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電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

あれれ?室外機が凍ってるぞ

2014-01-24 06:12:57 | うんちく・小ネタ

エアコンの室外機が凍っている場合があります。

   Kooru_2

 実は、エアコン(ヒートポンプ)の特性上、

  外気温が5℃前後になると、

   熱交換器に氷が付いてしまいます。

  Danbou

   こうなると、熱交換器に外気が流れずに

    暖房運転もできませんので、「霜取り運転モード」になります。

「霜取り運転モード」は、室内機のファンを止めて、冷房運転をします。

 こうすると、室外機の熱交換器の温度が上昇して、

  氷が解けますので、

  そのあと、通常の暖房運転をします。

    (時々、エアコンから「バシャー」と音がすると思います)

しかし、外気温が低いと、

 暖房運転⇔霜取り運転の繰り返しとなって、

 暖房が案外に効かなくて、電気ばっかり消費してしまいます。

これが、エアコンの弱点です。

 ★外気温が5℃以下になると、暖房運転が厳しくなります。

   ◆福岡でも寒い夜に暖房が効かなくなります。

 ★暖房が効かないと設定温度を上げても、暖まることはありません。

 こうなると、電気ヒーター石油暖房器具の出番となります。

  ※とても寒い地域にエアコン(ヒートポンプ)暖房が使えない理由です。

ちなみに、

 エアコンの冷媒が不足したり、コンプレッサーの圧縮が弱くなると、

  同様に室外機に氷が付いたりします。

   ⇒外気温がそんなに低くないのに氷が付くと

     エアコンがちょっと心配です。 

冬の節電のイメージにご活用ください。

                              ・・・・ 電管太郎


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