先週末に和歌山県の高野山に行って来ました。
私は初めて訪れる場所で以前から一度は訪ねてみたい
場所の一つでした。
理由は空海さんが開いた密教の聖地はどんな
ところだろうと思っていたからです。
11月初旬、週末の高野山は紅葉が真っ盛りでした。
金剛峰寺などの多くのお寺と真っ赤に染まった紅葉は
見事で、息を飲むほどでした。
私は宿坊に泊まりましたが、気温4℃しかない早朝、お坊さん
のお勤めのお経に多くの泊り客と共にお付き合いしました。
身の引き締まる感じです。
翌日奥の院まで歩いていきましたが、道すがらに多くの名が知れた
人々のお墓が数え切れないほど並んでいました。
二代将軍徳川秀忠の妻、江の墓、豊臣秀吉、大河ドラマの主役黒田家や
加賀前田家等などです。
恐ろしく大きいお墓の周りに樹齢どうでしょう400年~500年は楽に経ている杉の
巨木がそびえ立つ様は歴史に押しつぶされそうになるほど、迫力がありました。
真言密教を中国から数多くの経典と共に、持ち帰り日本に布教した
弘法大使、空海の力を今更ながら見せつけられた高野山への旅でした。
時節柄 皆様ご自愛ください。
ごきげんよう さようなら 事務局でした。