電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

携帯用ガソリンタンク

2013-09-16 06:54:48 | 注意事項

携帯用ガソリンタンクの使い方のおさらいです。

 まずは、ガソリンについて

<ガソリンの特性>

 ・熱膨張をする。(温度が高くなると体積が増える)

 ・常温でも常に気化している。また、温度上昇に伴って気化が激しくなる。 

 ・気化したガソリンは、火種火が点く

 ・気化したガソリンに火が点くと、とにかく簡単には消えない。

    ⇒気化したガソリンは大変危ない。

  Gasorin

<携帯用ガソリンタンク>

 ・消防法を元に作られているタンクは、かなりの圧力に耐えられる。

 ・ガソリンを注ぐときには、

  まず、圧力抜きバルブで圧力を抜いて、注ぎ口のフタを開ける。

  でないと、フタを開けるとかなりの勢いで飛んでいく。 

これらのことを踏まえて、

 ①ガソリンタンクは日に当てずに、涼しいところに置く。

 ②夏場は温度が上がるので、少なめに入れる。

  ⇒10リットル缶なら『7リットル』程にしておく。

   ※10リットルがフタを開けるときにガソリンが膨張しているので

    ガソリンが吹き出ます。

Gasorin_4 

 ③発電機にガソリンを入れるときには、エンジンを止める。

   ※排気ガスの温度が高いことと、

     若干、排気ガスには火が出ていることがある。

   排気マフラーには、スパークアレスター(火花防止)が付いていますが、

   万全ではない。

 Hatudenki

さらに、

 キャンプで発電機を使う場合には、

  消火器も準備したほうがいいと思います。

  普段は、台所に置いておくと、奥さんも安心!

   Syoukaki

    ◆初期消火に有効です。とにかく火が消えません。

ガソリンは、危険物(4類)に属している危険物です。

 気を付けて扱いましょう。

                             ・・・・ 電管太郎