ビジネスをする上で、いろいろと支援してくださる人って大切ですね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。
「VB支援のキーパーソン」
・自らもベンチャー企業でありながら、ベンチャー企業に経営上のアドバイスをしているのが兵庫県太子町に本社を置くアシストワンだ。
---支援する際、大切にしている点は。
・「各企業が持つ技術や経営資源といった強みを最大限に生かし、商品開発することだ」
---ベンチャー企業に対して感じることは。
・「規制緩和など大きく社会構造が変わる今、新しい市場が生まれるビジネスチャンスだ」
---最近、国内では若者が起業したがらない。
・「5年前から兵庫県内の高校で『スチューデント・カンパニー・プログラム』を進めている。生徒達が額面100円の株式100株を元手に資本金1万円の模擬会社を設立。保護者などにも出資してもらい、4ヶ月間ブローチなどの商品を作って販売する。決算書をまとめ、配当も出す。期間の終わりには株主総会も開催する。仕事を進める上での伝達能力の大切さを学ぶことができる」
(引用:2010/10/27 日経産業新聞より)
とのことです。
資本金1万円の模擬会社って、なるほどなあと思いました。
こういった体験が学生の時にできるって良いですね。
私も大学生の時に、学園祭の屋台で皆で「手羽先」を販売し、終わった後には皆で収支報告会をし、利益はクラブ活動に当てたり・・・
また、音楽系のクラブに入っていましたが、部内には企画部・宣伝部・渉外・メカニック・・・などの部署があり、年に数回あるコンサートでは私の所属していた宣伝部が地域の中小企業や飲食店を回ってコンサートパンフレットのスポンサーと資金を集めてきて、そのお金で運営をしていました。そういえば先輩の誰かが「クラブは小さな社会」だと言っていたような気がします。
小さな事ですが、こういった体験を学生の時にしておくことって結構大事だなと感じます。ビジネスに興味を持ち、仕事に対する心理的なハードルを下げてくれるのではないかと思います。
事業をしていくにはヒト・モノ・カネ・情報・教育、、、さまざまな面での支援者が必要です。
私のオヤジの話で恐縮ですが、だいぶ前にこんな話を聞きました。
戦後、まだうちの家では海産物や乾物の卸だけを営んでいたころ、地元市内で大火事がありました。市街地のほとんどを焼き尽くす大変な火事だったようです。
火事が収まったある日、焼け野原となった会社でオヤジがこれからどうするかと立ちつくしていた所に、ある県外のお取引先が車でやってきてこう言ったそうです。
「お~い!、いつから商売再開するの?!」
「何時からって・・・見ての通り、全部焼けてしまいました。何~んにも売るモンは残っとりゃしませんよ。」
「そうか。じゃあ明日着でトラック1台分商品を送るからよろしく!」
「???。トラック1台分送るったって、金も無いですよ!」
「あ~、そんなの良いから早く商売を再開しなさいよ!支払は商品が売れてからでいいから。じゃあよろしく!」
と言って帰って行ったそうです。
なんとも戦後の大らか?な時代の話と言ってしまえばそうかもしれませんが、オヤジは本当に助かったと言って感謝していました。
このように支援していただける人がいなければ、大変なところでした。
厳しい時代ですが、こうした支援者のいる環境と、敗者復活のしやすい世の中になると良いなと思います。
さあ、あなたのビジネスにも支援者はいらっしゃいますか。
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経営コンサルタント 中小企業診断士 藤田雅三
朝からいいお話を聞かせてもらいました!
そして、学生時代の音楽系クラブに属していた時の藤田さんの写真を見てみたいです。ヘビーロッカー?
ちなみに私はひそかに高校時代軽音楽部でした!(パートはシンセサイザー)曲は、当時はやっていたZARDとかでしたね・・
ヘ、ヘビーロッカー?というのは初めて耳にしましたが・・・(゜_゜;)
僕のオリジナル曲はハードロック系でしたが、途中でさわやかポップス系に路線変更しました。ミーハーなので(汗;
オリジナル曲なんてあったんですか!聴きたいなあ~。さすが藤田さん、多才ですね!
関係ないですが、藤田さんのブログにコメントさせて頂くと、拙ブログのアクセスまでアップします。
おそらくこのブログ経由のリンクの来訪者が増加するのでしょう。
別にそれを狙ってコメントさせてもらっているわけではないのですが、ここでも改めて藤田さんのすごさを感じたしだいです・・^^