『【電】さん、漏電ブレーカーが落ちるのですが・・・』
とお客様からの連絡で現地へ、
?漏電ブレーカーが落ちます。
時間帯は一定ではなく、落ちる時には続けておちます。
落ちない時には落ちません。
原因は分りません。
⇒回路はコンセント回路がほとんど
◆回路の電流値は、R相15A、T相5A(ブレーカーは50A定格)
◆電灯回路の絶縁抵抗値はOK!
◆電灯回路の各配線の状況を確認⇒OK!
◆これと言っての異常はなし。
ここで、漏電ブレーカーの1次側と2次側にクランプメータを当ててみた。
常時流れる分には、漏電は確認できません。
ピーク値を残しながらその漏電電流値を測定する。
結果、
⇒1次側 2.5mA前後で安定しますが、
ピーク値が20mA以上計測しました。
⇒2時側 2.5mAで安定しています。
ピーク値も同じ
つまり、同じ回路で漏えい電流のピーク値が違うことになります。
ここで、
漏電ブレーカーをよく見ると・・・
水で濡れた跡があります。
聞くところによると、雨水で濡れたことがあったそうです。
しかも、1985年製 で結構古くなっています。
ブレーカー落ちの原因を
『漏電ブレーカー不良』と想定しました。
※確定ではありませんが、
動作の確保をするために、
今回はこれを交換するようにします。
ちなみに、
漏電ブレーカーは、濡れてしまうと、
誤動作をします。
今回、
とりあえず子の漏電ブレーカーを交換して様子をみるつもりです。
後日談は後からご報告いたします。
・・・・ 電管太郎【電】
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