森って?林って?林業って?!

小さなことから知ってほしい。
こちらは公益社団法人静岡県林業会議所のブログです。

木で、未来をつくろう!in静岡県

2014-04-21 18:13:01 | イベント
こんにちは。
先週末から天気は雨。
明日まで雨。
4月も下旬。
仕事的にこの時期の雨…どうなのでしょう?


さて。
先週、18日の金曜日。
参加してきました♪

何に?

はい。
シンポジウムです。
サールナートホールで開催された
『木で、未来をつくろう!in静岡県 木材利用ポイント事業・全国47都道府県縦断シンポジウム』
に。


18:00 開会のアナウンス
うっとりするキレイな声のアナウンスを長谷川玲子さん(SBSラジオ・パーソナリティー)が。


18:05 講演
講師は、林野庁関東森林管理局次長の上野司郎氏。
「地域材の利活用の促進に向けて~国の木づかい施策等~」

1.世界と我が国の森林の状況
→まぁ、早く言えば、統計データをもとにしたお話。
→毎年500万haくらい森林が減少してるんだよ~とか。
→高知県の森林率は84%で第1位で、静岡県の森林率は64%で、世界と比較してその率は標準くらいだよ~とか。
→森林を循環させてね~とか。
→木材って、香りがよかったり、あったかかったり、こんなにいいんだよ~とか。
そんなん。

2.木材の良さと木づかいの主な取組
→主に、木材利用の事例紹介みたいなお話。
→学校施設や公共建築物、空港や駅舎などで木材使われているよ~とか。
→CLT(クロス・ラミネイティド・ティンバー)と言われる直行集成材の話もあった。
→あと、オリンピック施設で木材利用してね~って働きかけているよ~とか。
→木質バイオマス発電もあるんだよ~とか。
そんなん。

で。
別の方が、木材利用ポイント事業の説明。

時間がなくて、はしょった部分も多かった。
資料の通り説明してくれたから、ま、いただいた資料を見ればなんとなく理解ができる!という利点が☆


休憩を挟んで、
18:45 パネルディスカッション

パネリスト
・株式会社ソマウッドの久米歩代表取締役
・株式会社大功建設の大瀧浩司専務取締役
・林野庁関東森林管理局の上野司郎次長
・SBSラジオパーソナリティーの長谷川玲子さん
コーディネーター
・静岡新聞社・静岡放送シニアプロデューサーの澤木久雄さん



1.県内産の木材利用の拡大について話し合う
→林業の現状は?
→山林の機能維持は?公益機能については?
→林業(仕事)をしている人からみてどう?(エンドユーザーに対して)どんなことしている?

上野次長は、戦後(昭和30年)くらいから、住宅建築が増えたとか、静岡県内の材積率は高い(=資源量が多い)とか、人工林は手をかけてやらないとダメなんだよとか、そんな話をしていた。
久米さんは、林業は木を伐るのが仕事、循環させるのが林業とか、エンドユーザー(消費者)に実際山を見てもらって、生産者がわかるようにしているとか、そんな話をしていた。

たまに話がかみ合ってなくて(というか、話につながりがあるのかないのかわからなかった)、理解ができない部分があった。
いや…
事務局の理解力の問題もあるだろう。



2.県内産の木材の利活用について話し合う
→木材利用ポイントについてどう?どうしたらいい(利用者が増える)?
とか

上野次長は、重たい木でも、遠くてもより高く売れる市場へ運搬する傾向があるとか、そんな話をしていた。
長谷川さんは、主婦としての目線で、木材利用ポイントを話してくれて、ポイントで交換できる商品は結構いい品があるけど、カタログと違って、いいものなのかどうか判断がしにくいとか、そんな話をしていた。


その他に、ブランド化しての需要拡大とか、施主への丁寧な説明だとか…
お話していました。



私個人の、今後マイホーム新築を考えている者として言ってしまうと…
小難しいテーマにしないで、木材利用ポイントについて、どんなものなのか、なぜ予算を付けたのか、現在どう思っているのか、今後どうしていきたいのか、話せばいいんじゃないかな?
と、終わった後に思ったシンポジウムでした。


使ってもらいたいのは、木材利用ポイント。
木材の需要拡大を図りながら、地域活性化にもつなげたい、と。

わかりやすいよ。
それ。
賢くない自分でもわかるもの。

だけど、このシンポジウムではそこがおざなりになっていて、マイホーム建てる時に使ってみようかな~という気にはならなかった。

なぜって?

長谷川さんの意見そのものだと思う。
”いいものかどうかわからない”から。



木材利用ポイントそのものについて、話し合えばいいのに。
もったいない。


そんな感想でした(苦笑)。
明日は、別の話題を。

それでは、今日はこれで(事務局でした)。

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