電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

電気代が、また変わりました。

2013-04-05 06:33:32 | ニュース

九州電力が、4月2日に発表した内容です。

 ⇒http://www.kyuden.co.jp/rate_application_message.html

◆自由化部門(高圧・特別高圧)の使用量の単価の上げ幅が、以前から比べて

  「+2.09円/kWh」⇒「+1.78円/kWh」と若干狭くとなりました。

    ☆標準の事業場の値上げ率(%)で報道されますが、

      定義が分かりにくい。?    

   ⇒4月以降の契約更新時に適用されます。

     (一律に5月の電気代からの値上げではありません)

◆低圧部門についても若干の上げ幅を狭くしています。

     ☆こちらも、マスコミ情報は標準家庭での上昇率(%)となっていますが、

      定義が分かりにくい。???

   ⇒ここでは、5月からの一斉値上げです。

仕事柄、自由化部門の電気代を把握しているつもりですが、

 ・継続割引が無くなりました。

 ・再生エネルギー促進賦課金等の単価も上がりました。

 ・5月の燃料費調整額が多くなりました。(+0.34円/kWh)

   などの情報量がとても多く、把握が大変です。

Yayakosi

かなり込み入ってきましたので、ここで電気代のおさらいです。

 現在、電気代の計算については、

  電気代=基本料金+使用量料金+燃料費調整額+その他賦課金

 と、形態が非常に難解になりました。

   ◆燃料費調整額は、毎月代わり、月末に翌々月の単価が発表になります。

   ◆その他賦課金(再生エネルギー促進賦課金等)は、毎年変更になり、

    ●九州電力が発表するのは、「太陽光促進賦課金」です。

    ●環境省が発表するのは、「再生可能エネルギー賦課金」です。

      で、将来的には、一緒になる賦課金です。

九州電力の検針者は、

電力メーターの値を入力して端末器から計算された電気料金を

プリントアウトして請求書を出します。

請求書には、一応書いてありますが、その根底にある計算方法については、

ホームページをじっくり見ないと理解できません。

 しかし、九州電力も、ホームページの告知だけで済むと思っているのが、

 ちょっと心配です。

  ☆実際には、細かな変更内容については、ホームページのリンク先を

   かなり進まないと必要な情報にたどり着きません。

   はたして、電気を購入している人が、どれだけ把握できるか心配です。 

全体を把握するまでは、しばらくかかることでしょう。

                                        ・・・・電管太郎


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