さくらの便りが聞こえてくるころになりましたが、
お元気で、毎日お過ごしのことと、拝察いたします。
一昨日、大日本報徳社(国の需要文化財)で次世代
公共建築物研究会 木造建築部会が開かれました。
この会は地域再生・都市再生に貢献する公共建築物を
20年後をイメージしてどのような建て方をするのか
議論する会とのことです。
ちなみに、一般社団法人、公共建築協会が主催です。
報告や4人のパネラーが出て、パネルディスカッション
方式などで行われました。
中でも興味を惹かれたのが、東京芸術大学 教授
北川原 温先生の発言でした。
先生は今年5月1日~10月31日まで開かれる、イタリア、2015年
ミラノ国際博覧会日本館の建設に関わり、日本建築独特の”めり込み作用”を応用した
建物をつくりました。
また山梨県の北杜市を舞台に芸術系大学の長期滞在型
フィールドキャンバスを構想しています。
大量の間伐材を活用した、最先端の木造建築にするようです。
有機的に地域と連携して、街全体がフィールドキャンバスになる
構想です。
興味深いですね地方創生が話題になっていますが、もしかしたら
日本の地方創生の最先端を走るんではないかと、その実現をこころ
待ちにします。
まだまだ、花粉が多い時期です。
お気を付けください。
御機嫌よう さようなら 事務局でした。