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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「千客万来戻れ コンビニ奔走」
・新商品のハムカツおひとついかがですか。東京都小金井市のセブンイレブン小金井貫井南町5丁目店パート従業員の山崎重子さんが一口サイズに切り分けたハムカツを振舞っていた。立ち寄る客に揚げたてですよと笑顔で話しかける。まるでスーパーのような試食風景だ。12年開業の同店は外から見ればどこにでもあるセブンイレブン。最寄駅からとほ15分ほどの住宅街で立地に恵まれているわけではなくしかも隣接する敷地はコンビニと競合する食品スーパーいなげやがある。
にもかかわらず客数は年々増え続け、現在は開業当時の1.4倍。直近もセブン-イレブン・ジャパン全体の17年度の1店当たり1日平均来店客数が1.4%減だったが、同店は7%増。18年度に入ってからもさらに3%上回る。商圏人口や世帯が増えたわけでもないのにだ。
(出所:2018/7/25 日経MJ)
とのことです。
同店のオーナーは「接客で常連が増え、来店頻度が増えている」と語っているようです。試食は客と店員が馴染みになる手段、この山崎さんは日常的な話をしに立ち寄ってくれるようになる、仕事というより世間話をしている感じとのこと。こうした自然体の接客は女性やシニアを中心に常連客を増やしているようです。
また、手づくり感のある商品ポスターや写真を貼ったボード、POP、割引キャンペーンは全店共通でも対象品一つ一つにPOPでメッセージを伝えているとのこと。
しかもこうした取り組みが同店のパートさんやアルバイトさんの自主的な取り組みで、従業員が毎週の販売計画を立て、売場づくりや発注を担っているそうです。
やはり販促の基本は接客とPOP。セルフサービスという仕組みだから接客や説明は必要ないのではなく、セルフサービスに接客やPOPという説明で販促を補うのはやはり基本中の基本なのです。
言われれば当たり前のことなので、ピンとこない反応の薄いお店の経営者もいるのですが、この当たり前のことができていない店が多いもの。
接客やPOPなんかやっているよ、というレベル(単なる普通のレベル)ではなく、「接客とPOPの地域一番は当店だ!」というレベルまでやってみてはいかがでしょうか。
あたりまえの販促、あたりまえの接客やPOPも「地域一番のレベル」なら当たり前ではなくなるわけです。
それにしても、パートアルバイトさんが自主的にやっているというのはすごいですね。楽しんでやる気を出して取り組む何かがお店にあるのでしょうね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
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藤田雅三