Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

カーネーションに見る、母と嫁の理想像千代とフネ

2011年11月03日 14時51分08秒 | きょうのベリー♪ (日記)

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NHKの朝の連続ドラマ

に登場する、麻生祐未扮するヒロインの母、千代の姿に
毎朝感動しています。


朝の連続ドラマと言えば、明るく元気で健気なヒロインの奮闘がテーマです。
今回は、世界的デザイナー一家となったコシノファミリーの生みの親、
小篠綾子がモデルで、まだまだ洋服が一般的ではなかった
大正時代に、ミシンと出会い、自分の道を歩き出した女性です。
そんなヒロインを、そっと見守っているのが麻生祐未扮する、母千代なのでした。

神戸の大富豪の令嬢だった千代は、
花嫁衣装を持ってきた善作と
駆け落ちして岸和田の呉服屋の女房になったのだが
生粋のお嬢様で、のほほんと生きていて
家事も商売もからっきしで、
夫と姑にいつも叱られてばかり。
しかし、そんな事はどこ吹く風という感じで
ただ飄々としているように見える千代。
そんな千代は、時にびっくりするほど客観的な鋭い洞察で
家族納得させる一言を呟く。


夫や姑に逆らうことなく、子どもたちを
大声でしかりつけることもなく、
「へぇ~、すんまへぇ~んっ」と
そう大して反省もしていない風。
とりあえずその場を取り繕って
恨まず、根に持たず。
そんな千代を見ていて、これぞ嫁!これぞ母!と
感動せずにはいられません。

そう、どこかで会った感じだと思っていたのですが、
彼女もこんなタイプの人ですね。

フネさん。
アホな子ども、サザエやカツオの馬鹿さ加減を憂うことなく、
はっきり言って頼りにならないウザい?夫波平につくし
いい子のワカメやタラちゃんにも、過度の期待をいだかない。
逆鱗に触れることもなければ、飛び上るほど喜ぶこともない。
平坦に生きるフネ。
彼女は、嫁ではないけれど
私がなりたい母の姿に近い。

ゆるがない女。
そんな女に強い磁力を感じる今日この頃のベリーです。