中島京子 著 : 平成大家族
を、読みました。
緋田家は静かに暮らしていた。
リタイアした歯科医の夫と妻。
90歳の姑と、30歳のひきこもりの息子。
とてもひっそりと暮らしていたのに
長女夫婦の破産をきっかけに
出て行った子どもが、こぶ付きで戻ってきた。
突然始まった、大家族のドタバタを描いた
ホームコメディー。
一人一人の視点から見る家族は
それぞれ全く違った印象で、とらえ方も様々。
世代間のギャップに、戸惑いながらも
結局は、助け合い許しあう事が出来る
健全な家族の姿が、微笑ましい物語でした。