電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

エアコンの故障の簡易判断法

2014-07-30 18:16:33 | 電気ネタ

エアコンの電気的な故障で多いのが、

 ①制御基板の故障・・・制御不能

 ②冷媒コンプレッサーの不良

 ③冷媒用コンプレッサー用のヒーターの劣化による漏電

    があります。

ここで、

  最近のエアコンは、エラーコードシグナルを発しますので、

  それを確認すると、メーカーの修理対応が早くなります。

エアコンがおかしくなると・・・

  ◆家庭用エアコン⇒運転ランプを見る。

    例えば、”2回点滅して1回休むと故障は〇〇”

     と故障に応じた点滅を繰り返します。

  ◆業務用エアコンはリモコンを見る。

    例えば、リモコンに”U0 E01”などの様な表示がでます。

Era

  これらを確認して

  エアコンのメーカー・型式・年式・製造番号を調べて、

   修理業者に連絡をすると、

   修理業者もある程度の予測をして、

    修理道具を準備してきます。

  Era2

     ★この時期の修理屋さんは、悲惨です。

  ⇒まったく調べないで、「とにかく来て!」となると、

     時間と手間がかかります。

ここで、

 電話確認にて、点滅の有無を言いながら、

  修理業者から「コンセントを外して、入れてください。」

    で、

   状況の変化が無ければ、制御基板が不良となり、

   同形式の制御基板を準備してきます。

   といった感じです。

エアコンに繋がっている漏電ブレーカーが落ちた場合には、

 ②と③の可能性があります。

 業務用エアコンの場合には、

 ◆漏電ブレーカーの復旧が出来、

   運転を開始するとブレーカーが落ちる場合には、

    「コンプレッサーの故障」となり、

    コンプレッサーの交換⇒②のケース

 ◆漏電部ブレーカーを入れてもまた落ちる場合には、

   「コンプレッサーヒーターの劣化」と

     予測できます。

  ここで、一番、修理費用が掛かるのが、

   ②の冷媒コンプレッサーの交換です。

     <人間でいうところの心臓です。>

   ③のコンプレッサーヒーターの場合には、

     とりあえず、ヒーターを外すと使えます。

エアコンも壊れることがりますので、

 こんなことを頭に置くと、

  エアコンの修理屋さんが効率よく修理ができます。

                   ・・・・ 電管太郎【電】