2021.01.07.fri.
博物館に初詣。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/9301e14f2ad80ebdb2242275b2ed5d2e.jpg)
干支の企画展、丑詣。なかなか見応えがあった。
古くから人類との関わりのあった牛は、世界中で様々なかたちで残っている。
鳥獣戯画で牛に注目したことってなかったなあ。
乙巻に見る牛達は賑やかで微笑ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/3e/fc20fc2f7c38accfc206cddb4b469a37.jpg)
朝鮮半島の素朴な土偶(陶俑)、水滴、香炉、硯など
小さく可愛きもの達を見ていると時間を忘れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a5/8e7cb4a451310b14daeb279743f27465.jpg)
雅な牛車を描いた絵巻も多く展示されていたが、
平安時代の牛車に乗るマナーの解説に思わずクスリ。
見返り美牛図にも釘づけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/33/dc84d97cde82d596770b1c4d4c228e5d.jpg)
欲を言えば蘆雪の「牛図」も見たかったわ。
これの写しの帯が欲しいと言ってたことがあったっけ(^^;;
「十牛図」。
牛を本当の自分の象徴として、逃げた牛を追い、
自分とは何かを探し求める牧人の旅の物語絵だ。
相国寺で画僧周文が描いた「十牛図」を見るたびに
心のリセットをかけていたんだけれど、
こうしてみると牛もなかなか活躍してますねえ。
そして、「松林図屏風」。
これはもう今更言うことありません。
でもこんなにガラ空きの第2室は初めてかも。しみじみ堪能した。
こんな贅沢な鑑賞はもうできないかも?
その後夫、東洋館のミュージアムシアターで「乱世を生きた画家 等伯」を観る。
終了後撮影タイムがあって、SNSでタグ付けしたら記念品進呈というので、
急いでインスタに投稿(^^;;
ステッカーをいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ac/5517e6ce183fa9baaad2dc214f442180.jpg)
智積院蔵の久蔵の「櫻図」、等伯の「楓図」は何度も観に行ったので、懐かしく映像で鑑賞した。
松林図は久蔵急逝の後、傷心の等伯が描いたと覚えてたけれど、
この解説ではどうやら櫻・楓と同時期らしい?
しかも、モチーフから三保松原図か天橋立図を描こうとしていたらしい?
そしてどこかの寺社から依頼された障壁画の大下図だったことが、
継ぎ足した紙から推察されるのだそうだ。
ふーん。そうだったんだ。
東博の本館、東洋館と久しぶりにじっくり鑑賞したあとの夕焼け。
感染拡大が広がる中で、少し気が咎めながらのひとときだったが、
やっぱりこの時しか見られない、この日感じた思いはかけがえのないものです。
博物館に初詣。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6c/1c983278c108a2213e71bdcabea3fab8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/1a/9301e14f2ad80ebdb2242275b2ed5d2e.jpg)
干支の企画展、丑詣。なかなか見応えがあった。
古くから人類との関わりのあった牛は、世界中で様々なかたちで残っている。
鳥獣戯画で牛に注目したことってなかったなあ。
乙巻に見る牛達は賑やかで微笑ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/3e/fc20fc2f7c38accfc206cddb4b469a37.jpg)
朝鮮半島の素朴な土偶(陶俑)、水滴、香炉、硯など
小さく可愛きもの達を見ていると時間を忘れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/fa/156875b3b139a07998a783c0b063a094.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d6/49c4ff982da31e382fc5d6d0b1720452.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/a3/db504488aca59b408348a14ec4356eaf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a5/8e7cb4a451310b14daeb279743f27465.jpg)
雅な牛車を描いた絵巻も多く展示されていたが、
平安時代の牛車に乗るマナーの解説に思わずクスリ。
見返り美牛図にも釘づけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/d6/8f77da4bb7d19df58398cb8f1d637bbc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/33/dc84d97cde82d596770b1c4d4c228e5d.jpg)
欲を言えば蘆雪の「牛図」も見たかったわ。
これの写しの帯が欲しいと言ってたことがあったっけ(^^;;
「十牛図」。
牛を本当の自分の象徴として、逃げた牛を追い、
自分とは何かを探し求める牧人の旅の物語絵だ。
相国寺で画僧周文が描いた「十牛図」を見るたびに
心のリセットをかけていたんだけれど、
こうしてみると牛もなかなか活躍してますねえ。
そして、「松林図屏風」。
これはもう今更言うことありません。
でもこんなにガラ空きの第2室は初めてかも。しみじみ堪能した。
こんな贅沢な鑑賞はもうできないかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/98/8cea3e4d8a1123e850961ebd9e3213ed.jpg)
その後夫、東洋館のミュージアムシアターで「乱世を生きた画家 等伯」を観る。
終了後撮影タイムがあって、SNSでタグ付けしたら記念品進呈というので、
急いでインスタに投稿(^^;;
ステッカーをいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/e8/dea7ff47b637ebeaba1188b6ee311cff.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ac/5517e6ce183fa9baaad2dc214f442180.jpg)
智積院蔵の久蔵の「櫻図」、等伯の「楓図」は何度も観に行ったので、懐かしく映像で鑑賞した。
松林図は久蔵急逝の後、傷心の等伯が描いたと覚えてたけれど、
この解説ではどうやら櫻・楓と同時期らしい?
しかも、モチーフから三保松原図か天橋立図を描こうとしていたらしい?
そしてどこかの寺社から依頼された障壁画の大下図だったことが、
継ぎ足した紙から推察されるのだそうだ。
ふーん。そうだったんだ。
東博の本館、東洋館と久しぶりにじっくり鑑賞したあとの夕焼け。
感染拡大が広がる中で、少し気が咎めながらのひとときだったが、
やっぱりこの時しか見られない、この日感じた思いはかけがえのないものです。