自転車のライトからカビが生えたような
白いべとべとした液体が出ていました。
これが『電池の液漏れ』です。
このべとべとの正体は、乾電池内部の電解液(水酸化カリウム:KOH)です。
強アルカリでタンパク質を溶かします。⇒触るとヌルヌルします。
液漏れの原因として、以下の条件があります。
①過放電(電池が空になったままで、そのままにしている)
⇒電池の容器になっている電極に穴が開く。
②製造上の問題(安いメーカーの品物、製造上の不良品)
では、
液漏れの場合の処置は、
●アルカリ電池の場合・・・ 液はアルカリ性ですので、酢などの酸性もので
中和させて、ふき取ります。
(最近はアルカリ電池が主ですので、マンガン電池は省略)
乾電池の特性としては、
◆使用すると内部の抵抗値が大きくなる。⇒電流が流れにくくなる。
※使えなくなった電池もテスターで測ると、若干の電圧はある。
◆時間の経過とともに自己放電をしますので、食料品のような
使用期限があります。
※なるべく、新鮮なものを使いましょう。
◆アルカリ電池は、マンガン電池よりも電気の容量が大きい。
(価格:アルカリ電池>マンガン電池)
※電気機器によっては、マンガン電池の方が相性がよい場合もあり、
説明書に従って、電池の種類を確認してください。
◆それにしても、ボタン電池は種類が多いし、
電池型番の文字が小さくつらいからいやだ!
ただ、買う時に番号合わせが面倒です。
・・・・ 電管太郎
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