ペーパードリーム

夢見る頃はとうに過ぎ去り、幸せの記憶だけが掌に残る。
見果てぬ夢を追ってどこまで彷徨えるだろう。

桜の季節に・・・

2014-03-30 00:13:02 | 歌を詠む


十八の春
上京後の私の部屋で
泣いていたという祖母
遠い記憶の中の でも
すぐそこにある 春

35年前の今頃です。
希望を胸に東京に出てきた私は、
おばあちゃんの気持ちなんて
考えてもいなかった。
後で父からそれを聞いて、思わず涙が・・・。

祖母が亡くなって20年も経つのに、
この桜の季節に
私の部屋でひとりで泣いていたという
あの時の祖母のことを思うと、
18歳の少女の頃に簡単に戻ってしまうのです。

善福寺川緑地も井の頭公園も、すっかり春の色になりました。

 

 
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さよなら、平田先生

2014-03-28 02:00:52 | 暮らしあれこれ

帽子デザイナー、平田暁夫先生が亡くなられたことを知ったのは、
先日、熱川の温泉から上がって来た時。
嗚呼・・・とうとう逝かれてしまった。

お会いしたのは二度。
「平田先生は私の帽子の師匠の師匠です。
 だから勝手に孫弟子と名乗ってます」と言ったら苦笑しておられたっけ。
「郷里が同じ飯田なんですよ」と言うと、
「そうなの? 僕は大瀬木の方でね」と
懐かしそうに微笑まれたお顔も忘れられません。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=704276441&owner_id=5211309

どうしてあんな田舎から、
ダンディーな世界的帽子デザイナーが生まれたのか不思議でならなくて、
ある同人誌で「郷里の先人」というテーマで依頼を受けた時、
調べて書いたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/ezn03027/e/92c04404e5b4b866446c8bb045cba1e8

3年前のスパイラルでの展覧会の時は、
被り方のご指導もしていただき、
清水舞台!(笑)のお値段の素晴らしい帽子を手に入れたのも、
懐かしい思い出。

2014年3月19日逝去。享年89。
平田先生、素晴らしい帽子の世界を見せてくださってありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

※写真は2008年2月2日、ホテルオークラにて。
一緒に撮っていただいた写真を何度もチェックされて、
「うん。これはいいでしょう」とようやくOKをいただいたのも懐かしい・・・。



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貝力

2014-03-27 22:12:12 | 美味いただく
140324.mon.-2

名付けて「貝力(かいりき)」。
熱川のこの店に来ると
絶対に食べたいのは、これ。
伊豆の魚介と納豆を混ぜていただく
パワフルなおつまみです。
季節は春。春は貝がうまい!
最初から決めてました~、って?(笑)



日本酒に合わせるなら
いい鰯が入ってますよ、と言われて
頼んだのは「ピリ辛いわし」。
無口で頑固な大将が、
3年がかりで開発したとあっては
頼まないわけにはいきません。
青唐辛子を混ぜ込んだ
なめろうみたいな一品です。
ピリ辛っていうか、激辛!
でも、うまっ・・・。



結局、食べきれず、お持ち帰り。
翌朝、トーストに薄くのばして塗り、
チーズをかけて焼いたら、
これがまた美味しいのでした。



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風力発電機を詠む

2014-03-27 22:09:26 | 歌を詠む
140324.mon.-1

かつて、風力発電機を見て
「ぐわりぐわり 秋の空を回す」と
書き表した先輩歌人がいる。



ここ伊豆熱川に来るたびに目にする
風力発電機の連なる風景。
季節は春。今回の印象は・・・




春夕焼け世界をまわす巨き羽根

汐風が染めたる西の空を切るごとく回るや風力の羽根

巨大な羽根
軽やかに回り
春夕焼けのスクリーンに
エネルギー持続可能の
夢を映す


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お魚トンネル

2014-03-23 02:34:40 | 旅する
140321.fri.



網代のお魚トンネル通過~。
久しぶりの伊豆は快晴。
手前の桜並木も見事でした。


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苺尽くしの

2014-03-21 15:18:33 | 美味いただく
140320.thu.
姪の愛ちゃんと飾り付けした
苺尽くし段々ケーキ。
中学入学おめでとう~🎶



昼は上京してきた両親とランチ。
京都光琳の鞍馬膳。
82歳と79歳。
元気でいてくれてありがとう!

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甘酒スイーツ

2014-03-19 10:25:32 | 美味いただく
140318.tue.



打ち合わせが続いて、なんだか疲れちゃったので、
福光屋さんで甘酒ビーチパフェなんか頼んでみました。
隣のカウンター席では、サラリーマンが2人、
蔵出し新酒の飲み比べなんかしてますよ。
えぼ鯛の粕漬けをつまみながら。いいなあ~。

19時になるから、さ、帰ろっと。
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先達の言の葉を・・・

2014-03-17 01:04:14 | 歌を詠む
140315.sat.
俳人の黒田杏子さんの講演会を聞きに善福寺キャンパスへ。



「HAIKUは日本の国民的文芸として、今や世界のどの国でも親しまれています。
 日本語を読み書きできれば、だれでも俳句は作れます。
 さあ、今日から始めましょう!ということを話しに来ました」と。

まずは、黒田さんが俳句を通して、
その人柄と生き方に感銘を受けた二人の人物のお話。
新潟の磯見漁師、斉藤凡太さん。88歳。
彼の作る句は、彼にしか詠めない。
<雹去って敢然と立つ波の上>
<名刺には漁師と書いて衣替え>
これほど季語に魂が吹き込まれている句はない、と。

もう一人は、アメリカ人外交官のアビゲール・フリードマンさん。
乞われて、無償で俳句の指導をするが、
大きく得るものがあったのは自分のほうだった、と。
アビゲールさんの著書『私の俳句修行』を通じて、美智子皇后から
「惜しみなくアビゲールさんに時間を捧げたことに敬意を表する」と
いわれたそう。

黒田さんは会社勤めの傍ら、全国の桜を追って、
57歳まで桜花巡礼を続けたそうだが、
例えば、マイ桜の定点観測でもいい。
桜という植物を、季節という横軸と一日の時間という縦軸で観察すれば、
どれほど美しい日本の言葉に触れて、
昔の人が残してくれた恵みを味わうことができるか計り知れないと仰る。

俳号を持つことは、もう一つの人生を生きること、
二つの世界を行き来する楽しみがある、とも。
実は私、今年から俳号を変えたばかり。
空(くう)から稀香(きこ)へ、また新しい世界をつくれるかな。

トレードマークの作務衣風上衣ともんぺ姿、白髪のおかっぱの俳人が、
早口で、時折可愛らしく笑いながら語ってくれた充実の二時間でした。

 

外に出ると、キャンパスには彼岸桜が満開で、
薄紅色の花弁の塊がぽんぽんとリズム良く揺れているのでした。

<先達の言の葉を花とするこころざし>
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お雛様ケーキ試作

2014-03-16 14:04:02 | 美味いただく
そういえば、先日、ケーキを試作した。
姪っ子2人が大学と中学に合格したので
お祝いに作ってあげようかなと思ってね。



見よう見まねのお雛様ケーキ。
仕上げの雑なところはさておき、
練習としては、まあいいんじゃない?
と、オバ馬鹿な私。

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010:倒(コバライチ*キコ)

2014-03-16 03:47:36 | 題詠2014
山越えてたすきをつなぐ若者は使命果たして倒れ込みたり
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