ふと、携帯電話に
某事業場に設置してある絶縁監視装置から警報が入った。
< 天候:晴れ 気温30℃ >
なんと、漏電の電流値が15A!
早速、現場に直行⇒⇒
現地に着き、
キュービクルでの漏電状況を把握する。
漏電が発生している電灯分電盤を調べ、
15Aも漏電している電気回路に辿りつく。
(事業場について、ここまでで約15分程)
とりあえず、ポチットブレーカーを切る。
⇒⇒⇒《絶縁回復のメール》が届く。
さて、
『電気の付いていないところはどこだ~~』
”なまはげ風”に探す。
あった!
照明回路の一区画(10基の蛍光灯有り)。
まずは、気長に、絶縁不良の照明器具を探す。
1台目・・・OK
2台目・・・OK
・・・・・
9台目・・・OK もしや
10台目・・・OK >>>照明器具の絶縁不良ではない。(T.T)
次に、配線の調査となる。
”大体、配線の絶縁が悪ければ、
初めから出ているはずなのに・・・”
と愚痴をいっても仕方がないので、
せめて漏電している区間を調べることにした。
・・・・・・・・ウオサオする・・・・・・・
で、ここだと見当を付ける。
何か配線が引っかかっていることに気が付く。
※引っかかっている個所が、天井材を取り付けている枠であった。
何とか配線を抜くと、
なんと、配線がこの枠に食い込んでいることを発見!!
※これでほぼ一日かかった。
こうした場合には、
初めのうちは若干でも枠とくっついていなかったものの、
時間の経過とともに、電線と枠がくっついたようです。
何とかわかって一安心。
やっぱり15Aの漏電は嫌なものです。
※この建物は、照明系統に漏電ブレーカーが付いていない。
コンセント系統には付いている。
建物が経ってから約4年程。
こうした時限爆弾的な漏電もあるものだと、
新たな経験をした【電】でした。
・・・・ 電管太郎【電】
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