中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

情意評価

2012年09月07日 07時03分15秒 | 人事・組織

 

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「意欲の評価 本人と協議」
・しまむらは販売員の規律性や仕事への取り組み姿勢を評価する「情意評価」の透明化で若手らの不満を未然に解消する。
・情意評価では社員が売場づくりや接客、業務効率化についての自己評価を申告し、考課者が5段階で評価する。
・その際考課者と本人が対面して評価内容について協議。考課者の示した評価に不満があれば社員は修正を求め、話し合いの末に最終評価を決める。
(2012/08/29 日経MJより)

とのことです。

情意評価は役員を除く全社員で、管理監督者まで対象とのことです。

情意評価といえば「規律性」「責任性」「積極性」「協調性」などの項目が一般的ですが最近ではそれほど重視しない企業や、上位等級の役職者の評価にはあまり採用しないこともあったかと思います。

最近では業種問わず情意評価を採用する企業が増えているとのことで、こうした仕事への取り組み姿勢を見直す動きが出ているのかもしれませんね。

全体評価にしめるウエイトは目標達成率が60%で情意評価は40%とのことで結構高い比率ですので、売上が未達成でも情意評価で挽回できるということで働く者の意欲を引き出すのに一役買っているようです。

もちろん目標達成や業績評価は重要ですが、情意評価を軽視しないで、項目をしっかりと作り込むことをお勧めします。そして本人と考課者できちんと協議する運用で、仕事への取り組み姿勢は良くなるでしょう。
仕事への取り組み姿勢が良くなるということは、間接的に業績に反映されてくることが十分に期待できると思います。

情意評価、態度評価とも言われたりしますが、自社でも見直してみませんか?

 

★ブログランキングに参加中です。1日1クリック応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 /経営コンサルタント部門
blogramランキング


中小企業の戦略・マーケティング・人材開発/研修・人事制度
創業 / ベンチャー支援 経営革新 企業再生 事業承継 / 後継者支援 初回無料ご相談はお気軽にこちらまで。E-mail
藤田経営研究所 公式サイト
経営コンサルタント
経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 任せて支援 | トップ | 野毛で »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

人事・組織」カテゴリの最新記事

Twitter

カレンダー

2024年8月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

バックナンバー

  • RSS2.0

なかのひと

無料アクセス解析