エアコンの電気的な故障で多いのが、
①制御基板の故障・・・制御不能
②冷媒コンプレッサーの不良
③冷媒用コンプレッサー用のヒーターの劣化による漏電
があります。
ここで、
最近のエアコンは、エラーコードやシグナルを発しますので、
それを確認すると、メーカーの修理対応が早くなります。
エアコンがおかしくなると・・・
◆家庭用エアコン⇒運転ランプを見る。
例えば、”2回点滅して1回休むと故障は〇〇”
と故障に応じた点滅を繰り返します。
◆業務用エアコンはリモコンを見る。
例えば、リモコンに”U0 E01”などの様な表示がでます。
これらを確認して
エアコンのメーカー・型式・年式・製造番号を調べて、
修理業者に連絡をすると、
修理業者もある程度の予測をして、
修理道具を準備してきます。
★この時期の修理屋さんは、悲惨です。
⇒まったく調べないで、「とにかく来て!」となると、
時間と手間がかかります。
ここで、
電話確認にて、点滅の有無を言いながら、
修理業者から「コンセントを外して、入れてください。」
で、
状況の変化が無ければ、制御基板が不良となり、
同形式の制御基板を準備してきます。
といった感じです。
エアコンに繋がっている漏電ブレーカーが落ちた場合には、
②と③の可能性があります。
業務用エアコンの場合には、
◆漏電ブレーカーの復旧が出来、
運転を開始するとブレーカーが落ちる場合には、
「コンプレッサーの故障」となり、
コンプレッサーの交換⇒②のケース
◆漏電部ブレーカーを入れてもまた落ちる場合には、
「コンプレッサーヒーターの劣化」と
予測できます。
ここで、一番、修理費用が掛かるのが、
②の冷媒コンプレッサーの交換です。
<人間でいうところの心臓です。>
③のコンプレッサーヒーターの場合には、
とりあえず、ヒーターを外すと使えます。
エアコンも壊れることがりますので、
こんなことを頭に置くと、
エアコンの修理屋さんが効率よく修理ができます。
・・・・ 電管太郎【電】