、自分なりに考えてプレーしているなというのが分かります。この調子で頑張っていこう。
マサヒロも、ジュン同様、あまり試合に出せなくてゴメンネ。出場した試合では、しっかりボールを追って、自分がやれる事をしっかりやろうという意思が見えました。もっと練習に来て、しっかり練習すれば、もっとうまくなれるはず。

2位トーナメントではありましたが、一人ひとりが自分の持ち味を出して掴み取った『優勝』という2文字本当におめでとう

最後に、大会運営して下さったセレステ成田さん、対戦して下さったチームの皆様、有難うございました。
また、保護者の皆様、スタッフの皆様、2週にわたり、本当に有難うございました

3年生担当コーチ 片桐 記